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価値あるとされたテクノロジーや資産は、歴史で見れば最終的に価値は下落する?


はじめに

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。

投資家目線で世の中を見渡せば、色々なものが投資できることに気がつくはずです!
例えば私は、地政学リスクの可能性はゼロでは無いと考えており、株式投資の他にリスク分散の観点から、金も加えたポートフォリオにしております。

さて、過去に価値あるとされたテクノロジーや資産は、最終的に価値が下落する傾向があるのか?
歴史を振り返ると、多くの例が存在することがわかりました。
昨今は生成A Iの分野は目覚ましい普及と、インフレーションを現代の私たちに見せてくれています。
しかし、革新的な物や技術は必ず後退する時期が来ます。

今回はそのことについて調べてみました。
それではどうぞ!


テクノロジーの陳腐化

かつては文章作成に欠かせないツールだったタイプライターは、パソコンの普及によりほとんど使われなくなりました。
私の時代はすでにありませんでした。

映画や音楽の記録媒体として広く使われていたビデオテープも、DVDやBlu-ray、そして近年はストリーミングサービスに取って代わられました。

携帯電話の黎明期に爆発的なヒットとなったガラケーも、スマートフォンの登場により急速にシェアを落とし、今ではほとんど姿を消しました。

これらの例からも分かるように、テクノロジーは常に進化しており、新しい技術が開発されると、旧来の技術は陳腐化し、価値が下落する傾向があります。

以降に例を出しました。

過去に価値あるとされたテクノロジーや資産の例

テクノロジー系

情報通信技術

  • ダイヤルアップ接続: インターネット接続の黎明期に広く利用されていましたが、ADSLや光回線の普及によりほとんど使われなくなりました。

  • フロッピーディスク: パソコンのデータ保存媒体として広く利用されていましたが、CD-ROMやUSBメモリ、そして近年はクラウドストレージに取って代わられました。

  • PHS: 携帯電話よりも小型で安価な通信端末として人気を集めましたが、スマートフォンの登場により市場から消滅しました。


家電業界

  • ブラウン管テレビ: 長年、テレビの主流でしたが、液晶テレビの普及により姿を消しました。

  • ビデオデッキ: VHSやβといった規格がビデオテープの録画・再生に広く使われていましたが、DVDやBlu-ray、そして近年はストリーミングサービスに取って代わられました。

  • ポータブルCDプレーヤー: 音楽を持ち運びながら聴くためのツールとして人気を集めましたが、MP3プレーヤーやスマートフォンに取って代わられました。

その他

  • 写ルンです: 使い捨てカメラとして一世を風靡しましたが、デジタルカメラの普及により販売を終了しました。最近また売ってましたけどね。

  • テレホンカード: 公衆電話で通話するために使用されていたプリペイドカードですが、携帯電話の普及により利用者が激減した。

  • レコード: 音楽を聴くためのアナログ盤として長年愛されてきましたが、CDや音楽配信サービスに取って代わられました。


資産係

金融商品

  • 金: 長い間、価値の保存手段として重宝されてきましたが、近年はビットコインなどの仮想通貨にその座を脅かされています。

  • 債券: 国や企業が資金調達のために発行する証券ですが、金利の低下やデフォルトリスクの高まりにより価値が下落することがあります。

  • 株: 企業の所有権を証明する証券ですが、経営状況の悪化や市場環境の変化により価値が下落することがあります。

不動産

  • バブル期に購入した土地や建物: バブル崩壊後は大幅に下落し、多くの資産家が負債を抱えました。

  • リゾートマンション: 一時は投資目的として人気がありましたが、現在は過剰供給により売却が難しくなっています。

  • 農地: 農業従事者の減少や高齢化により、耕作放棄地が増加しています。

その他

  • 美術品: 時代や流行によって価値が大きく変動することがあります。

  • アンティーク家具: 需要が減少し、価格が下落しているものがあります。

  • コレクション: 希少価値や人気によって価値が大きく変動することがあります。

経済状況の影響

経済危機や景気低迷の影響で、資産価値が下落することもあります。

例えば、日本のバブル期は記憶にも新しいでしょう。
地価が暴騰し、多くの人が資産家となりましたが、バブル崩壊後は大幅に下落し、多くの資産家が負債を抱えました。

人間の嗜好は変化する

著名な画家の作品は非常に高値で取引されますが、時代や流行によって人の見ている価値が大きく変動します。
永遠の流行りは歴史にはありません。

未来における価値は保証されない

これらの例からも分かるように、テクノロジーや資産の価値は常に変化しており、未来においても価値が保証されるものはありません

最後に

歴史はどんな分野でも韻を踏みます。
過去に価値あるとされたテクノロジーや資産は、最終的に価値が下落する傾向があります。十分価値や流行を見極めることはこれからも必要なスキルでしょう。流行と言う字は流れ行くと書きますが、流されるだけでは投資家としてはまだまだなのかなと個人的には思います。
次の成長の芽を常に探してゆきたいものです。

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