見出し画像

少し遅れて初詣と大御心〜明治神宮〜

参拝は年に12回ほど

神社には「お願い」「祈り」でなく「感謝」を伝えに行く所と教わってから、月次で「お礼参り」という形で参拝しています。

「いつも見守ってくださり、ありがとうございます。何か世の中や誰かのお役に立てるならこの体をお使いください」っていうような感じで、もちろん、住所と名前も先に伝えています。

神様が存在するかしないか願い事をするとかというより、心の拠り所としての存在として位置付けていまます。

なお、新興宗教などはなく、葬儀などは浄土宗の家系。

おみくじは、大吉、凶などの判定のない「大御心(おおみごころ)」

明治神宮のおみくじは、明治天皇や昭憲皇太后様が生前にお詠みになられた御歌が30ほど用意されていて、おみくじのように六角の箱からひきだしてその御歌を手にするもので、大吉、凶などが出てくるわけではないんです。

毎回、大御心というおみくじを引いていて、今回は「巌上松(がんじょうのまつ)

あらし吹く世にも動くな人ごころ
いははに根ざす松のごとくに

(訳)たとえ、どのように嵐が吹きすさぶ、はげしい世の中の変動に会っても、あの巌の上に、どっしりと根を張っている松の大木のように、しっかりとした信念を持って、心を動揺させてはなりません。

(解釈)
世の中は、いつも平穏無事ではありません。
お互の生活でも吉凶禍福は次々と起こってきます。
このような社会に生き抜くためには、常に修養につとめ、巌上の松のように、不動の信念の根を養いましょう。

昨年の大晦日と同じ御歌でした

黄色のバージョンが昭憲皇太后様の御歌

実は、巌上松という御歌は、昨年の大晦日に初めて引いたのですが、2回連続で引いたののがびっくり。

何が起こっても不動の信念でいることを意識して過ごします。

30種類の御歌がありますが、まだまだ引いたことがない御歌があったり、よく引く御歌もあります。

これらを偶然と捉えることもできるし、お告げと捉えることもできます。

僕は「お告げ」として解釈し、それを指針として人生を楽しめるようにしています。

なので、毎月のお礼参りが楽しみなのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?