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2024年J1第2節鹿島アントラーズvsセレッソ大阪@県立カシマサッカースタジアム

3月2日は第2節セレッソ大阪戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。

結果は1−1の引き分けです。

開幕戦では名古屋グランパス相手に完封勝利を見せてくれました。

それだけにこの試合でも期待値は高かったです。

残念ながら連勝はできませんでしたが終盤の猛攻撃は迫力を感じました。

まずはセレッソ戦を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 早川 友基
DF32 濃野 公人
DF55 植田 直通
DF5  関川 郁万
DF2  安西 幸輝
MF13 知念 慶
MF25 佐野 海舟
MF15 藤井 智也
MF33 仲間 隼斗
FW14 樋口 雄太
FW7 アレクサンダル チャヴリッチ

前節のスタメンから土居聖真を藤井に変更して臨みます。

交代
後半0分
藤井 智也→鈴木 優磨
藤井は名古屋戦でのプレーが評価されスタメンに抜擢されます。
しかしスピードを活かす場面が少なく45分間で交代となってしまいました。
今のところジョーカーの方が相手に脅威を与えそうです。
優磨は正確なサイドチェンジで攻撃のリズムを作りました。

後半22分
関川 郁万→ギリェルメ パレジ
関川は色々考えすぎているのかもしれません。
前節から単純なパスミスが散見されます。
パレジが入った時間帯から攻撃が機能し始めました。
近々スタメンでも見てみたいです。

後半22分
樋口 雄太→名古 新太郎
樋口はトップ下で先発です。
ただ攻守に中途半端になってしまいボランチ起用の方が良さそうです。
名古は短い時間の中で貴重なアシストをしています。
自身が得たFKでチームに勝ち点をもたらしました。

後半37分
仲間 隼斗→垣田 裕暉
仲間は最大の決定機を逃し2試合連続でのMVP獲得とはなりません。
それでも監督の信頼は厚そうです。
垣田のストロングポイントは高さです。
垣田をここぞで投入したからにはもっとロングボールを使ってもいいかもしれません。

ハイライトは以下の通りです。

前半17分
鹿島のCKから一気にピンチを迎えます。
セレッソがロングカウンターを仕掛けました。
レオ セアラがドリブルで駆け上がり香川真司を経由してルーカス フェルナンデスが右足で狙います。
しかし安西がシュートコースを限定していたこともあり早川がセーブです。

前半24分
セレッソが分厚い連続攻撃を繰り出しました。
最後は右サイドからクロスが上がります。
選手が重なったところからカピシャーバが左足でシュートをします。
至近距離からの得点が入ってもおかしくないシュートでしたが早川が右手一本ではじき出しました。

後半10分
右サイドからチャヴリッチが右足で巻いたクロスを上げます。
優磨がゴール前で相手DFを引き連れファーで仲間がフリーになりました。
仲間は右足でダイレクトボレーを打つもうまくヒットせずゴール右に逸れてしまいます。

後半13分(0-1)
左サイドバックの登里享平からディフェンスラインを切り裂くスルーパスを出されます。
これに為田大貴が抜け出しタイミングよくクロスを上げます。
レオ セアラはワントラップから素早く左足を振り抜き先制されてしまいました。

後半32分
左CKを知念がインスイングのボールを蹴ります。
誰が触ってもネットを揺らしそうな軌道でした。
そして混戦の中ゴール方向に飛ぶもギリギリでキム ジンヒョンがかき出します。
その後佐野が左足でシュートを打つもDFにブロックされゴールはなりません。

後半40分(1-1)
中央やや左の位置でFKを獲得します。
キッカーは名古が任されました。
名古はゴール前に合わせるボールを蹴ります。
これに大外から飛び込んできた植田がドンピシャで頭で合わせます。
ゴール後にすぐにボールを持ってセンターサークルに戻るシーンが印象的でした。

後半47分
左サイドでボールを受けたパレジが反転しゴール前に絶妙なクロスを上げます。
これにチャヴリッチ、垣田、濃野が反応しますがわずかに合いません。
濃野はサイドバックながらこの時間でも得点を狙うスタミナを見せます。

最後は鹿島が連続してチャンスを作るも引き分けに終わりました。

前半の鹿島は対応が後手になってしまい相手に圧倒されてしまいます。

守備に精一杯で攻撃でいいところが出せません。

それでもスコアレスドローで折り返したことで後半に勝負をかける態勢を作ります。

佐野をセンターバックにするなどこの試合でもポポヴィッチ色を垣間見ることができました。

ただ90分を通してセレッソの方が良かったように思います。

さらに先制され終始苦しい展開でした。

その中で引き分けに持ち込めたことは価値ある勝ち点1だったと言えるでしょう。

今季は第2節で連勝チームがありません。

今後も混戦状態は続きそうです。

接戦をモノにする勝負強さを身に付けながら春先を乗り切ってもらいたいと思います。

2024年ゴール、アシストランキング
<ゴール>
仲間 隼斗 2点
アレクサンダル チャヴリッチ 1点
植田 直通 1点

<アシスト>
植田 直通 1点
安西 幸輝 1点
アレクサンダル チャヴリッチ 1点
名古 新太郎 1点

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