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学振

 おはようございます,takaです.
結局,昨日気が付いたら2時前まで起きてました.本日も寝不足スタートです.時間見つけて仮眠します.note第二弾でどのようなお話をしようかと思ったのですがやっぱりこれしかないと思いました.最近,これに時間を費やした方もいらっしゃるのではないでしょうか.

日本学術振興会特別研究員:通称『学振』

簡単な説明は学振のHPにもあるのですが念頭にあるのは
『特別研究員制度は、我が国の優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、研究者の養成・確保を図る制度』
です.
日本学術振興会特別研究員『https://www.jsps.go.jp/j-pd/index.html
詳細は上記URL先のサイトにあるのでそちらをどうぞ.
簡単に言えば日本の大学院博士課程に在籍している人(外国人含む)がなれるものです.自分は先日この学振のDC1という応募枠へのエントリーを行いました.DC1にエントリーできるのは次年度4月現在,博士課程後期入学者のみです.(つまり,今年修士2年生の学生 etc.)
さて,ここまで読んでくださっている皆さんは

そんなのになって何があるの?

というのが正直な感想でしょう.

学振の意義

日本学術振興会特別研究員の最も大きな意義は

『研究奨励金』という名の給与を国の予算から頂ける

ということでしょう.つまり,親の仕送りやアルバイトをせずとも自立していける可能性がグググッと近づきます.

 博士課程後期入学者はどんなに若くても入学時24歳です.更に,学位(博士)取得には一般的な場合3年の在籍期間を有するので修了時は27歳です(例外もありますがここでは割愛).僕の嫌いな言葉の一つである『世間一般的』に言えば,自ら収入を得て自立していているべきと考えられている年齢です.しかし,博士課程入学者はどうだと思いますか?ご想像にお任せしますが,基本的に奨学金&アルバイトかそれに相当する親の仕送り・援助を受けていることは容易に想像できますね.つまり,
・博士号取得と同時に多額の借金も取得
・20代半ばにして親の脛かじり虫
と,世間からは見られ,『しんどそう』『みっともない』などのレッテルを張られがちです.そんな中,学生に研究奨励費(生活費)を給与し,安心して研究に没頭してもらおうという制度が学振です.

皆さん何となくお分かりいただけましたか?
本日は

学振

この言葉の意味について長々と説明しました.
なんだぁ,そんな素晴らしい制度があるならみんなの未来は明るいなあ!
と,お思いでしょう.世の中そんなに甘くありません.しれっと書いてますが今は『エントリー』の時期です.もうお気付きでしょう?そうです,ここから社会の厳しさを象徴する『選考(競争)』が始まるのです.
長くなったので続きは次回.

では皆さん,有意義な一日を
                                                                                                        taka

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