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ヨット理論

火曜日、お疲れ様です!

たかです。


今日は、キングコング西野さんがR-25で受けられていた記事をもとに話していこうと思います。



今年に入ってずっと話題になっているもの、それはコロナウイルスですよね。

新型コロナウイルスのおかげでイベントが中止になったり旅行がキャンセルになったり、死者が世界中で増加したりと。

2020年、東京オリンピックが開催される年に暗いニュースが毎日のように報道されます。

そんな中僕たちはどのように向き合っていけばいいのでしょうか?


その方法のひとつが、西野さんがおっしゃられている「ヨット理論」です。

ヨットは前向きであろうが後ろ向きであろうが風が吹く方向に大きく動きます。

そのような、大きなエネルギーが動いたときの頭の動かし方をヨット理論と呼んでいるのですが、このときに


①「これはチャンスだ」と決めつける

②「これは何のチャンスなんだ?」と考える


この2つをするそうです。


この記事を読んでいて

”ピンチは最大のチャンス”

この言葉を僕は思い出しました。


僕は高校時代まで野球でピッチャーをしていたのでそれに置き換えて考えてみます。

「いや、俺野球やったことないし、知らねーし」って思った人、飛ばさないでください!

野知っている人も知らない人も分かるように説明しますね。


まず、ランナーが2塁もしくは3塁にいると守備をしているチームからすると一般的にピンチと考えられています。

なぜなら次の打者がヒットを打つと高い確率で失点するからです。

じゃああなたがピッチャーをしていてノーアウトランナー2・3塁とします。

この回を無失点で切り抜けるにはランナーをホームに入れることなくアウトを3つ取らないといけません。

普通に考えたらかなりのピンチです。

当然ピッチャーは緊張します。

ここで、「やばい、、、」と焦ってプレーするのか、それとも違う思考をするのか。


西野さんの言うヨット理論でこの場面を当てはめると、

①「これはチャンスだ」と決めつける→ノーアウトランナー2・3塁のチャンスだ


②「これは何のチャンスなんだ?」と考える→流れを自分のチームに持っていけるぞ!


こんな感じですかね。

この高確率で得点される場面、それを無失点で乗り切るとどうなると思いますか?

野球をあまり知らない人のためにも、まず相手側の気持ちに立ってみましょう。

相手チームからしたらこの回は少なくとも1点は得点できるだろう、そしたら流れがこっちに来て試合を有利に進められる。

こう思っていて無得点だったら?

起こると確信していたことが起こらなかったら慌てふためいたり、期待していた分相当ガッカリするでしょう。


次に守備側の気持ちを考えます。

得点されたらもちろん勝利が遠のきますし、心理的にも焦りが出ます。

これは失点するだろう、そう思うでしょう。

しかし、無失点で切り抜けたらどうでしょう?

ピンチを乗り切ったことで気持ちの余裕が出たり、よっしゃーやってやるぞ!という気持ちになってチームが活気づきます。


この二つが混ざり合うと野球というのは不思議なスポーツで、ピンチを切り抜けた次の回に得点が入るのです。

それは、先程説明したような心理的な働きがあるからです。


それを見越したうえでピッチャーである僕は「これはチャンスだぞ!」と強気の姿勢で相手に向かう、これがヨット理論だと思います。


コロナウイルスで会社が存続の危機に立たされたり、仕事に支障をきたしたりしているところもニュースで見ますが、ピンチの中にもチャンスはある、その光を信じ試練を乗り越えていきましょう!


ということで、今回は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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