成長する人間の特徴
学校と企業とは全く別の世界と考え、今日を区切りとし、今まで学んだことはひとまず棚上げし、一から学ぶ姿勢を持て。企業において「失敗は成功の母」という言葉ほど、教訓に満ちた格言はない。1度失敗すれば2度と同じ失敗はしないものだ。失敗を恐れぬ勇気を持て。ブリッ子よりダサイ人間の方がよく伸びる。
これは、リクルートの創設者である江副浩正さんが新入社員に向けて送った言葉です。
大企業を育てた経営者だけあって、非常に刺さる言葉がたくさんありました。
今回は、この言葉をもとに成長する人の特徴を自分なりに考えていきたいと思います!
「学校と企業は全く別の世界」
会社員として働いている人には強く共感してくれるところだと思います。
僕も小・中・高と地元の公立学校に通い、大学は地方の国立大学に通いました。
大学3年に上がる頃から積極的にビジネス書を読み始め、4年生の時は年に60冊は本を読みました。
社会人の人と積極的に会いに行き、自分の中ではビジネスへの準備をしてきたつもりでした。
しかし、入社して1か月経ちましたが、学校で習ったことはほとんど使いません。
ビジネスではビジネスの世界で必要な知識があり、それは学校で教えられることでもなく、机上で学ぶことにもどうやら限りがあるようです。
「学校と企業は全く別の世界」に対するもう一つの解釈があります。
まず、学校とは全員に平等に学びの機会が与えられます。
それは、生徒がお金を払って(厳密にいえば親が授業料を払って)学校に通います。
つまり、生徒は”お客様”のような存在であり、先生は生徒に対し学びの手伝いをします。
授業という形で、学びは向こうから勝手にやってきます。
対して、企業はどうですか?
僕たちは企業にお金を払っているでしょうか?
そうじゃなく、企業が僕たちにお金を払っています。
なので僕たちは”お客様”ではありません。
当たり前のことを言っているようですが、誤解している人が結構いるように僕は思います。
「企業が僕に学びを与えてくれる」
「成長できる環境がある企業を選びたい」
そう思っている人たちがいますが、なんか勘違いしてません?
僕たちはお金を得ている側であって、つまり自分で学びを絶やさずにしないといけません。
会社で学ぶことがないとかどうこうより、会社は学校ではありません。
自分で学び、自分で仕事を取ってこないといけないのです。
仕事を取ってきてもらうのではなく、研修があるから知識が増えるのではなく、それらは個人の努力で得るものだと僕は思います。
「ブリッ子よりダサイ人間の方がよく伸びる」
ちなみに、僕は男なのでぶりっこではなくかっこつけです。
男って女の子の前だとめっちゃカッコつけたがるじゃないですか。(突然の開き直り)
ちなみに、僕の場合は男に対してもカッコつけたがります。
厳密にいうと、性別に関係なく、自分のダサい姿を見せるのが怖いんです。
だからいつも、自分のできることしかやってこなかったし、できないと思ったこと、自分の苦手なことに対しては逃げる場面もありました。
自分のできること、周りに負けないことしか引き受けていなかったので周りは「たかは何でもできる人だ」と勘違いをします。
そうすると、絶対にミスをしてはいけない、ダサい姿を見せてはいけないとまたハードルが上がります。
どんどん自分のできることしかしなくなります。
薄々気づいていましたが、それってどんどん自分の首を絞めていることと同じなんだなと思います。
反対に、ダサい人間だとどうでしょう?
僕は別にダサいとかではなく、いじられキャラの人でもいいと思います。
彼らは、もともと完ぺきにこなすことが求められていません。
なので失敗して当たり前なのです。
だから、どんどん挑戦することができます。
彼らは行動するたびに周りから様々な意見をもらえ、また教えを乞うことも積極的にします。
自分を偽ろうとすることもないので、果敢に挑戦します。
時には、周りから笑われることもあります。
でも、何度も挑戦することでいつかできるようになるんです。
そして、自分にとってできることが一つ増えます。
そうやって、周りの目を気にすることなく自分のしたいことに突き進み、失敗に対する恐怖や恥じらいがカッコつけマンよりもないことで、挑戦への障壁がとても低いです。
だから、結果的にそういう人たちが成長するんだなと思います。
まとめ
だいぶ長くなってしまったのでまとめます!
まず、学校と企業は全く別の世界ということ。
どれだけ学歴が高かろうが、高卒だろうがビジネスの世界では関係ありません。
なぜなら、学校で学んだことは必ずしもビジネスで応用できるとは限らないからです。
また、学校に行くときは僕たちはお金を払っている側だったので、先生が勝手に教えてくれて、授業で習った範囲しかテストでは出てきませんでした。
しかし、社会では自分から学びを取りにいかないといけません。
テスト範囲などありません。
「そんなの知らなかった」っていう問題が山ほどあります。
だから、自発的に情報を取りに行き、常に当事者意識を持つことが重要です。
次に、「ブリッ子よりダサイ人間の方がよく伸びる」です。
ぶりっこ(もしくはカッコつけ)は常に周りの目を気にしないといけません。
成功することを前提をされているので、失敗することができません。
そうすると、必然的に安全な道、自分ができることしかできなくなります。
対してダサい人、いじられキャラのような人は完ぺきにこなすことを求められていません。
できなくて当たり前のように扱われるでしょう。
なので、周りの目を気にする必要がありません。
失敗することも全然できます。
無駄なプライドもエゴもないので、ばんばん挑戦することができますし、アドバイスを積極的に受け入れます。
したがって、成長スピードが早いということです。
僕に置き換えると、今までぶりっ子側の人間でした。
周りの目をめちゃくちゃ気にしますし、(こうやってブログで書いていますが、これからもある程度気にすると思います)、失敗することを恥ずかしいことだと思っていました。
でも、自分の成長のために考え方を変えていこうと思います!
皆さんの中にも成長に悩んでいる人がいましたら、ぜひ参考にしてみて下さ愛!
↑わざと誤字入れましたからね??(笑)
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