宅建試験受験体験記

この物語は2023年3月から始まった。
就職予定先の企業から内定をいただき、社長から宅建の資格取得を目指したらどうだという話をしてもらった。
資格手当もつくし、どうだろう。でもベンチャー企業に近く、安定性の面ではここに就職しない方がいいのか。ここに就職しないなら、優先的に宅建をとる必要はないだろう。
いろいろなことが頭をよぎっていた。
※私自身の体験です。もちろん真似してみてほしい部分もあるものの、まったく同じ生活をしたから宅建に受かるとは言い切れません。
※とにかく『暇』な大学生であることを前提にお読みください。



なぜ受験したか

たいそうな話をしたものの、受験に迷いはなかったし、自分自身になにかの価値が欲しかっただけ。
周りの人に比べたらこれという知識も特技も無い。就活だって今までの経験を頑張って頑張って引き出してきた。

2023年4月~7月

全く勉強してない。この一言に尽きると思う。
7月に大学の定期試験があり、ここで卒業単位数を取り切りたい。ただその一心だった。好きでもない法学を学ばされて、何してんだろうなと思ってた。

やったこと・感想

唯一やったこと:基本参考書、権利関係の部分だけ読んだ。
感想:むっずい
あれ俺、民法勉強したよな???って永遠に頭ぐるぐるしてた。

2023年8月

ついに本格的に勉強を始めた。基本参考書を読み通して、一問一答形式の問題集をやった。
この経験からよくわかったことは、知識のインプットと知識のインプットは別の能力ということ。そして、基本参考書はふーーんくらいで読めばいいと思うし、必要な知識は嫌でも覚えるし、わからなかったら参考書に戻れば何回でも参考書は読むことになるということ。
まあ当たり前って言われれば当たり前のことなんだけど、身をもって知れた。

ただ、たくさん遊んだし、旅行も行った。その中でも多少は勉強したけど、一心不乱に勉強してたかと言われると謎な時間も多かった。イヤイヤ期。

やったこと・感想

ちょっと繰り返しにはなりますが

やったこと
・基本参考書の通読
・一問一答形式(過去問ベースに重要度順に並んでる教材)
感想
基本参考書は、全体像をつかめればオッケー。知識をつけるより、相手を知るイメージ。問題演習は、問題を解くというより、解説の知識を理解する、答えへの導き方を意識して学習するべき。

2023年9月

このころから、本格的にまずいと思い始めた。一度過去問を解いてみた(確か30点いかないくらい)。まっずい全然わからない。今まで何してたんだろう。第二イヤイヤ期の登場だった。

この経験から、とにかく(一度でも良いから)計画的に模試の受験(もうこの頃は、資格学校等で、対面式で行われる模試受験はないです。)をするべきだと思ったし、過去問の傾向を知ることや、本番で自分なりの回答順を作り出すべきだと思った。

また、この月に一つ転機が訪れた。

就職先で、模試を受験させてもらった。とにかくこれが大きかった(24点)。やばい本当に焦らなければ。そう思わせてもらえたのが非常に大きかったと思う。
4つ入って1600円くらいの模試を大学の本屋で買って、大学の図書館に入り浸って、狂ったように勉強しだした。その模試と同時並行で、宅建試験ドットコムさんのサービスである、過去問道場の模試を利用させてもらい、とにかく問題を解いて復習をするということを意識して、狂ったように勉強してた。このころから勉強以外記憶ないです。まじで。

最初は30点近辺連発して、落ち込んでたし、諦めようかとも思った。
けど、今までやってきたこともあるし、こんなところで諦めていいのかと思って持ちこたえた。宅建無ければ暇で、今やるべきことは宅建しかないのにやめていいのかとも思っていた。とにかくモチベーションの維持が大変だったと記憶している。

やったこと・感想

・模試(書店で購入できる物)
・模試の復習(ここは今度どうやってやれば良いか書きます)
・宅建試験ドットコムさんの模試
感想
2時間で50問を解く感覚をつかめたこと、模試の復習でどのような知識をつけるべきかを知ったことが非常に大きかったと感じます。

2023年10月

もう勉強することに慣れてきて、当たり前に起きて勉強、食べて勉強になっていた。正直やるしかないし、合格することしか頭になかった。

やったこと・感想

・模試(書店で購入できる物)と復習
感想
もう何を言ってもやるしかないし、ひたすら勉強した。
これを読んでいただいている方は計画的に勉強してくださいw

終わりに

簡単ではありますがこんな感じで無事に合格できました!また実際に勉強するにあたっての細かいことは他の記事に載せます!

法学部卒、独学一発合格

この肩書を得られるだけでかなり嬉しかったですし、見える世界が変わります。
自信にもなるし、今後のステップアップ・スキルアップにつながると感じています。新宿にある不動産屋で働いているので、何かご縁がある方はよろしくお願いいたします!
宅建に合格したい方に向けて、何かできることはないかといろいろ考えていますので、今後も僕の記事を見に来ていただければと思います!

ではまた次回のnoteでお会いしましょう!!


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