すーじー|聴き合う学校

学校のこと何でも話せる第三者「聴き合う学校🏫」代表|評価判断のない傾聴による自己受容の…

すーじー|聴き合う学校

学校のこと何でも話せる第三者「聴き合う学校🏫」代表|評価判断のない傾聴による自己受容の支援|傾聴実績30名|教育専門誌 先生の学校 & 教職研修ライター🖊️実績30記事|ボーダレスアカデミー11期卒|21年勤めた会社を退職し2024年独立起業|小中娘2人の父|品川区|鈴井孝史

マガジン

  • 先生をしている、あの人の声を聴こう

    学校で先生をしている人、学校に関わっている人たちが、一歩を踏み出したお話や、新しい何かに挑戦したお話を伺って、インタビュー記事にしています。 更新は不定期。学校教育において、小さいながらも新しい動きを知りたい方はご購読ください。無料です。

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学校のこと何でも話せる第三者【聴き合う学校】(学校教員向け傾聴サービス)

このnoteは「聴き合う学校」について紹介する記事です。 「聴き合う学校」とは『学校のこと何でも話せる第三者』でありたいと思っています。 学校教員向けに「傾聴」にかかわる体験や学びを提供していきます。 30分1回のセッションを、全6回(隔週で3か月)行います。 セッションは「傾聴」を中心として、「ゆっくりと対話する時間」です。 どんな変化があるのかこれまで利用してくださった方には、こんな変化がありました。 これらの例のように と感じていただけるはずです。このことに

    • 教員自身が新しいものに挑戦すれば、生徒たちの目も輝く|芝浦工業大学附属中学高等学校がSEEラーニングを取り入れるわけ(後編)

      24年3月「SEEラーニング」を学ぶ2日間のワークショップが開催された(レポート記事はこちら)。日本全国から教師や教育関係者が多数集まった。参加者の一人、芝浦工業大学附属中学高等学校の教頭を務める斎藤貢市さん。どんな理由で、どんな目的で、この学びの場に参加することになったのか、斎藤貢市先生と、一緒に参加されていた金森千春先生にお話を聴いた。 (前編はこちら) 教員自身が新しいものに挑戦すれば、生徒たちの目も輝くーあらかじめパッケージされた教材をこなすだけでなく独自の授業づ

      • 弱みを言っていい関係があることに気づいてほしい|芝浦工業大学附属中学高等学校がSEEラーニングを取り入れるわけ(前編)

        24年3月「SEEラーニング」を学ぶ2日間のワークショップが開催された(レポート記事はこちら)。ここには日本全国から教師や教育関係者が多数集まった。参加者の一人、芝浦工業大学附属中学高等学校の教頭を務める斎藤貢市さん。実は、筆者の私すーじーは、芝浦工業大学の卒業生。首都圏で有名な理工系大学の附属中高の教頭先生が、一見するとややオルタナティブにも見えるワークショップにがっつり参加することが意外にも思えた。どんな理由で、どんな目的で、この学びの場に参加することになったのか、斎藤貢

        • 学校や先生のこと、インタビューさせてください

          読みに来てくださり、ありがとうございます。私はこれまで個人的な活動として、学校で先生として働く人のインタビューをして、このnoteに記事として公開してきました。その先生自身が取り組んでいること、その勤務校が新しく始めたこと、様々です。お名前を出される場合と、出されない場合、どちらもあります。 明確な目的をもって始めたというより、出会いの中で、私がじっくりお話を聴きたい、そしてその実践や取り組みを私以外の人にも伝えたい・広めたいと思った人に、そのときどきお声がけして、その機会

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        • 先生をしている、あの人の声を聴こう
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        記事

          地域まるごと学校に。横浜市立西寺尾小学校・石川先生のワクワクする夢

          教育関係者だけが集まる小さな読書会で知り合った、公立小学校の副校長先生。勤め先の学校について、現状に課題も感じているが、自慢できるところもたくさんあるという。年度末の忙しい時期、令和6年3月下旬、横浜市立西寺尾小学校の副校長・石川和之先生(4月から他校に異動)に、詳しくお話を聞いた。 地域との連携が学びを豊かにする-地域まるごと学校にしたいという構想をお持ちだとお聞きしました。それがどのようなものか教えていただけますでしょうか。 私が今目指したいと思っているのは、地域をまる

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          名古屋市教員有志の対話会「新しい学びのおしゃべり会」開催レポート

          2024年3月27日(水)、名古屋・新しい学びのおしゃべり会が開催されました。主催したのは、名古屋市の「School Innovationプロジェクト」(※1)の視察研究に参画していた教員(令和5年度スクールクリエイター)の有志。会には約70名もの参加者が集まりました。名古屋市では、幼稚園から高等学校まで全ての学校園が共通して目指す教育の方向性「ナゴヤ学びのコンパス」(※2)が示され、教育のアップデートを目指しています。現場で働く先生たちは「ナゴヤ学びのコンパス」をどう捉え、

          名古屋市教員有志の対話会「新しい学びのおしゃべり会」開催レポート

          教員もまちに出よう!「教員副業コーディネーターまちまち」の活動

          公務員は副業禁止。根拠も知らずなんとなくそう思っていたが、それは誤解だった。公務員も、もちろん公立の教員も副業していい。むしろ、することを期待する制度がある。そんな制度を活用しようと動き始めた公立学校教員たちがいるということで、名古屋市のNPO法人「教員副業コーディネーターまちまち」代表の柴山恭毅さんに話を聞いた。 公務員は副業禁止ではない!?-まずはどのような活動をしているか教えていただけますか? まず最初に知ってほしいのは、「公務員の地域貢献活動制度」というものです。こ

          教員もまちに出よう!「教員副業コーディネーターまちまち」の活動

          学級担任制から学年担任制&教科担任制に。学級4つの小学校で実現へ。

          関西地方のある小学校。これまで当たり前だと思っていた、「1学級につき1名の担任の先生」。これを変えて、「1学年の子どもたちを1学年の先生たち」でみていくという仕組みへの変更。令和7年度に向けて準備中という学校の先生に話を聞いた。 学年の子どもたちを複数の先生で見ていく意味-学級担任制をやめて学年担任制に移行するということだそうですが、詳しく教えていただけますか。 当校は1学年4学級あります。従来は、1学級に担任教員が1名ですよね。これを変更し、4つの学級に4人の先生がつき、

          学級担任制から学年担任制&教科担任制に。学級4つの小学校で実現へ。

          6時間目を撤廃。児童も教員も自律した学習者になるために。

          舞台は東北地方の小さな町。人口が5000人強、急速に人口が減少し、町内には小学校1校、中学校1校だけ。隣接する市を中心に市区町村が広域連合となり、教職員の人事異動などは概ねその広域内で行われる。今回紹介する学校は、児童が約200人、教職員が約30名、全学年が1クラス、特別支援学級が4つの小学校。そんな学校で起きている変化について、校長先生に話を聞いた。(取材は令和6年3月下旬) 毎日15分のモジュール活用で6時間目をなくした-今、学校経営の中で何か変えようとしていると伺った

          6時間目を撤廃。児童も教員も自律した学習者になるために。

          原稿🖊️書きました。教育メディアコミュニティ「先生の学校」がつくる雑誌「HOPE」📕最新号。神戸の少人数制オルタナティブスクール「ラーンネット・あーる」さんの取材記事。SEEラーニングの実践も。単品でも買えるので新年度の話題づくりにも🙆 https://senseistore.thebase.in

          原稿🖊️書きました。教育メディアコミュニティ「先生の学校」がつくる雑誌「HOPE」📕最新号。神戸の少人数制オルタナティブスクール「ラーンネット・あーる」さんの取材記事。SEEラーニングの実践も。単品でも買えるので新年度の話題づくりにも🙆 https://senseistore.thebase.in

          高校生・大学生の成長と変化にフォーカスし続けるために。「1on1 college」が進む道

          今、日本の大人たちの中では、1on1やコーチングが活発に行われている。従業員エンゲージメントという文脈でも、個人のキャリア形成という文脈でも、それらに触れる大人は増えている。では、大人になる手前の年代はどうだろうか。人生の選択肢を認識できているだろうか。自分の強みや弱み、好きや嫌いが言語化できているだろうか。実はこの年代にこそ、しっかり自分と向き合い言語化する、良質な時間が必要ではないだろうか。 高校生・大学生年代に、無償で1on1を提供し続ける「1on1 college」

          高校生・大学生の成長と変化にフォーカスし続けるために。「1on1 college」が進む道

          校内の教員インタビューから色々な会話が始まる。年代や役割を越えたつながりの芽生え。

          今回、関西地方のとある公立小学校にお勤めの先生(Hさん)にお話を聞きました。子育てに伴う退職を経てから現場に戻り、ご本人ならではの関わり方を試してみるなかで、新たな気づきがあったようです。 「異世界につながる住人」を意識してみたら-現在の働き方やご担当などについて教えていただけますか? 以前は常勤の教員として公立・私立中学校に勤めていましたが、子育ての関係で一度退職し、少し余裕の出てきた今年、公立小学校の非常勤講師として現場に戻りました。担当としては、3年生から5年生の外国

          校内の教員インタビューから色々な会話が始まる。年代や役割を越えたつながりの芽生え。

          「聴き合う学校」のロゴができました

          こんにちは。すーじー/鈴井孝史です。今日は大切なご報告があります。 「聴き合う学校」のロゴができました。 制作をお願いをしたのは、教育メディアコミュニティ「先生の学校」などを運営する株式会社スマイルバトン(代表:三原 菜央さん)。私自身もライターとして関わらせていただいています。 デザインを担当してくださったのは、デザイナーの「しばさん」こと芝田陽介さん。(ちなみに最近プロフィールに使っている写真も、しばさん撮影) 打合せでは、「聴き合う学校」に込めた想いや、つくりだ

          「聴き合う学校」のロゴができました

          これから大切にしていきたい「SEEラーニング」日本での広がりに思いを馳せて

          こんにちは。読みに来ていただき、ありがとうございます。「SEEラーニング」という教育プログラムについて、2日間のワークショップに参加して体験してきました。この記事ではその概要や重要な点について、私なりにご紹介したいと思います。日本ではこれから広がっていく段階で、とても大切な考え方になる予感がしています。 今回参加したワークショップはこちら↓ SEEラーニングとは。その成り立ちからSEEは、Social,Emotional and Ethical Learning、社会的・

          これから大切にしていきたい「SEEラーニング」日本での広がりに思いを馳せて

          変化は、耳を傾けることから

          この記事は、とある勉強会で私が発表した内容を掲載します。 テーマは「変化は、耳を傾けることから」です。 私が最近考えていることを、なるべくかみ砕いた言葉で表現しています。 変化の激しい時代と言われるなかで「変化しないとついていけない」と繰り返し言われる現代社会において、「変わらなければ。でもどこから始めたら…」と思うことがあると思います。私は「変化は、耳を傾けることから」と考えています。 なぜ、耳を傾けること=聴くことが大切なのか 人は、話を聴いてもらえないと、相手の話

          変化は、耳を傾けることから

          2人の娘をもつ父親が、今、教育現場に対してできること

          この記事では、2人の娘を持つ父親として、教育現場に対して何ができるだろうかということを考え続けてきて、現時点のひとつの仮説をお示ししたいと思います。最後まで読んでいただければ嬉しいです。 はじめに先生たちの悩みや葛藤にオンライン対話で寄り添う傾聴サービス「聴き合う学校」を始めました。ちょっとでも気になる方はぜひお読みください☟ 自己紹介まずは自己紹介から。私自身は1979年静岡県静岡市生まれ。親の影響か、子どもの時から社会課題への関心がありました。大学卒業後、有機野菜など

          2人の娘をもつ父親が、今、教育現場に対してできること