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日本語パートナーズを目指す方へ!

こんにちは、今回は(比較的)真面目に文章を書いてみようと思いました
トピックはタイトルの通りです
応募したのはもう2年ほど前で、任期を終えて帰ってきてからももうすでに1年ほど経ちますが、今から目指す人たちへ少しでも参考になればいいなと思い衝動的に書いてみました

軽く自己紹介


・現在23歳、どこにでもいそうな社会人
・今月からタイの日系会社に現地採用で勤めている(日本語教育は一切関係なし)
・大学4年時秋学期から休学して、2022年8月〜2023年5月まで日本語パートナーズラオス7期としてラオスで働く
・応募時のアピールポイントはタイ語・ラオス語力(多分日常会話以上)、塾講師アルバイト経験(2年以上)、国際協力サークルのリーダー・運営経験、留学生との積極的な関わり等

日本語教育に関する資格、試験受験経験などはゼロでした(まあ今もほぼゼロみたいなもん)


パートナーズについてなどをダブって説明してもなのでとりあえず公式のサイトを読んでいただいた前提で書いています
リンクは下に貼ってあります

あと、ここには選考で重視する点、どんな人を求めているかもとてもわかりやすく書かれているのでそれに沿った履歴書が書ければ完璧です


同期にどんな人たちがいたか


それでは、実際に日本語パートナーズとして内定をもらっていたのはどのような人たちだったのか思い出して書いてみました
かなり私見が入っているので参考程度にお願いします
わたしの頃は、ベトナム、フィリピン、台湾、ラオスに派遣予定の70名強ほどの大人数で研修を行ってもらいました
その中で出会った派遣予定の人たちもかなり共通点があったと考えるのでそこについても言及します
まず、年代は、大学生からリタイアされた人まで幅広く誰でもいたので、傾向はなかったかなと思います
強いて言えば、働き盛りの30代〜40代の男性の方(偏見です、すいません)はほとんどいませんでした(そもそも応募人数も少なそう)
リタイアされたシニアの方々は、外資や商社で働いていたいわゆるエリートでしたが、わたしみたいな経験なしスキルなし大学生を見下したりせず対等に接してくださる気さくで素敵なかたがたくさんでした
私たち大学生を孫や子どものように可愛がってもくださりました

また、教師に興味を持っているだけあって、他人を褒めたり他人に寄り添ったりするのが上手な方も多かった印象です

あとは、大学生も一定数以上いました
社会人経験がないことはやはりマイナスになると感じたのですが、みなさんそれを補えるようなプラスαのスキルをそれぞれ持っていました(現地語が話せる、教職取得中、日本語教授経験有等)
パートナーズに応募するだけあるので当たり前ではあると思いますが、その中でもやはり教育に特に興味を持って自主的に何かに取り組んでいる人たちがほとんどでした
あと、海外経験ゼロの人もほとんどいなかったです

社会人数年目の人や新卒の人も少しはいましたが、大学生の内定者と同じように留学経験があったり、現地語が話せたりなどのプラスαスキルは必ずみなさんお持ちでした

ですので、誰でも未経験でも応募可能と書いていた割にかなり出来レースだなとは感じました

まとまりはないですがまとめると、やはりみなさんコミュ力が高くてクリエイティブで、協調性があって謙虚に学ぶ姿勢が強い方々が多かったです

国によっての違い

わたしの代だけかもしれませんが、国によっても傾向は見られました
例えば台湾は、内定者の全員が台湾華語を一定レベル以上話せました(初心者はとっていないようです)
失礼な言い方ですが、ベトナムは他国第一希望だった方が一定数いたので、ベトナム第一志望の倍率はあまり高くないのかもしれません
フィリピンは一番多様性があった気がします、大学生の割合も高かったです
ここだけの話になるのかもしれないのですが、いろいろな事情からラオスは受け入れ先から若い女性が好まれています
これらはあくまで傾向なのですが、どの国に応募するか決めかねている場合は自分と縁のある国を選ぶのが一番選考も通りやすいのではないでしょうか

どういう人を求めるのか

前章も踏まえ、サイトとダブってる箇所はありますが、わたしが実際に研修を修了してラオスに派遣されて感じた、向いてる人、向いてない人を独断と偏見でお伝えします

向いてる人
・自主的に何事にもどんどん積極的に取り組める行動力のある人
研修の間も、授業外に自主的に皆で集まって言語の勉強をしたり、他の内定者とアイデアを出し合って研修時間外に日本文化紹介の練習を行ったり、スキルを持った方が他の人たち向けに主導でワークショップを開いたりしていました
・現地の文化や生活に順応できる人
海外生活の経験の有無やその内容について面接で聞かれるのはこのためだと思います
派遣された後も、現地の文化を理解して現地の人たちのコミュニティと良い関係を築けるか、その中で多少の我慢や無理を強いられてもうまくマネジメントできるかも重要だと思います
海外生活を何ヶ月も続けるとなると甘いことばかりは言ってられません
ずっとお世話係をしてくれる人が派遣先にいるわけではありません(もちろん困った時や体調が悪いときに助けを求めるのは悪いことだとは言っていません)
基本的に自分の面倒は自分で見る、現地でもそれを徹底しながら毎日を楽しむことが重要だと思います
謙虚な人 多分これは最重要です
先生が授業中に間違っている日本語を教えたときに、生徒の前で堂々と先生の間違いを指摘するようなマインドでは困ります
私たちはあくまで補佐であり、授業中には現地の日本語の先生とは対等な関係ではないということを肝に銘じないといけません
そういう意味では、一人で教壇に立ったことのない大学生や教師経験のない人は、応募の際にむしろプラスポイントとしてアピールすることもできます

あとは、コロナ禍(後?)だったこともあり、色々制約が残っていたのでそれにも対応できる柔軟さ、我慢強さもみられている気がしました

向いてない人
ほとんどが向いている人の反対バージョンですね、
・現地人と日本人(自分)を線引きして考えたがる人
例えば、日本人だから現地の人みたいなことはしない、などと考えて輪の中に入ろうとしない人
同僚やカウンターパートの先生から「なんだあいつは」って思われたり、逆に変に気を遣われたりして日頃からいい関係を築けず、何かと不便だと思います
・潔癖症の人
言うまでも無いと思いますが、日本より綺麗な派遣先はありません
現地の汚さが大きなストレスになる場合、かなりきついと思います
・保守的な人(?)
どういうふうに一言で表せばいいのか分からないのですが、例えば、現地語が分からないからチキって道端の屋台などで全く買い物ができない、、結局毎食外国人向けのスーパーで買ったものを食べてる、、みたいな人は向いていない、というか行ってもしんどいだけではないのかなと思います
・主体的に動けない人
派遣先の学校で何ヶ月も過ごすので、いつまでもお客さん気分ではいられません
他の先生の仕事や雑用を積極的に手伝ったり、多少は業務外であっても派遣先の学校のためになるために主体的に動くことは大切であると考えます
見返りを求めるためではありませんが、そうやって日頃からコミュニティに入り込んで積極的に日本語の先生以外の先生たちと関わっていると、可愛がってもらえたりプライベートでも仲良くできます
・体が弱い人
健康診断での数値が問題なかったとしても、体力に自信がないと色々苦労するかもしれません
派遣先対象の地域はほとんどが暑いです
日差しも強くめちゃくちゃ体力も奪われます
ある程度スタミナがないと体がダメになってしまいそうな気がします
もちろん国や学校にはよりますが、日本語教室に冷房がなかったり自力で何十分も歩いたり自転車に乗って通学しないといけなかったりする場合もあります

まあ、この条件を満たしてたとしても確実に受かるという保証はないので参考程度でお願いします(予防線はりまくり)

ダラダラと私見たっぷりでまとまりのない文章を書いたのですが、最後までお読みいただきありがとうございました
できる限りではありますが、パートナーズを目指す方々の力になれたら嬉しいので、何かありましたらぜひ連絡いただけると喜びます
書くより話す方がうまく伝えられる人なのでオンラインでもなんでも話しましょう


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