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チャンスをさりげなく置いておく

こんにちは☆
NPO法人全国ラジオ体操連盟指導委員の当山倫子です☆

2024年3月27日の読売新聞の、読者投稿の欄に、テレビ体操のことを書いている人の投稿文が載っていました。

とてもいいことが書いてあったのでシェアさせてください。
80代女性の投稿です。

以下、読者投稿文そのまま引用させていただきます。
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【毎朝「テレビ体操」夫自らやる気に】
 数年前から、毎朝の「テレビ体操」を続けている。テレビの前で体を動かす私を横目で見るだけだった夫が、去年の秋頃から、私と一緒に体操するようになったのだ。
 以前から、心の中では夫も健康のために体操してほしいと思っていた。ただ、人から言われて始めるのも面白くないだろうと、私から誘うことは避けてきた。そういう経緯もあったので、夫が自らやろうという気持ちになったことが本当にうれしい。
 朝から思い切り体を動かした後は、達成感がある。毎朝2人一緒に体操することが、私たちの元気の源になっている。
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この記事の、2段落目。
”人から言われて始めるのも面白くないだろうと、私から誘うことは避けてきた。”
この部分、とてもいいなと思う。
人の性格やタイプは様々なので、誘うことだったり、声かけだったり、何がうまくいくかは絶対という正解はないと思います。

上手に相手の性格や気分、タイミングを感じ取り、誘うことができればいいと思います。

誘う時は、できれば、相手の「自分からやりたい」という自発的な気持ちを引き出したいですよね。
結局、本人自身が「やりたい」「やる」、そう思わないと、人はなかなか動けないし続きもしない。

だから、自分で気づいたり、自分で選んでほしいと思う。


今回の記事の場合、奥様がテレビ体操をいい雰囲気でされていたんだと思います。
テレビ体操をしている奥様はイキイキしていて健康的に映ったんたんだと思います。
奥様のそういう姿に、ご主人様は感化されたんだと思います。
自分も体操してみようかなと思えて、そして実際に行動されたのは素敵。

ご主人様の視界に入るところで奥様が毎日テレビ体操をしていることも良かったと思いますよね。


今回のテレビ体操のことに限らず、他のことにも言えますよね。

チャンスを置いておいて、その人が「とりたい」と思ったときにそのチャンスをいつでもつかめるようにしておく。

さりげなく、あくまでもさりげなく、近くに置いておく。
チャンスをつかんでねと心の中で少し願いながら、自分のペースは一定を保ちながらさりげなく待っている。
これがすごくいいと思う。


自分を良い方向に変えてくれるようなチャンスは結構身近に転がっていたりして、でもそれをつかむかどうかはその人次第。
周りの人ができることはここまで、ということがある。
全部全部全部、周りの人が用意するものではなくて、周りの人はチャンスを置くことまでしかできない。
そのあとは、本人が自分で動いてとりにかないといけない。


人生はその人のものだから。


今回の投稿文の話に戻ります。
3段落目。
”毎朝2人一緒に体操することが、私たちの元気の源になっている。”
幸せそうでとても素敵。
こちらまで嬉しくなります。


色んな意味で、素敵な投稿文だなと思ったので、切り抜いてノートに貼りました。


朝6時25分から始まるテレビ体操。
朝6時30分から始まるラジオ体操。
毎日毎日放送されている。

いつからでも始められるように、テレビ体操とラジオ体操はさりげなく私たちのすぐそばにあります。

たくさんの人を元気にしているテレビ体操やラジオ体操を、私はとてもリスペクトしています。


つらつら書きましたが、読者投稿文を見て、こんなことを思った今日この頃でした☆
ではまた☆










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