驚愕!あなたが食べているコンビニ弁当やおにぎりに含まれる「プロピレングリコール」という危険
プロピレングリコールとは?その見分け方と対策
米に使われることがある品質改良剤「プロピレングリコール」について、プロピレングリコールとは何なのか、どんな影響があるのか、どうやって見分けるのか、どうやって防ぐのか、などについて解説していきます。
プロピレングリコールとは?
プロピレングリコールは、プロパン-1,2-ジオールとも呼ばれる、グリコールに分類される有機化合物です。溶媒として様々な用途に使われています。
プロピレングリコールの特徴は、水分を吸収・吸着しやすく、水やアルコール類とよく混ざることです。無色・無味・無臭で粘り気がある液体です。
プロピレングリコールは、医薬品や化粧品の添加物として保湿剤や溶解補助剤として使われたり、食品添加物として着色料や香料を溶かしたり、防腐剤や品質改良剤として使われたりします。 また、工業用の不凍液や熱伝導媒体としても利用されます。
プロピレングリコールは人体に対して毒性が低いとされていますが、猫には貧血を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
医薬品用のプロピレングリコールは薬局で買うことができませんが、工業用や食品添加物用のものは通販で購入することができます。
プロピレングリコールが米に使われる理由
では、なぜプロピレングリコールが米に使われるのでしょうか?それは、古米を白く光沢のある米に見せるためです。
古米とは、収穫後に長期間保管された米のことで、色が黄ばんだり、香りが落ちたりします。そこで、精米改良剤としてプロピレングリコールを使って古米を改良することで、新米のような見た目や食感にすることができます 。
精米改良剤は、食品添加物ではなく、加工助剤として扱われるため、表示の義務がありません 。
そのため、消費者は知らずに品質改良剤が使われた米を購入することになるかもしれません。
品質改良剤が使われた米の流通先
品質改良剤が使われた米は、一般の消費者にはあまり出回っていないと言われていますが、実際にどこで使用されているのでしょうか?
残念ながら、表示義務がないため、確実に知ることは難しいです。 しかし、以下のような情報があります。
外食産業やコンビニ弁当などに流れている可能性が高い。これらの場合は、原材料の表示を確認することが難しいです。
品種改良されたお米や地域ブランド米では、品質改良剤は使用されていないと考えられます。これらの場合は、品種名や産地名などの表示があります。
プロピレングリコールを見分ける方法
プロピレングリコールを見分ける方法はいくつかあります。以下に紹介します。
米の色や光沢に注目する。プロピレングリコールが使われた米は、白くてつやつやしていますが、自然な米はやや黄色がかっています 。
米の匂いや味に注目する。プロピレングリコールが使われた米は、甘い匂いがすることがあります 。また、炊いた後に冷めると硬くなります 。
米の包装に注目する。プロピレングリコールが使われた米は、精米日や産地などの表示がないことが多いです 。また、安すぎる価格や大量販売などのキャンペーンにも注意が必要です 。
プロピレングリコールを防ぐ方法
プロピレングリコールを防ぐ方法はいくつかあります。以下に紹介します。
農家さんから直接購入する。農家さんから直接購入した米は、品質改良剤が使われていない可能性が高いです。また、農家さんとのコミュニケーションを通じて、米の生産過程や品質について知ることができます。
安全な食材を扱う団体から購入する。安全な食材を扱う団体から購入した米は、品質改良剤が使われていないことを保証してくれることがあります。また、団体の活動や理念に共感することで、食の安全に貢献することができます。
自分で精米する。自分で精米することで、品質改良剤が使われているかどうかを確認することができます 。また、自分の好みに合わせて精米度を調整することもできます 。
以上のように、プロピレングリコールを防ぐためには、見分け方や対策を知っておくことが大切です。
お米は私たちの主食ですから、安心して食べられるものを選びましょう。
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