スーツのオーダーで重要なのはサイズ感!私がこだわるポイント
今回は私がスーツを仕立てる際にポイントとしている点を紹介します。
お客様から「スーツのサイズ感など分からないのでこだわってる点を教えて欲しい。」といったご意見をよく頂きます。
スーツスタイルを成功させるためには、まず正しいサイズ感を把握することが重要です。
既製品のスーツのお直しで多少の調整は可能ですが、理想的なシルエットを求めるならばオーダーメイドが最適です。
◆各部の正しいサイズ感を知る
スーツの正しいサイズは、着用したときの正しいフィッティングから割り出すことができます。例えば袖の長さは手首からどのくらいの長さがいいのか、着丈はヒップがどのぐらい隠れるべきなのかなど、基本的なフィッティングについて紹介します。
■「首」
後襟が首の後ろにしっかりとフィットしていることがとても重要です。しっかりとフィットしていないと首元にシワができたりしてしまいます。首筋の傾斜に隙間なくフィットしていることがベストです。
■「肩」
スーツと体の肩傾斜が合っていることが重要になります。肩幅を狭くしすぎてしまうとシワができてしまい、更には肩こりの一因にもなります。肩と袖の縫い目の部分にひとつまみ程余裕が出来るのがベストです。
■「袖」
袖口からシャツが約1cm程度見える長さが丁度いい長さです。ジャケットの袖口と手首が接触しない為袖口の汚れ防止になります。腕を下ろしたときにシャツが約1cm程度見える長さでお作りします。
■「腹」
以前の主流は、ジャケットとシャツの間に拳一つ分入るくらい余裕のあるシルエットでしたが、最近は細身のシルエットが流行です。
ジャケットのボタンを掛けて、手のひらが一つ入るぐらいのスペースを目指しましょう。
◆パンツ編
■「ウエスト」
パンツのウエストには手のひらが滑り込むぐらいが最適です。更に正しいウエスト位置は、骨盤の少し上の位置となります。ベルトをせずともずり落ちてこないのが目安となります。
■「裾」
裾の種類
シングルはフォーマル、ビジネスシーンで使用することが多く一般的な仕上がりです。
ダブルは折り返した仕上がりでカジュアルな印象はありますが、最近はスーツスタイルでも自由な傾向がある為、ダブルで仕上げる方も多いです。
裾の長さはハーフクッション、ノークッションのどちらかで選ばれる事が多く、最近の主流ではパンツもタイト目の方が多い為、裾にたるみが出ると膝あたりまでシワが出る恐れがあるので、ノークッションを選ばれる方が多いです。
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