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伸びる、さらに伸ばす①/元警察官の鍼灸師

筋肉の働きは単純です
収縮と弛緩
この2つだけ
単純だからこそ、100歳の老人でも鍛えることができる
高齢者は筋トレをしましょう
なぜなら、立ち上がる・歩けるということが寝たきりを防ぎ、日常生活のQOLを上げて、健康寿命を延ばすことができるからです
マッチョをつくるような激しい筋トレではなく、ソフト筋トレで十分なのです
ソフト筋トレとは、ストレッチと軽い筋トレを組み合わせたものです

筋肉の話に戻ります
筋肉を支配しているのは神経線維です
神経線維は電気信号で脳に筋肉の情報を上げ、脳からは電気信号で指令が来ます
脳を介さず即座に反応するシステムもあり「反射」といいます
有名なのが「伸展反射」です
伸展反射の代表例である「膝蓋腱反射」は皆さんもご存知でしょう
膝下を軽く叩くと、膝がポンと上がります
なぜ、このような動きをするのでしょうか?
人体は筋肉の伸展に対し恐怖を感じます
筋肉が引っ張られ断裂することが怖いのです
ですから、伸びたら縮まろうとする
ので太ももの筋肉が収縮して、膝がポンと上がるのです
言わば、人体の防衛システムなのです
でも、筋肉にとって1番まずい事態は伸びることでしょうか?
無理に伸ばして筋肉が断裂すると「肉離れ」を起こします
でも、そこまでいかず伸ばせば、縮まろうとするので、筋肉運動となります
1番まずいことは全く動かないことです
動かないと、筋肉は萎縮し硬くなり痩せ衰えます

伸びる・さらに伸ばすをしましょう

布団の上に大の字に寝て、手足をぐぅーと伸ばすと気持ちいいですね

今回は太ももの裏「ハムストリングス」を伸ばすです

1回30秒1日3回
無理せず伸ばし過ぎない
ゆるませる感じで


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