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推しのツボ_足三里

「奥の細道」にも出て来る『足三里』
芭蕉が旅立ちに際し「もも引の破れをつづり、笠の緒付替えて、三里に灸するより、松嶋の月先心にかかりて・・・」と記したことでとても有名です。
歩き疲れて足が疲れた時に、自然に手で押し揉みしているツボです。
腹痛、下痢、嘔吐など胃腸の不調、膝痛や足のしびれなど足のトラブル、歯痛、歯槽膿漏などに効くとされています。 
芭蕉が記したとおり、お灸が効果的です。
夏バテ防止、冷房病対策には、市販の温灸(おんきゅう)を1日1個、夏場だけでも続けると良いでしょう。

結核治療薬がなかった時代、『足三里』は結核治療に用いられていました
『足三里』を刺激すると、電気信号が脳に行き
脳から迷走神経を通じて副腎に刺激に入ります
すると、副腎からドーパミンが分泌され血液に乗って全身を巡ります
ドーパミンは免疫細胞を活性化、免疫機能が正常化して結核菌を抑制するのです
コロナウイルスに効果があるのか、まだわかりませんが、エイズウイルスに対する効果は認められています
『足三里』にお灸して免疫力を高めましょう

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