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「大瀧神社」紅葉狩り&参詣録【滋賀県・多賀町】

23年秋の紅葉シーズンも終盤の滋賀大瀧神社おおたきじんじゃは 江戸時代に多賀大社の末社として造営されたと言われています。多賀町の景勝地「大蛇ヶ淵」に臨む大瀧神社は「瀧ノ宮」とも呼ばれ、五穀豊穣をもたらす水神として 大いに崇敬されました。また 大瀧神社は穴場の紅葉スポットでもあり、「大蛇ヶ淵」の渓谷美と相まって その紅葉の美しさは格別です。今回はその紅葉狩り&参詣レポです。🫡



大瀧神社

大瀧神社おおたきじんじゃは、807年坂上田村麻呂が懇願され建立されたとの伝説もありますが、確実とされるのは1638年に三代将軍徳川家光により造営、多賀大社の末社として再建されたと言われています。多賀町の景勝地「大蛇ヶ淵」は、琵琶湖にそそぐ犬上川の渓谷で清流が10mの落差を流れ落ち、奇岩の間をうねりながら流れていきます。その淵に臨む大瀧神社は「瀧ノ宮」とも呼ばれ、犬上川は下流にある多くの村の田用水をまかなってきました。そのため 神社はその水源を司り、水脈を支配し五穀豊穣をもたらす水神として 深い信仰を集めました。また 大瀧神社は穴場の紅葉スポットで、「大蛇ヶ淵」の渓谷美は どの季節に訪れても美しいのですが、11月下旬~の時期は 清浄な空気と冷気とで特に紅葉の美しさが冴えます。🤓


大瀧神社へのアクセス

◆電車・バス
 JR琵琶湖線 「河瀬」 駅で降り、
 JR「河瀬」駅からバス約25分「大瀧神社」下車、徒歩2分
◆車
 名神高速道路・彦根ICから約20分
 名神高速道路・湖東三山スマートICから約15分
 名神高速道路・多賀スマートIC(下り線)から約7分

滋賀・びわ湖~観光情報~/基本情報/アクセス他より抜粋
大瀧神社の所在地」


境内マップ

境内の散策には、大瀧神社の境内で入手できるパンフレット(実際は無人ですが、本殿にお参りすると傍らに「大瀧神社ご由緒」とあるパンフレットが積んであります)にある「境内のご案内」が便利です。以下に掲載します。

境内のご案内/境内備え置きパンフより」


境内散策(駐車場~大鳥居~冨王稲荷神社~大瀧神社の大杉)

境内のご案内」の「入口」からスタート。🙂👉

「一の鳥居」
「いつも鳥居をくぐる時は厳かな雰囲気を感じます。先ずは一礼😌」
「大きな鳥居2基に挟まり途中に冨王(とみおう)稲荷神社があります。こちらにも参拝😌」


大瀧神社の大杉/樹齢300年と言われています」
「幹回りは3mくらい。人間と比べるとこんな感じ😮(皆さんペタペタ触れていましたーご利益!ご利益!)」


境内散策(大蛇ヶ淵~犬上川岸辺他周辺~遊歩道)

大蛇ヶ淵だいじゃのふち」。神代の昔に、この地に棲んでいた大蛇が、稲依別王命いなよりわけおうのみこと忠犬 小石丸によってこの淵に鎮められたと言われています。犬上川の清流が奇岩の間をうねるように流れています。😮

大蛇ヶ淵のご由緒」
犬上川が奇岩の間をうねるように流れています」
「奇岩の間をうねるように流れる犬上川ともみじのコンビネーション😉」
「ちょっと~、ご夫婦でそっち行くのは危険ですよ~😮」
「岩瀬/まさにごつごつした岩肌を持つ奇岩の群れ」
「犬上川清流にせり出す紅葉を見る景色は<ここならでは>です」
遊歩道側からみた川の眺め🫡」


境内散策(拝殿~本殿(犬上神社)~参道~犬胴松)

境内に建つ拝殿本殿の順に参拝します。🙂

拝殿/先ずは拝殿でお参りして、そのすぐ後ろの本殿へ」
拝殿(左)と本殿(右)、本殿右側の社が犬上神社です」
大瀧神社の由緒
大瀧神社にこそ狛犬がふさわしい?」
拝殿忠犬小石丸の絵馬/そのすぐ下【弱気は最大の敵】当地出身、楽天イーグルス則本選手のサイン
「その下・・・流れ的にはワンコチームのはずですが・・・おさるチームのようにも見えます🤔」
「二の鳥居/初めに来た参道を戻ります」
犬胴松(いぬどうまつ)/一の鳥居から県道226号を渡った側にあります」
犬胴松の由緒/・・・小石丸が不憫でなりません😭」


・・・参詣レポはここまでです。


感想

参詣当日(11/21)は快晴に恵まれた一日でしたが到着したのはすでに夕方4時過ぎ。「永源寺」と「鶏足寺」の後だっただけに、さほど期待せずお参りを済ます予定でした。ところが、「大蛇ヶ淵」の渓谷を見下ろした途端、そのダイナミックな自然の躍動感にすっかり魅了され、心を躍らせていました。画像ではその1/10も伝わらないと思いますが、ごつごつした岩だらけの岩瀬を犬上川の清流がうねりながら流れていく・・・その川に枝を差し伸べている紅葉が、澄んだ空気と冷気のなかで鮮やかさも冴え、渓谷美全体を五感で体感する感じ・・・人工ではない自然の織り成す造形美に感動すら覚えました。👏🙂 近年では 忠犬 小石丸に思いを馳せ、愛犬家たちも訪れると言う大瀧神社。今回の参詣は 興味深いものの一つとなりました。🫶😊

最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

「今回の散策ルート」


おまけ

・・・そう、大瀧神社にまつわる有名な伝説です。

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