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【加藤俊徳】なぜうまくいく人は「ひとり言」が多いのか?【読書感想文】



この本は「 ひとり言のメリット 」を教えてくれる本です。


ひとり言をいうと脳が活発に働く

人は口から単語や音声を発しただけで、脳が活発に働くことがわかりました。

実際に「あ・い・う・え・お」の母音を発したときの脳の働きを調べたところ、おもしろいことに「あ」と「お」を発したときに血液量が上昇することがわかりました。

そして、「う」は少しだけ上がり、それに対して「い」と「え」は血液量が下がることがわかりました。

仮にもし、すべての言葉で血流が上がってしまったら脳の血圧が上がりすぎて、脳疲労を起こしやすくなります。

また脳は、思考系、記憶系、感情系、伝達系などの8つのそれぞれ独自の働きを担う領域をつかっていることもわかりました。

つまりひとり言を言うことで思考力、記憶力が高まり、ものごとの理解が進み、感情が豊かになるということです。

記憶力が高まる

ひとり言を言って、自分で自分の声を聴くことで記憶を担当している領域が活発になるからになります。

言語を聞いてそこから意味や情報を理解するというのは、動物にはできないかなり知的な行為だからです。

理解力が高まる

ひとり言をいうことによって脳の思考や物事を理解する領域が活発になるからです。

特に自分が取り組んでいる問題に対して自問自答することが大事になります。

目標を達成しやすくなる

自分の希望や目的を口に出して言うことによって、脳をその目的に向けて働かせることができるからです。

自分の目的を口にして脳に記憶させておくことで、自分の目的に必要な情報にアンテナを張ることができます。

頭で思っているだけでは、アウトプットしていないから目的をわすれしがちになります。そして楽な方へ流されて怠け腐ってしまいます。

よい独り言とはポジティブであること

肯定的な言葉を投げかけると気分が良くなるからです。
そして気分が良くなると、脳が活発に働きだして、良いアウトプットができるようになります。

時分が一番気分が良くなる言葉を探して、つぶやくのが一番いいわけです。

ネガティブな独り言をいうと脳の働きが悪くなる

ネガティブな言葉を発すると、脳の働きが悪くなって、脳がフリーズ状態になってしまうからです。

これは辛いことが長く続くと何も感じない状態にするのが生き残るうえで大事だからになります。

自分から自分へ攻撃する場合は、逃げようがないからです。

落ち込んでいるときの対処法は、理由や原因を「なぜ」「なぜ」とつぶやいて解決の糸口を見出すことになります。

そうやって絶望から、「もしかしたらこうすれば改善できるのではないか?」「うまくいくんじゃないか?」といったいちずの望み見出すことが大事になります。

大事なことはネガティブなひとり言に流されたり溺れたりするのではなく、むしろそれを糧にしようとする態度がそれになります。

大きな発見をしたければ、無意識のひとり言に意識を向ける

無意識にポロッと出るひとり言というのは、内側から吹き出してきた本音や知恵、感情であることが多いです。

無意識のひとり言を意識するために、ノートにひとり言メモをして書き留めておいて、後でつぶやきの意味やメッセージを読み解くこともあります。

声を出さないと脳全体に元気がなくなる

普段あまり人と話さない人たちの脳を調べたところ、脳の活動が低下していて、特に感情や記憶に関わる部分が大きく衰えていたことがわかりました。

ひとりごとをつぶやくのに適したシチュエーション

いいのは「散歩中」や「ドライブ」になります。

というのはスマホが使える状態だと、なかなか独り言をいうきになれないからです。

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