見出し画像

【楠木建】絶対悲観主義【読書感想文】

この本は「成功の呪縛から自由になることで気楽になれる方法」を教えてくれる本です。


絶対悲観主義とは?

絶対悲観主義

世の中は甘くない

物事は自分の都合のいいようにはならない

うまくいくことはひとつもない

そういった考え方、姿勢を持つことです。

仕事は自分の思い通りにいかないものです。

成功しなければならないという呪縛から自分を開放して
厳しい成果基準を自らに課さない選択をする ということ

絶対悲観主義のメリット

実行が極めてシンプルで簡単なことです。

期待をせず悲観的に考える。

敗北しても心は安らかです。


幸福の条件

幸福と没不幸

みんな幸せになりたいと思っています。

ただ、幸せというのは主観の極みです。

幸福か不幸かは誰にも決められません。

心理学者ハーズバーグはモチベーション理論として【二要因理論】を提唱しています。

  1. 人間の幸福や満足を促進する動機づけ要因

  2. 人間の不幸や不満足を少なくする衛生要因

満足の反対は、没満足という満足が足りない状態です。

動機づけ要因・・・人の信頼されることその仕事自体に意義を感じられること
衛生要因・・・給料、勤務条件、対人関係、昇給や昇進は「不満足」をなくすだけで「満足」はもたらさない

幸福の敵

人間にとって最大の不幸はなにか?

幸福の敵とは?他人との比較→嫉妬です。

嫉妬する対象は、空間的、時間的に自分と状況が違う人は比較的嫉妬する可能性は低いです。

根拠のない有能感を持っている人ほど、自分はデキるのにと他人と比較して嫉妬してしまいます。

不幸になるパターンは、他律性、これは人から幸せだと思われていることが幸せだと思い込むことです。

それぞれ人の中にしかない幸せを人と比較するのは間違いなく不幸 なことです。


お金と時間

お金の持ち方、使い方

お金は、稼ぎ方よりも、持ち方使い方にその人の価値観が出るものです。

価値基準がない人は、価値をお金に見出すわけです。

時間という平等な資源

とある、CEOの時間の使い方

平均の業務時間はだいたい10時間、72%が会議で、私的な時間は2時間、平均睡眠時間は約7時間と

一般の人とあまり変わらない時間の過ごし方をしています。

CEOは、私たちと違うお金の使い方をしています。しかし、時間は24時間全員一緒です。

時間には貯蓄性はありません

買うこともできません

供給がタダ

調達コストはゼロ

1日24時間が平等に支給されます

ルーティンの錬成

ルーティンはお金と同じくその人の本質が現れるものです。

時間配分のルーティン

  • 勉強・読書・調べ物→半日使って集中してインプット

  • 執筆する日→アウトプットの人決めて書くことに集中する

  • 人と会う仕事→週の特定の1日にまとめて詰め込む

もっと読みたい人は!

#楠木建 #悲観主義 #まとめ #読書感想文 #推薦図書

この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?