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【藤野英人】「日経平均10万円」時代が来る! 【読書感想文】

この本は「日本の経済が今後どうなるか? 」を教えてくれる本です。

今後、日本でインフレが加速していく

インフレ とは、平たくいうと私たちの普段買っている商品やサービスの値段が上がっていくことになります。

インフレで物の値段が上がっていくと、企業がたくさん儲かり、それに伴って社員の給料も増えます。

給料が増えると人々は、より多くの商品を購入することとなり、さらに企業の収益を押し上げるというプラスのサイクルによって景気が良くなります。

ここ30年でアメリカもユーロ圏もインフレになっているのに、なぜか日本だけがインフレにならず、ずっと取り残されてきました。

人手不足で給料を上げざるを得ない

日本はいま人口が減少しており、どの業界も人材不足になっています。

この人手不足で、少なくなった労働者の価値が上がり、その価値の上がった労働者を企業たちが良い賃金と良い環境で奪いあう形となっています。

そのため、今後は商品やサービスの価値を上げることができて、従業員の給料など待遇を良くすることができる企業だけが残って成長していくことになります。

海外が日本に注目し始めているから

日本は物価が安く、サービスがいい国になっています。

そして投資の神様、ウォーレン・バフェット氏が2023年に日本の商社を買うと発表したことで、多くの海外投資家が日本市場に注目を集めています。

このように海外からみて日本はお値打ちで投資するのに適した国になっています。

株価を意識した若い経営者になってきているから

いま、大企業のトップを若い経営者が務めるようになってきています。

そして、現代若い経営者は株価をしっかりと意識するようになってきています。

その背景には、経済産業省、金融庁、東京証券取引所などが株価に意識した経営に取り組む企業に求めているからです。

今回はバブルのように弾けない可能性が高い

今の株価は、企業の実際の利益に基づいた、現実的な株価だからです。

バブルのときには実際に会社が出している利益に対して株価が過大評価されすぎていました。

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