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【エルサレムでの休日】ステキな出会いと人の想いに触れる

みなさんこんにちは
人道支援家taichirosatoです。

土曜日の休日、以前から連絡を取りあっていた
エルサレムのEさんに会いに行ってきた。

事の発端は、Tiktok。
SNSを初めて少しした頃の10月。
日本語が喋れるEさんは、まぁこの時期にイスラエル、パレスチナにいる旅行者の日本人なんているわけないのだが、自分がパレスチナにいることを知ってくれてメッセージをくれた。
とても嬉しかったし、1度エルサレムの旧市街地に行ってみたかったので今回のチャンスにお願いしてみると快く引き受けてくれた。

お互い動画では見た事があったけど、会うのは初めて。
会って話してみるとすごく素敵な人で、エルサレムの複雑な旧市街地、歴史、色々なことを細かく紹介してもらいながら歩いて回った。本業がツアーガイドなんじゃないか?と思うくらい上手な喋りでエルサレムの奥深さ、複雑さ、歴史、色んなものを学ばせてもらった。

Eさんの友達のMさんと、僕の同僚のアン。
4人で色んな話をしながら、ランチはオススメのホンモス屋さんへ。
ホンモスとは、豆をペーストにした食べ物で、ナッツを混ぜたり、色々なバージョンがあって店ごとに特徴が違う。パレスチナでも色んなホンモス屋さんで食べたが、ココの店のホンモスは、めちゃくちゃ美味かった。さすがEさん!Mさん!

最後は教会に連れて行ってもらい、夕暮れの時刻が近づく。短いエルサレムでの休日は帰宅の時間を迎えるのだった。

何より印象的だったのは、ランチの時にEさんとした話。初対面ではあったがEさんの暖かい人柄とその想いに触れることができた。

大学の時、日本人の茶道の先生が来て、お茶を嗜んだそう。
エルサレムでは、複雑な歴史や宗教からユダヤやキリスト、イスラムであまり仲良くなったりはしないようで、なかなか難しいのだという。
でも、茶道の時は、みんなでお茶の間を囲み、お茶を楽しんだよう。その光景がEさんには印象的だったようで、いつかみんなで輪になって出来るような、そんな活動を広げていきたいのだという。

聞いていて、涙が出るほどあたたかな気持ちになった。
恐らくEさんは僕よりも若いのだろうけど、自分の国で起こっていることにアクションを起こすべく取り組みを始めている。そしてそこに日本のマインドを取り込もうとしてくれている。
かつて、杉原千畝さんがナチスのユダヤ迫害の時にユダヤの人々の為にビザを発給し続け、何千もの命を救ったように、小さな活動が大きなことを成し得る唯一の未知なのしもしれない。

今現在、日本の奨学生に応募をし、日本語の検定試験を控えている彼は、近い将来日本のいい所を沢山吸収してエルサレムの根深いところに光をさす存在になるのかもしれない。
僕に出来ることなんて、これっぽっちもないのかもしれないけれど、彼を応援したい、素直にそう思った。彼ならあたたかな輪を作れる存在になれる。
未来は不確かなのだけれど、確信に近いようなそんな感覚を覚える。
彼を全力で応援したい。
頑張れ!Eさん!

時折、照れ臭そうな仕草を見せながら、
丁寧な日本語を喋る彼を見て、

なんだ、やっぱり未来は明るいじゃんか。

そんなことを思う。

彼は言う。
イスラエルでまだまだ連れていきたいところがある。
僕は答える。
日本に来たら僕も君に見せたいところが沢山ある。

天気が悪く、雨と寒さの1日だったが付き合ってくれたEさん、Mさんには感謝しかない。
この記事を彼らが読むことはないのかもしれないけれど、この場を借りて彼らにありがとうを伝えたい。

同僚のアンはというと、ハンサムな若者ふたりに囲まれ、たくさんの買い物が出来てとても幸せだった。
帰りの車の彼女のマシンガントークっぷりは、彼女の一日の充実さを物語っていた。
渋滞があったことなんて忘れてしまうくらいの凄いトーク量だったな笑

シャローム!  Eさん。
ヘブライ語でこんにちは、だか、「平和」という意味も持っているそう。
Eさんとの素敵な出会いに
トダラバー(ありがとう。)
また近々会おう。日本でもイスラエルでも。

(写真掲載の許可をとっています)

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Best,
Tai



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