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SPITZの崎山さん

世界一大好きなドラムプレイヤー、崎山龍男さん。

いつ聴いてもヘンテコなリズム。シンバルを叩く暇があったら太鼓を叩く、太鼓の達人。

かと思えば、ここでドン!みたいな箇所で叩かなかったり、普通なら拍を詰めないと気持ち悪いところで、わざと?スカしたりする。
「拍」や「間」をいじらせたら天下一品。太鼓の魔法使い。

こんなヘンテコなリズム隊がいるバンドの音楽が、20数年に渡り、日本の音楽産業のど真ん中で支持され続けているリアルが、かっこよすぎでしょ。

本当に偉大なバンド。心底、愛してる。

「スパイダー」で知って「ハチミツ」でハマって、そこから遡って初期の作品を聴き始めた、凡庸なファンの自分。だから、2002年のリマスターシリーズ発売がなかったら、もう少し冷めた、淡白なリスナーだったかも。

音の出音が違い過ぎて、もう別物だった。「うわー、ドラムすげー!」って気づかされたのも、たぶんこの頃から。

学生の頃からアホほど「マイベスト」とか「裏ベスト」とかタイトルつけて、CDRに焼いて。新曲が出るたびに一喜一憂して。今も変わらず大好きなバンド。

そういえば「崎山ベスト」はやっていなかったので、作ってみた。やっぱりSpotifyは便利で楽しい。若い人にも是非、彼らの音楽を見つけてほしい。

初期の頃の、ナードで野比のび太な感じとか、最近のTIKTOK系の音楽にも近い世界観のような気もするんだけど…。

違うのかなー。若作り、もっと頑張ろう。



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