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心の栄養 みぃ~つけた♪~風呂場のドアが半透明な理由とは?~

「かくれんぼしよぉ~」
朝から、三女なつめちゃんとかくれんぼ。
「なっちゃんがかくれるから、トトが鬼ね!」
いつも通りに私が鬼役をする。
「い~ち、に~い、さ~ん・・・じゅう」
「もういいかい♪」
「もういいよ♪」とお風呂場方面から可愛い声がする。


ところで、風呂場のドアというのは、なぜか透けて見える半透明パネルだ。

深く考えたことはなかったが、なぜ半透明なのだろうか?
ネット上の意見は「中に誰かいるのがわかるように」が大勢を占めていた。
つまり、かくれんぼの隠れ場所には不向きなのだが。。。


さあ、どこにかくれているのかな~
お風呂場に探しに行ってみる

すると、そこには風呂場のドアの後ろにかくれている娘の姿が!
一生懸命隠れている娘の姿に、すぐには声をかけられず、
ほっこりしながらしばらく眺めていたが、
この可愛い姿をカメラに収めねばと、急いでスマホを取りに行き
シャッターをカシャ!

頃合いを見て、
「みぃ~つけた♪」というと
えへへという顔で出てきた。

これはスゴイ技だ。
娘は、私に浴室から強烈な幸せシャワーを浴びせかけ、
私は、娘をみつけているのに声をかけられない状態になってしまった!

しかし、この時の私の脳内は幸せホルモンでいっぱいだったに違いない。

幸せホルモンといえば、セロトニンオキシトシンドーパミン
主に3つだ。これらのホルモンの分泌・増加要因を簡単にまとめると、
セロトニンは、食事や運動をすることで増加する。
オキシトシンは、分娩時や友人、恋人、家族などとのスキンシップによって分泌する。
ドーパミンは、初めての感動や挑戦などの刺激によって分泌する。

今回は、オキシトシンがたくさん分泌されたようだ。
オキシトシンの一般的な作用は、分娩時に子宮の収縮を促すことで陣痛を誘発し分娩を促進することと、分娩後に子宮の回復を促進することだ。
母乳の分泌も促し、どちらかというと母性に関わるイメージが強い。
これとは別に、オキシトシンは「幸せホルモン」「愛情ホルモン」と言われることもあり、その効果には子への親和性や他者への共感・信頼感のほか、鎮痛、不安軽減、摂食欲求抑制、社会的記憶に効果があるとされている。

また、名古屋大学の研究グループは、脳内でオキシトシンが交感神経系を活性化し、脂肪組織における熱産生を増加させる神経経路をラットで発見した。この研究は、新たな肥満治療法への発展が期待されている。

オキシトシンの分泌は、心にも体にも良い栄養になりそうだ。
今回は私の父性が高まった。


なるほど!

風呂場のドアが半透明な理由がわかってしまった!!

それは、

「かくれんぼで心の健康をみつけるため」

ということだった。

「またかくれんぼしようね。」
「なつめちゃん♪」

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