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2023年に観たい展覧会

年末になると毎年「来年オススメの美術展」を特集した雑誌が出版されます。以前は「遠征」と称して年に30本以上、時には関東、関西方面まで観に行っていましたが、コロナ禍で急速に熱が冷め、本来の「美術鑑賞は無理なく行ける時に行く」スタイルに戻ってしまいました。

しかしながら、既に現時点で気になる美術展情報がネットでちらほら流れているので、備忘録を兼ねて「私が観たいと思った」展覧会を記録しておきたいと思います。

レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
 @東京都美術館 2023年1月26日㈭~4月9日㈰

エゴン・シーレは数年前(たしか「ウィーン・モダン展」)に観た数点のデッサンが忘れられず、一度まとめて観たいと思っていました。しかしながらこの時期上京の予定がなく・・巡回もないようなので、迷うところです。
リンクは以下です。


②マティス展 @東京都美術館
2023年4月27日(木)~8月20日(日)

今年のトビカンは充実しています。シーレの次はマティスです。
マティスの絶妙な色彩センス(これ絶対色合わんやろ!と思うような組み合わせも難なく合わせてしまいます。)とフランスらしいオシャレ感が好きです。まさにフランスの画家って感じがします。これは会期が長いので行けるかも。
リンクは以下です。


③ルーブル美術館展 愛を描く @国立新美術館
2023年3月1日㈬~6月12日㈪


某テレビ局が全面バックアップしているルーブル展。目玉作品が1、2点であとはホニャララでは・・と思っていたら、観たい作品が来ているではありませんか!アリ・シェフェールの『パオロとフランチェスカ』(本題はもっと長いみたい)。美術全集で見てその官能美が忘れられず、一度実見したいと思っていました。

こちらの作品です(Twitterより)。


マティス展と抱き合わせで上京して観に行くか・・。要検討ですね。
ちなみに、ルーヴル展は京都市京セラ美術館へ巡回するようです。
リンクは以下です。



④テート美術館展 光 -ターナー、印象派から現代へ @国立新美術館
2023年7月12日㈬~10月2日㈪

詳細はまだわかりませんが、国立新美術館のHPを読む限り、ターナーから印象派、現代の作品まで「光」をテーマにした展示になるようです。
テートからどんな作品が来日するか、次第ですね。こちらは大阪中之島美術館に巡回するようです。
リンクは国立新美術館のを貼っておきます。


⑤特別展 生誕270年 長沢芦雪 @大阪中之島美術館
2023年10月7日㈯~12月3日(日)

詳細はまだ出ていませんが、芦雪は以前開催された大規模展に行けなかったので、観たいなぁと思っています。関西なので日帰り遠征も可能ですし、これは行こうかなと。
リンクは大阪中之島美術館の情報欄を貼っておきます(詳細の記載はなし)。


他、国立博物館系の仏教展示(東福寺展、親鸞展)などの情報も出ていますが、今回はあまり興味をそそらないかなぁ、と。
もちろん何かの切っ掛けで急に乗り気になり観に行くこともありますが。

基本的に美術館遠征は日帰りか、家族の予定に合わせて旅行に組み込んだり東京の娘に会いに行くついでだったりします。しかし娘も今年結婚したので、今までほど遊んで貰えなくなりました(汗)
それから一つ思うのは、私の住んでいる九州は、全体的に年度末ギリギリか翌年度初にしか美術展情報を出さないことです。
遅すぎて予定が立てにくいです。
首都圏や関西と違って、基本的に遠方から来てもらおうという意思がないんだろうな、と思います。公立の館が多いのも理由の1つかもしれませんが・・(同じ国立博物館でも九博は遅かったりします)。

これまでに上げた情報に、年度末に出る九州の情報を加味して、来年も行ける時に観たい展示を楽しみたいと思います。


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