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L is B(Life is Blog) #6 全社リモートワーク(在宅勤務)実験経過報告

当社は2020/03/02〜3/13までの2週間、全社員でリモートワーク実験を開始しています!
これまでも自宅で完結出来るエンジニアを中心にリモートワークを実施してきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大期にあたり思い切って全社員を対象にリモートワーク(在宅勤務)を実施してみました。

今回は、従業員40名程度の中小企業が初めて体験した全社リモートワークの途中経過を書きたいと思います。

以下全社リモートワーク導入までの流れ

1st Phase(1月26日)コロナ対策ルールの策定
  人から人への感染が日本で発生した時のルールを以下3段階で決定
①当該地域のリモートワーク推奨と時差通勤の推奨
②全社リモートワーク推奨と時差通勤の徹底
③全社リモートワークの実施(強制)

発表直後に奈良県のバスの運転手さんが罹患のため、①を適用

2nd Phase(2月17日)消毒セット&マスク手当支給(4000円)
都内でも感染者が増えてきたため、ルールを①から②へアップグレード
また、自動で消毒薬が出てくる機械を購入。

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消毒薬はパストリーゼ77をゲット(週末ホームセンターをはしごして何とかゲット)

Amazon___ドーバー_パストリーゼ77_5L___パストリーゼ77___スプレー

同じ製品(5L 3990円)がAmazonで25000円で売ってた。転売屋ぼったくりすぎ。

3rd Phase(2月27日)全社リモートワーク決定と感染時のルール策定 
感染時のルールを策定(原則14日間の出社停止とその期間の給与について)

勤務判断基準


リモートワークに利用しているツール
仕組みは作ったので、あとはツールの整備。
といっても新しく整備したものはほとんどなく、自社サービスに加え今使ってるものをそのまま利用。

①direct(自社サービスのビジネスチャット)
②G-suite(現在利用しているGW的ツール)
③ZOOM(テレカン利用)


スクリーンショット_2020_03_09_22_05

ZOOMはテレワークの実体がよく考えられている。(自宅を見せたくない人対応など)ウチのCTOはクロマキーやり過ぎて顔と背景が一体化ww


で、3/2から開始してみて今日で丸1週間。以下社員からの感想など・・・

良かった点
 ・通勤時間がなくなったので睡眠が十分取れている
 ・化粧をしなくていいのでラク

困った点
 ・家にデスクがなくてソファで仕事してると腰が痛くなる
 ・運動量が減るので太る
 ・家の近所に食事する場所が少なくランチ難民に
 ・話し相手がいないと案外寂しい
 

きちんとアンケート取ってないのであくまでも僕が聞いた限りの声ですが、始めたばかりというのと、慣れてないからか良かった点より、困った点が多かった様子。
 

リモートで出来なかった仕事(3月9日時点)
 ①来客対応
 ②決算書の作成(機密情報の取り扱い)
 ③動画撮影(新卒向け説明動画の作成)
 ④営業活動
 ⑤請求書の作成と出力、送付
 

③の動画作成は、21新卒向けの会社説明会を動画にしたことで
急遽撮影が必要となり、そのために数名出社してもらいました。

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小松監督が大活躍してくれています。

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出社メンバー全員でお刺身食べホーのたいこ茶屋さんへ(普段一緒にランチに行けない人と行けてこれはこれで良かった)


リモートワーク試行の感想(現時点)

・directのプレゼンス機能(directへのアクセス状況)で相手の在席状況がわかるので、さして問題は無い。
・必要となればZOOMやビデオ通話機能(direct)を活用してその場でテレカンに切り替えられる
・directのノート機能(共同編集可能なノート)でチャット議論も出来る。(フローなやりとりを補完出来る)

以上の点で全社リモートワーク開始1週間は、慣れてない点以外はさしたる問題はありませんでした。性善説というか、社員を信用しているので何の問題も無かったというのが率直な感想。
ただ、リモートではどうしても完結しない仕事も残るので完全リモートを目指すのではなく、働き方を多様化していく一環として考えていければと思っています。

今週も継続試行し、またこのブログで状況を書きたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。



※このブログはL is Bの社長である僕が日々考えていること、思っていること等々を不定期で徒然なるままに書いていこうと思っています。


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