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早稲田実業が3大会ぶりの出場!

早稲田実業 31-7 成城学園
(3大会ぶり8回目)

早稲田実業はFL多田陽道(3年)主将をはじめ、HO小笠原正義(3年)、PR原幹司(3年)、LO遠藤直輝(3年)、FL櫻田凱(3年)、前チームからの主力が5名残るFWはオール3年生。安定感のあるSH宮下羚(3年)とSO田中大斗(3年)のハーフ団がゲームコントロールする。そのほか、下級生の多いBKは昨年から主力のCTB山口洸太郎(2年)とルーキーのFB河村和樹に注目。

成城学園はアタックセンスに溢れ、ディフェンスでの貢献度も高いSO村井健人(3年)主将がチームを牽引する。FWは前チームでも主力のHO中村然(3年)が中核を担う。BKでは、昨季1年時からレギュラーのCTB井手晴太(2年)とFB仲西祐太(2年)に期待がかかる。

早稲田実業は注目のハーフ団が上手くゲームメイクを遂行する。8分、早稲田実業は敵陣マイボールラインアウトからNo8福島颯太(3年)が素晴らしいキャリーで迫ると、SO田中大斗(3年)が当たって、最後は再びNo8福島颯太(3年)が先制のトライ。20分には連続攻撃で迫って、FL櫻田凱(3年)が抜ける。最後はBKで繋いでCTB山口洸太郎(2年)がトライ。成城学園も献身的なディフェンスと、FL秋山雄雅(3年)とSO村井健人(3年)を中心に勢いのある攻撃をみせるが得点は奪えない。逆に早稲田実業は前半終了間際にラインアウトモールからHO小笠原正義(3年)がトライを追加。前半は早稲田実業が19-0とリード。後半も早稲田実業は開始早々に、SH宮下羚(3年)の50:22で得たラインアウトからモールを形成し、HO小笠原正義(3年)がトライ。差が広がったが、成城学園は思い切りのよいアタックを披露し続け、11分にSO村井健人(3年)、FL秋山雄雅(3年)、PR染谷昌宏(2年)、CTB井手晴太(2年)と推進力のある選手で迫ると、最後はFL棚瀬燦太(2年)がトライをマーク。その後、成城学園が勢いをみせるがミスもあり得点には繋げられず。しのいだ早稲田実業は試合終了間際にラインアウトモールからトライを奪い、試合を締めた。早稲田実業は主導権を握ってゲームを進め、3大会ぶりの花園を決めた。成城学園は勢いのあるアタックをみせたが及ばなかった。

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