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フリーランスで保育園「全落ち」、働き続けるために必要だったこと

我が家は、妻が正社員、夫がフリーランスの共働き家庭です。妻の育休終了で、1歳の息子を保育園に預けようとしたところ、見事に全落ちしました

会社員はもちろん、フリーランスも子どもを世話しながら働くのは困難です。穴を開けようものなら、仕事も収入もなくなってしまいます。

困り果てた我が家は、保育園の代わりに「保育ママ(家庭的保育)」を利用することにしました

待機児童数が減少しているとは言え、保育園に入園できず「仕事どうしよう」という方も少なくないはずです。そこで、同じ悩み・問題を抱えるフリーランスの方に、保育園全落ちから保育ママ利用までの体験をシェアします。

希望した保育園に全落ち

4月入園を目指し、我が家では自宅から自転車で通える範囲で、5か所(第1希望から第5希望まで)の認可保育園を希望しました。「5か所も希望すればどこかしらに入園できるだろう」と、軽く考えていました。

その結果が5か所落選―全落ちです。

『待機児童数が減少している』と報道されていますが、それと希望する保育園に入園できるかは別問題のようです

4月に続き5月も入園できず。そうこうしているうちに、妻の(最大取得できる)育休期間が残り2か月となってしまいました。

我が家は、夫婦ふたりの収入で家計をやりくりしています。なので、どちらかの収入がなくなってしまうのは大問題です。そのため、育休期間が残り2か月のタイミングで、認可保育園以外の保育施設を急遽探すことにしました

育休終了間近で「保育ママ」を利用することに

“認可保育園に入園できない”となり、選んだのが「保育ママ」です。保育ママとは市区町村が行う家庭的保育で、0~2歳の乳幼児を原則1日8時間(午前9時~午後17時)、最大5人までを預かる小規模な保育施設です

なぜ保育ママを選んだのか?というと、8時間保育で給食があったり、外遊び・季節ごとのイベントを行っていたりしたからです。保育者の自宅を使い、こじんまりアットホームな雰囲気の中で遊んでいたのも魅力でした。

「ひとまず夫婦ともに働くことができる」「息子も楽しく遊べそう」と思い、これ(保育ママ)でいこう!と決断しました。

それで、住まいのある地域で探してみると30か所近くの保育ママがヒット。認可保育園と同じように5か所希望したところ、第一希望の保育ママに入所できることになったんです。

実は、我が家には小学校高学年の娘がいます。娘(第一子)の時も、認可保育園以外に預けることを想像もできませんでした。そういう家庭が多いようで、うちが利用する保育ママの子どもたちはみんな第2子以降です。

見方を変えると、保育ママは、第一子を預けたい家庭にあまり注目されていない、“穴場”の保育施設だと思います

保育ママを利用してみて

現在は、週5日(月~金曜日)、午前9時~午後17時で保育ママを利用しています。子どもが5人、中心となって保育を行う代表者と補助員の2名体制。毎日友達と遊んだり、公園に出かけたり楽しく通園しています。

保育ママを選んで良かったのは、やや人見知り・小心者の息子でも集団生活になじみやすかったことです。お試し保育中は大泣きしましたが、友達の顔や名前をすぐ覚える等、比較的早く集団に適応できたように思います。

悩まされたのは、時間外保育がほとんどできないことです。時間外保育としては、午前9時預かりを午前8時に前倒しできるのみ。お迎えは午後17時で時間厳守でした。

おそらく、保育ママは、認可保育園よりも時間外保育が短いです。なので、お迎えが遅くなる、あるいはお見送りが早くなる可能性がある方は、何かしらの対策が必要です

送迎・預かりサービスも活用

先日、時間内にお迎えが間に合わず、はじめて送迎・預かりサービスを利用しました。市区町村が実施する「ファミサポ」というサービスで、朝6時くらいから夜22時くらいまで子どもの送迎・預かりをサポートしてくれます

保育ママは、認可保育園に比べ保育時間が短いです。「遠方で仕事がある」「夕方にしかスケジュールが組めない」といった事態が発生すると、まず間違いなくお迎えが間に合いません。

そうした事態に備え、活用できる子育て支援サービスも考えておくと、安心して働きやすいのではないでしょうか

以下に体験談をまとめていますので、利用の流れや感想等を知りたい場合は参考にしてください。

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