お空へ行くんじゃないかと思った2日間。
2月14日。
昼の3時頃から お父さんが眠り始めた。
隣へ行って 横になった。
「手ぇ、揉んでくれ」
「 足の裏、揉んでくれ」
「 ふくらはぎ、揉んでくれ」
お父さんは猫の親分 みたいな顔をして 私に甘えた。
私が揉むたびに、
「 あはは、 最高だ!! 極楽だ!! すんげー気持ちがいい!!」
そう言ってくつろいだ。
首や肩や背中も揉んだ。
ウトウトするお父さんの隣に 潜り込み、 頭の匂いを嗅いだ。
夜の10時頃まで そうやっていた。
夜の10時頃 お父さんが起き