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ニュース、絵本、ペーパーバック?自分に合った英語多読で楽しく!

ここではどんな種類の本が多読に向いているかを考察します。いろいろな種類の本があるので自分に向いたもので多読を楽しみましょう!

英語絵本で有名作品に触れながら

おさるのジョージやスイミー、はらぺこあおむしなど子供向けの名作絵本で多読もいいですよね。絵の芸術性が高く、お子さんがいれば一緒に楽しんで多読や読み聞かせもできます。

私が絵本で多読してみて感じたメリットとして、

・短めの作品なので短時間で読める
・絵がきれいで楽しい
・絵から内容が推測できる
・子供と一緒に読める
・youtubeで音読が聞ける
・すでに知っている内容である
・日本語訳されているものが多い

以上のことを感じました。
youtubeや日本語訳の本も併用すればいろいろなことに活用できると思いました。

デメリットとして以下のことを挙げておきます。

・文法的に??となる部分が多い
・意外と読みづらさを感じる

読んでみると、子供向けの本なのに、意外と分かんない??なんてことがよくありました(・・;)
考えてみると日本語の子供向けの絵本もそうですよね。詩のような言い回しだったり、小気味よいリズムだけど全く意味のなさない文言が入っていたりと(笑)
なので、意外に!!きちっと英語を学習してきた私達にとっては難しかったりするのです。読んで理解するより、感じるための本、ってところでしょうか。
なので多読の入り口が絵本のかた、自分にはやっぱり向いてない、と思わないでくださいね!意外ともうちょっと上の年齢向けの本が読みやすかったりしますよ(•‿•)

大人向けペーパーバックでカッコよく

大人向けと銘打っていますが、決してアダルトちっくな意味ではなく(笑)
シドニィ・シェルダンやダニエル・スティール、ダン・ブラウンなど、一般的なペーパーバックのことです。

メリットとして、

・手に入れやすい
・様々なジャンルのものがある
・専門用語が学べるものもある
・読み終わったあとの達成感はイチオシ
・読んでるとちょっとだけ優越感がもてる(笑)

なんと言っても膨大な数の本の中から好きなものが選びたい放題!それにつきます。また法廷や刑事もの、医療ものなどジャンルによってそれに伴う専門用語も学べます。
そして一冊読み終わったあとの満足感はやはり一般のペーパーバックが一番です。

デメリットとして、

・分厚いので挫折しがち
・難易度が高い
・辞書が必要なことも

ネイティブの大人か読むものなのでやはり難易度は高いです。作者によっては易しい英語で書かれているものもありますが、基本的には英語レベルは中上級からと思っていたほうがいいです。また私の場合はまだまだ辞書ばかり引いてしまいます。それでも大丈夫という方は問題ないですが、多読三原則をしっかり守りたいという方は、レベルが上がってから読んだほうがいいですね!

ティーンズ向けペーパーバックで無理なく

ティーンズ向け、もしくは児童向けのペーパーバックで多読。これが私が一番多く読んできたものです。有名どころだと、ハリーポッター、ダレン・シャン、ルイス・サッカー作品でしょうか。易しいところだとマジック・ツリーハウスとかもいいですよね。

いじめや恋愛などの学校モノも多くあり、ミステリーやファンタジーなどジャンルも様々。シリーズもので気に入るものがあれば一気にたくさん読んで語数を稼げます。

メリットとしては、

・ほどよい長さの小説
・難しすぎるものに当たりづらい
・シリーズものが多くて長く楽しめる
・文法構文はすべてを網羅している

英語レベル中級以上の方であればサクサク読めると思います。それでいて、ティーンズ向けであれば、英検一級に出題されるような単語も目にすることがあるので、語彙力UPにも適していると言えます。そして児童向けと侮るなかれ、大抵の作品で文法構文は網羅されています。

デメリットとしては、

・理解のない人から、レベルが低いと思われる
・挿絵がたいてい可愛くない(笑)

デメリットはそんなに思い浮かばないのですが、あえて言うとしたら、文字が大きめでパッと見で子供向けなのがわかるので、外で読んでるとちょっとだけ恥ずかしいです。自分の気にし過ぎだとは思うのですが(笑)
そしてなぜ海外のペーパーバックの挿絵はあんなにかわいくないんでしょう。日本のラノベのクオリティの高さよ。。!
※挿絵のないティーンズ、児童向けペーパーバックもたくさんあります。

ニュース記事で時事ネタにも強く!

昨今、海外のニュース記事が簡単に見れますよね。便利な世の中です。
英語多読といっても物語だけを読むのではなく、私はニュースや雑誌記事なども多読に入ると思っています。

メリットとして、

・時事英語が身につく
・外国人との会話のネタに使える
・海外ニュースも知れて一石二鳥
・英検などの資格試験対策になる
・英字新聞読んでる姿がカッコイイ

特に英検1級や通訳案内士を受験するとなると、社会問題や時事ネタに精通していたほうが良いです(どちらも未だ不合格の私が言っても説得力薄いですね(・・;)必ず合格して証明してみせます笑)。
そのような方には、読むことでそのジャンルに合った語彙と知識がついてくるニュース記事や雑誌記事はとてもいいものです。また、外国人とお話するときにも話題として使える知識を仕入れることができます。

デメリットとして、

・もともとニュース記事を読まない人は長続きしない
・難易度が高いものが多い

私なんかもそうでしたが、普段新聞を読まない人にとってはいくら勉強になるからといっても結構苦痛なんですね、これが。なので英検前の短期間だけ活用しています。
中級者にも優しい、JapanTimes alphaという英字新聞もあります。そのようなものの場合、一部の単語の意味が掲載されているので読みやすくはなっていますが、そのためか記事も短くなってしまっていて簡単にまとめられた要約のようになっており、読み応えがないです。ニュースに読み応えを求めてはいけないのかもしれませんが。

英語学習者向けのGraded ReadersやLeveld Readers

Oxford BookwormsシリーズやMacmillan Readers、Penguin Readers、ラダーシリーズなど。語彙や文法がレベル毎に制限されているGRと、内容の易しさ難しさで分けられているLRがあります。
英語学習者向けに書かれた専用の本なので非常に読みやすいです。

メリットとしては、

・辞書無しでスラスラ読める
・一冊が薄いので短時間で読める
・自分のレベルに合ったものが選べる

本によってはルビがふってあったり、巻末に単語の意味がズラーっと載っているものもあります。本当に、辞書なしで読める!

デメリットとしては、

・内容がイマイチ
・オリジナル作品が少ない
・やっぱり挿絵が全然かわいくない
・一般的に薄い割に高価

この手の本で非常に多いのが、過去の有名作品のリライトものです。ですが語彙や文法や語数を制限してあるのでやっぱり原作や、原作をもとにした映画などに比べてしまうと遥かに内容が劣ります。ぶっちゃけ、楽しくない(笑)
物語を読んだ感がなく、英語を読んだという感じです。ひたすらこの手の本を読むのは私には無理でした。ですが、辞書なしで洋書が一冊まるごと読めた!という達成感を得るには良いかもしれないです。挫折しがちな、多読スタートしたばかりのころに数冊読む分には、自信に繋がって良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?さまざまな種類の読み物があるので、自分の嗜好に合わせて楽しい英語多読ライフを送ってください(◍•ᴗ•◍)

ちなみに、TOEIC900点台でリーディングは結構得意!の私がいま一番楽しく読めているのはティーンズ向けのペーパーバックです。

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