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一人ぼっちのあなたへ

複数の職場でもご近所でも、特に嫌だと思う人がいない。
嫌だと思うほど、懇意にしたり長時間顔を見合わせていないからだと思う。

相性が合うとか合わないとか、考え方が異なるなど、うまくいかない要因はいろいろあるだろうが、時間と距離を取ることでほぼほぼ乗り切れると思う。

そうはいっても、会社や学校や集合住宅(今は社宅付き合いなんてないのかしら)ではそういうわけにいかず、おまけに人数も多いからどうしようもない。

先日某超高齢女性YouTuberの上梓されたご本を(聴き放題だったので)オーディブルで聴いたさいに、自分は一人でいる時間が大切で一人でいることが苦にならない、むしろ大勢を好まない(要旨)とあった。

脊髄反射的に、そうそう、私もそう!なんて、少数派にあるまじき同調をする。

筆者の論は続く。
ただ、自分が旅行に行きたいと思った時に自分から誘うのだ、と。
一人で行かないのかー!!
孤独気取ってんじゃねーよ。←言い過ぎました、ごめんなさい。

私は半世紀以上生きて発見した。
上記のような人はむしろ多数であることに。

レストランで旅先で、仲良しグループに遭遇し、人付き合いがマメだなあ、めんどくさくねえのかな?と思う。
大きなお世話だが、彼女たちもいつも常に仲良く和気藹々しているわけではない。
意外に、日頃は単独行動でその時たまたま年に何度かのお食事会だったりする。
そういうあちこちの即席、あるいは定席のグループの集合の輪の重なる部分にいるわずかな人が、人付き合いが上手な世話人で、それ以外のほとんどの人は、単独行動が好きで気楽だと思っている。孤独を愛している。

だから『上を向いて歩こう』なんて歌が大ヒットして、時代世代老若男女問わず歌い継がれるのだ。

三人集まると揉め事が起きる。
仲間外しやいじめは、内容が犯罪、もしくはそれに近いものである場合人格に問題があるだろうが、そうでない多くは人が集まるから起きると思う。
そういうのが面倒くさいから一人が好き、一人が好きとおっしゃる方、そう思いませんか?

学校や社会でずっと友だちをたくさん作るように言われ、常に一人でいると変人扱いしたりされたり、事件が起きると容疑者が孤独であったことが取り沙汰される。
それは、単独行動を好む人が圧倒的多数だからじゃないのかしら。

一人ぼっちの皆さん、一人じゃありませんよ!
って矛盾しているな(笑)

※ヘッダー画像はTOMOさんよりお借りしています。
ありがとうございます♪

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