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樫野埼灯台

樫野埼灯台(かしのざきとうだい)は、太平洋を望む紀伊大島(和歌山県串本町)の東端にある。

上が南(太平洋)、下が北(本州)。紀伊大島は沖合1.8kmの海上に浮かぶ島であるが、今はくしもと大橋によって串本の町と繋がっている。周囲28km、面積9.68km2(968ha)。

江戸時代の紀伊大島は、江戸-大阪航路の風待ち港・避難港として多くの菱垣回船・樽廻船が寄港したという。(「和歌山県の歴史三歩」山川出版)

樫野埼灯台
日本最初の様式石造り灯台で、対岸の古座川周辺にある「宇津木石(うつきいし)」が用いられている。
宇津木石は、マグマからできた石の中では比較的やわらかい石で加工しやすく、この地方では古くから建築用石材として広く利用されてきた。灯台旧官舎や周囲の石塀にも宇津木石が用いられている。(現地説明板より)

「この灯台は、慶応2年(1866年)江戸幕府とアメリカ等4か国との間で結ばれた江戸条約で建設が決められた8灯台のうちの一つです。」

かつて、大島の沖合は海の難所で、「遭難海岸」として畏れられてきた。(現地説明板より)

明治23年、トルコ海軍エルトゥールル号が遭難した際の島民の献身的な救助活動が、69名の乗組員の命を救い、日本とトルコの友好関係の始まりとなった。(現地説明板より)

灯台の休官舎。
灯台に登って見る景色👀
明治3年(1870年)。なんと154年前!

灯台見物を終え、周囲を散策していたら、ジョウビくんに出合いました。

ジョウビくんはひとなつこいですね。

あっちいけ!と私に向かって言ってないよね?ちみ。


さて、ハラヘッタア!

ランチはカフェ・ラパンという喫茶・軽食のお店に入りました。

lapin? うさぎのことですかね、フランス語で。

そしてやはりうさぎ?のカルビ焼き肉丼。

お味はご想像におまかせです。うさちゃんではなくぎゅうでした笑
太平洋から漁船団が戻ってきました。なんか、かっこよくね。
くしもと大橋。

本記事で車中泊1泊の南紀熊野の旅シリーズも、ほぼ終わりです。

最終章(「すさみ道の駅編」予定)を書き上げたら10編になりますので、あらためて推敲編集(目次や章立てなど)し、マガジンに保存しよう思っております。

橋を渡れば串本だ。


紀伊大島には、少し苦い思い出があります。もう時効だと思いますが、さあどうでしょうか?

2024.3.22
投稿2024.4.7