Breakin' ブレイクダンスの話【Part4】
【Part3】の続き
ブレイクビーツで使われている曲で
ヒップホップの国歌と言われているのがIncredible Bongo Band の Apache
ただこの曲はカバーでベンチャーズもカバーしているので
日本ではそちらのほうが有名ですが
更に元にやっていたのはシャドウズです。
更に代表的な曲がBabe Ruth の The Mexicanです。
聴いてみると少し驚かれると思うんですが
一般的なヒップホップのイメージとはかなり違うと思うんです。
実際に元ネタのApacheもThe Mexicanもイギリスのロックです。
しかもヒップホップはニューヨークの黒人音楽文化なのですが
元ネタはイギリスの白人ロックです。
つまり元ネタがロックであろうとジャズであろうとファンクであろうと
ソウルであろうとテクノであろうと家に有ったカッコいい音楽持ち寄って
おいしいトコ全部繋げちまおうぜ!という何でもアリ精神こそが
ヒップホップなんです。
あと2曲ブレイクビーツの代表曲を紹介します。
The Jimmy Castor Bunch の It’s Just Begun です。
Jimmy Castorというサックス奏者率いるファンクバンドです。
最後はManu Dibango の African Battle
完全なインスト曲で歌は一切ありませんしパーカッションセクションの
リズム中心なのがわかると思います。
では次回は最終回です。これらの音楽で即興的に踊る
本題のブレイクダンスの話をしたいと思います。
【Part5】につづく
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