中山 ただし

本業 : 丸の内IT稼業⌨ 昭和ジャニーズ顔 アルフィエスタ🐍 モーツァル党 後期マロ…

中山 ただし

本業 : 丸の内IT稼業⌨ 昭和ジャニーズ顔 アルフィエスタ🐍 モーツァル党 後期マロン派🌰 Flussシンフォニカ所属 特技:ヴァイオリン🎻、ヴィオラ、チェロ、メタルギター🎸、ハイトーンボーカル🎤、ドラ厶🥁 ITとクラシック音楽とヘビーメタルに強いです

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音楽の良いところは辞めてもいつでも帰ってこられるところ

ジュニオケ卒業以来20年ぶりにエキストラでオーケストラに乗って ドヴォ7は難しかったけど楽しかった。良い曲だった。 でもまたココから暫くヴァイオリンを弾かなくなりま…

中山 ただし
9か月前
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この曲のこの部分がピンポイントでツボ リムスキー=コルサコフ交響組曲シェへラザード第2楽章

このnoteで不人気シリーズですが引き続き この曲のこの部分だけピンポイントで妙にツボにハマっている場所を 誰も求めてないのに紹介する企画第4回目は リムスキー=コルサ…

中山 ただし
7時間前
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この曲のこの部分がピンポイントでツボ ベートーヴェン交響曲第3番英雄第4楽章

このnoteで不人気シリーズですが引き続き この曲のこの部分だけピンポイントで妙にツボにハマっている場所を 誰も求めてないのに紹介する企画第3回目は ベートーヴェン交響…

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この曲のこの部分がピンポイントでツボ ドヴォルザーク交響曲第9番新世界より第3楽章

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この曲のこの部分がピンポイントでツボ ブラームス交響曲第2番第4楽章

さてこのnoteで曲紹介シリーズは非常に不人気なので あまりやらない方針にしていたのですが少し趣向を変えて この曲のこの部分だけピンポイントで妙にツボにハマっている場…

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本番でゾーンに入る経験

練習では弾けてたんです。というのはよくある定番フレーズですが 逆のことも時々起こります。 練習の時は何度やっても上手く行かなかった所が なぜか本番では上手くいく経…

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弓元を制すものがボウイングを制す

昨日、弓先を制すものがボウイングを制すという記事を書きましたが 正反対のタイトルやないかーい!とツッコミたくなるかと思いますが まあ聞いて下さい。弓先を制した後の…

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弓先を制すものがボウイングを制す

ヴァイオリンの音色でギコギコとよく表現される音色ありますよね。 あのギコギコという音の正体ってなんだかわかりますか? 弓毛が弦に対して縦方向にズレた時の摩擦音です…

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理想の音のイメージ

こんな音色を出したい!っていう理想のイメージはありますか? 実は私には全く無かったんです・・・ 子供の頃からやっていると、自分から始めたいという憧れ的な動機がなく…

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アマオケ界隈の噂話 2

以前、アマオケ界隈の噂話という記事を書きました。 最近もまた私が噂話の対象になっていたのですが今回も笑い話です。 前回同様の内容ですが私が噂話になる背景としては …

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昭和の常識 令和の非常識 2

以前「昭和の常識 令和の非常識」という記事を書きました。 続編になります。 ・練習の際に音源を聴いてはいけなかった 以前書いた内容で音源を聴く事のハードルの高さを…

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プロの音楽家と弾く事

アマオケを演っていると弦トレーナーさんや エキストラさんなどでプロ奏者の隣で弾く事がたまにあります。 荒れる内容になりそうなので少し心配なのですが プロの奏者と言…

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メトロノームの功罪

練習にメトロノーム使ってますか? 私は絶対に使わないとダメだと思っていますが とはいえメトロノームにも副作用があると言われる事があります。 まず大前提としてメトロ…

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譜読みとは符読み

譜読みをする時に音符の位置を必死に追いかけ音程を探って行きますよね そうして運指とかを考えて決めていく訳ですが 軽視しがちなのが符読みです。つまり音価や休符の長さ…

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ザックス=ホルンボステル分類

楽器の分類って違和感感じませんか? なに?サックスは金属製なのに木管楽器ですと! なに?フルートは金属製なのに木管楽器ですと! あれ?木管五重奏なのにホルンが居ま…

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ストラディバリウスの秘密

ストラディバリウスって名前はよく聞きますよね。 何億円もすると言われるオールドバイオリンです。 写真のヴァイオリンは本物のストラディヴァリウスで 所有されている先…

中山 ただし
2週間前
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音楽の良いところは辞めてもいつでも帰ってこられるところ

音楽の良いところは辞めてもいつでも帰ってこられるところ

ジュニオケ卒業以来20年ぶりにエキストラでオーケストラに乗って
ドヴォ7は難しかったけど楽しかった。良い曲だった。
でもまたココから暫くヴァイオリンを弾かなくなりました。
それどころか音楽と全く関わらない生活になりました。

理由は息子が生まれたことでした。
妻からも「音楽活動は辞めて欲しい」と頼まれましたし
私自身も息子との生活が楽しくて仕方なかったので
音楽をやらないことに関して特になにも窮屈

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この曲のこの部分がピンポイントでツボ リムスキー=コルサコフ交響組曲シェへラザード第2楽章

この曲のこの部分がピンポイントでツボ リムスキー=コルサコフ交響組曲シェへラザード第2楽章

このnoteで不人気シリーズですが引き続き
この曲のこの部分だけピンポイントで妙にツボにハマっている場所を
誰も求めてないのに紹介する企画第4回目は
リムスキー=コルサコフ交響組曲シェへラザード第2楽章

この曲は千夜一夜物語(アラビアンナイト)をテーマにしていて
シャフリアール王のモチーフとシェハラザードのモチーフという
2つのメロディが最初から最後まで何度も出てくるのでとても印象的ですし
ヴァ

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この曲のこの部分がピンポイントでツボ ベートーヴェン交響曲第3番英雄第4楽章

この曲のこの部分がピンポイントでツボ ベートーヴェン交響曲第3番英雄第4楽章

このnoteで不人気シリーズですが引き続き
この曲のこの部分だけピンポイントで妙にツボにハマっている場所を
誰も求めてないのに紹介する企画第3回目は
ベートーヴェン交響曲第3番英雄第4楽章

第4楽章はピッチカートで演奏されるテーマが
形を変えた変奏で続いていきます。
コレがとてもかわいらしいテーマなのです。
ツボポイントはヴィオラから始まる3連符の変奏です。
少しおすまししたシャム猫がトトトっと

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この曲のこの部分がピンポイントでツボ ドヴォルザーク交響曲第9番新世界より第3楽章

この曲のこの部分がピンポイントでツボ ドヴォルザーク交響曲第9番新世界より第3楽章

このnoteで曲紹介シリーズは非常に不人気ですが引き続き
この曲のこの部分だけピンポイントで妙にツボにハマっている場所を
誰も求めてないのに紹介する企画第2回目は
みんな大好きドヴォルザーク交響曲第9番新世界より第3楽章
ええ、あの大人気な第1楽章でもなく第4楽章でもなく
ましてや日本で異常な人気の第2楽章でもなく第3楽章です。

盛り上がりと泣かせの郷愁メロディが終わった中間の折り返し地点です。

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この曲のこの部分がピンポイントでツボ ブラームス交響曲第2番第4楽章

この曲のこの部分がピンポイントでツボ ブラームス交響曲第2番第4楽章

さてこのnoteで曲紹介シリーズは非常に不人気なので
あまりやらない方針にしていたのですが少し趣向を変えて
この曲のこの部分だけピンポイントで妙にツボにハマっている場所を
誰も求めてないのに紹介する企画です。

今回はブラームス交響曲第2番第4楽章のラスト近辺

弦が3連の刻みで五度の分散和音でザワザワするトコロです。

風が吹き抜けるように楽器間をリレーしているのがわかりますよね
ここの主役は木

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本番でゾーンに入る経験

本番でゾーンに入る経験

練習では弾けてたんです。というのはよくある定番フレーズですが
逆のことも時々起こります。
練習の時は何度やっても上手く行かなかった所が
なぜか本番では上手くいく経験です。

まあこれは流石に実力が天から突然降ってきた訳ではなく
練習では集中力が持続せずに楽譜と運指が上手くリンクしなかった場所が
本番のテンションで集中力が高まり
周りの時間がゆっくり流れている様に感じる
そんな現象が起きるのです。い

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弓元を制すものがボウイングを制す

弓元を制すものがボウイングを制す

昨日、弓先を制すものがボウイングを制すという記事を書きましたが
正反対のタイトルやないかーい!とツッコミたくなるかと思いますが
まあ聞いて下さい。弓先を制した後の世界の話です。

弓先で指板に流れずにコントロール出来て
弓先でもしっかり弓圧をコントロール出来るようになると
ある事に気が付きます。あ、ラクだ・・・
弓先で弾く時は肘を心臓より高い高さまで上げる必要がなくなり
肩関節を使わず、肘先だけで

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弓先を制すものがボウイングを制す

弓先を制すものがボウイングを制す

ヴァイオリンの音色でギコギコとよく表現される音色ありますよね。
あのギコギコという音の正体ってなんだかわかりますか?
弓毛が弦に対して縦方向にズレた時の摩擦音です。
つまり弓毛が縦方向にズレなければ良いのですね。
ではなぜ縦方向にズレるのかと言うと理由は簡単で
肩関節は円弧を描くので弓先で指板側に流れてしまうのです。
弓先に行くにつれて肘をサボらず前方向に押し出せば
肩関節が円弧を描く分を肘で直線

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理想の音のイメージ

理想の音のイメージ

こんな音色を出したい!っていう理想のイメージはありますか?
実は私には全く無かったんです・・・
子供の頃からやっていると、自分から始めたいという憧れ的な動機がなく
やれと言われたままやる訳で、知っているお手本は師匠だけ。
師匠に近づけないといけないんだろうなーとぼんやり思いつつも
憧れが有る訳でも無いんですよ。ただ怒られたく無いだけです。

こういう音色を出したいという理想イメージが無いと
そこに

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アマオケ界隈の噂話 2

アマオケ界隈の噂話 2

以前、アマオケ界隈の噂話という記事を書きました。
最近もまた私が噂話の対象になっていたのですが今回も笑い話です。

前回同様の内容ですが私が噂話になる背景としては
私は年間10団体程で12~18回ぐらいの演奏会に出演していて
合奏練習をハシゴで移動しているので風の様に現れて去っていきます。
謎多きミステリアスな存在になっていたのです。

「あの人、この後も練習なんだって」
「今日は本番終わってから

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昭和の常識 令和の非常識 2

昭和の常識 令和の非常識 2

以前「昭和の常識 令和の非常識」という記事を書きました。
続編になります。

・練習の際に音源を聴いてはいけなかった
以前書いた内容で音源を聴く事のハードルの高さを書きました。
Youtubeも有りませんからね。でも聴くハードルだけでなく
実際に音源を聴くのは良くないという風潮が有りました。
これは楽譜を読む能力が付かないからという理由でした。
スズキ・メソード出身の子供は教本の付録に付いている

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プロの音楽家と弾く事

プロの音楽家と弾く事

アマオケを演っていると弦トレーナーさんや
エキストラさんなどでプロ奏者の隣で弾く事がたまにあります。
荒れる内容になりそうなので少し心配なのですが
プロの奏者と言ってもホントにそれぞれで
生まれてきてごめんなさいと思う程、上手い方の隣になることも有れば
え・・・?全然弾けてないけど練習してないのかな?プロだよね・・・・
という方も居るのです。

でもよく考えると私のような会社員もその業務の中ではプ

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メトロノームの功罪

メトロノームの功罪

練習にメトロノーム使ってますか?
私は絶対に使わないとダメだと思っていますが
とはいえメトロノームにも副作用があると言われる事があります。

まず大前提としてメトロノーム無いと自分が弾いている速度が
客観的視点で速いのか?遅いのか?加速しているのか?減速しているのか?が、わかりません。
しかしメトロノームに頼っていてはいつまでも自分で拍を創る事が
出来なくなってしまうという意見もたまに耳にしますし

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譜読みとは符読み

譜読みとは符読み

譜読みをする時に音符の位置を必死に追いかけ音程を探って行きますよね
そうして運指とかを考えて決めていく訳ですが
軽視しがちなのが符読みです。つまり音価や休符の長さを読む事です。
実は譜読み間違いは音程間違いより音価間違えの方が
合奏時の事故に繋がりやすいです。
特に休符は落とし穴で、ココの数え間違いが有ると
小節アタマがズレてしまって迷子が発生します。
実は音程より音価の方をクチで歌える、手拍子で

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ザックス=ホルンボステル分類

ザックス=ホルンボステル分類

楽器の分類って違和感感じませんか?
なに?サックスは金属製なのに木管楽器ですと!
なに?フルートは金属製なのに木管楽器ですと!
あれ?木管五重奏なのにホルンが居ますぞ!
え?ピアノは弦が張ってあるのに打楽器ですと!

楽器の分類って慣例的で全く科学的では有りません。
どうもスッキリしない・・・
同じ事を考えた学者さんが居ました。
ドイツのクルト・ザックスとエーリッヒ・フォン・ホルンボステルが
楽器

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ストラディバリウスの秘密

ストラディバリウスの秘密

ストラディバリウスって名前はよく聞きますよね。
何億円もすると言われるオールドバイオリンです。
写真のヴァイオリンは本物のストラディヴァリウスで
所有されている先生にご指導していただいた時のものです。
ところでストラディバリウスが高価なのは300年前に作られた物なので
当然ですがかなりの希少価値があります。
でもなぜ300年後の現在の最新科学技術力をもってしても
ストラディバリウスを超える事が出来

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