中山 ただし

本業 : 丸の内IT稼業⌨ 昭和ジャニーズ顔 アルフィエスタ🐍 モーツァル党 後期マロ…

中山 ただし

本業 : 丸の内IT稼業⌨ 昭和ジャニーズ顔 アルフィエスタ🐍 モーツァル党 後期マロン派🌰 Flussシンフォニカ所属 特技:ヴァイオリン🎻、ヴィオラ、チェロ、メタルギター🎸、ハイトーンボーカル🎤、ドラ厶🥁 ITとクラシック音楽とヘビーメタルに強いです

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音楽の良いところは辞めてもいつでも帰ってこられるところ

ジュニオケ卒業以来20年ぶりにエキストラでオーケストラに乗って ドヴォ7は難しかったけど楽しかった。良い曲だった。 でもまたココから暫くヴァイオリンを弾かなくなりました。 それどころか音楽と全く関わらない生活になりました。 理由は息子が生まれたことでした。 妻からも「音楽活動は辞めて欲しい」と頼まれましたし 私自身も息子との生活が楽しくて仕方なかったので 音楽をやらないことに関して特になにも窮屈に感じることはなかったですね 元々子供大好きなので超子煩悩でした。 毎週末連れ回

    • Breakin' ブレイクダンスの話【Part1】

      私がブレイクダンスをやっていた話は以前書きました。 今年2024年のパリ五輪ではブレイクダンスが正式種目になり 世間的にも話題です。 私がブレイクダンスをやっていたのは40代の10年間です。 息子への身体教育の一環として一緒に始めました。 コレは私が49歳の時に参加した大会です。 コロナ禍の自粛生活とソレに追い討ちをかける加齢に伴う身体的衰えもあり すっかり休業状態ですが、そろそろ再開したい気になってきました。 今でもこの様に動けるかはわかりませんが 還暦になる前にもう一回

      • 私の指板の使い方

        オケなんかで弾いていると周りの方のフィンガリング戦略や シフティング戦略が興味深いです。 フィンガリング戦略には正解は無く、リスクの取り方として 何を選ぶかかと思います。 移弦時のバタつきのリスクを避けるのであれば ポジション移動が増えるでしょうし ポジション移動時に音程を外すリスクを避けるのであれば 移弦が増えるでしょう。 また小指での運指を避けてポジション移動を多用するパターンもあります。 フィンガリング戦略は音楽の時代によってセオリーが変わってきます。 バロック期の音

        • 1stヴァイオリンでの譜読み

          譜読みはヴィオラが一番難しいと考えています。 ハ音記号である事や音域的にも音源から弾いている内容が聞き取りにくく イメージしにくい事から私は割と苦労します。 2ndヴァイオリンも比較的イメージがしにくいですね。 かたや1stヴァイオリンの譜読みはあまり苦労せずスラスラ進みます。 楽譜を前に楽器を持って練習する時間より 音源を聞く時間の方が大事かな?とすら思います。 というのも聴こえたまま弾けばいい部分がかなり有るからです。 音源でも1stヴァイオリンの音色は一番良く聴こえます

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        音楽の良いところは辞めてもいつでも帰ってこられるところ

          プルトの表と裏

          以前、プルト配置の考え方という記事を書きました。 トップで弾く事が多いので毎回気を使うんですが 前後だけでなく表裏も大事です。 私は裏パートが結構大事だと思っていて 和音感って下から積み上げるモノだと考えているので 裏に音程感のしっかりした人を配置したいんですが 「なんで上級者を裏に配置して初心者を表にしてるんですか?」 的な意見をもらう事があるんですね。 いやいやいや・・・ 裏プルトには実力者必要ですよ? 更に裏プルトにはとても重要な役割があります。 それは譜めくりです。

          プルトの表と裏

          休日朝8時台の鉄道

          東京近郊の休日朝8時台の鉄道って 楽器ケースを持って電車に乗っている人が多いんです。 すみだトリフォニーホールや杉並公会堂等 ホールのある駅で降りていかれるので これから本番なんだろうなー?と思いニヤリとします。 朝コマの練習の人も多いんだと思います。 平日8時台であれば楽器ケースを持って電車に乗るなんて 不可能なレベルの混雑路線でも 休日だとたくさいい楽器ケースが乗っていて 全く違う風景に見えます。 まあその時間に私が鉄道を使っている時は 同様に楽器ケースを持っているわ

          休日朝8時台の鉄道

          弓と楽器の関係 【Part4】

          【Part3】の続き 弓の性能で完全に優越を決める要素があります。 それは剛性です。で、剛性って何? 剛性とは変形しにくさの性能と思ってください。 弓を緩めている時も、張っている時もあまり形が変わらない棹 弓を手前に傾けた時にも一直線で歪まない この性能に関しては高ければ高いほどよく 剛性の低い弓に良いところは何も有りません。 また剛性にはもう一つ要素があって変形しにくさだけでなく 変形させた後の戻りにくさも大事な要素です。 弓圧を掛けて変形させた時にジワーとゆっくりたわみ

          弓と楽器の関係 【Part4】

          弓と楽器の関係 【Part3】

          【Part2】のつづき 弓の性能を決める要素の1つ目は重さです。 だいたいヴァイオリンの弓は55~65gです。60gが標準です。 ヴィオラの弓は長さは同じですがもう少し重く70gが標準です。 軽い弓は操作性に優れ素速く動かすのに向いています。 反面、安定性には欠けますし弓先で圧が抜けやすくなり 暴れやすくなります。弓先で弾いている時の震えの影響が出やすいです。 軽快で速い楽曲に向いていると思います。 重い弓は操作性には劣りますが安定して弓圧が掛かり弓が暴れにくいです。

          弓と楽器の関係 【Part3】

          弓と楽器の関係 【Part2】

          【Part1】の続き 弦に直接触れて弦を振動させているのは弓毛に塗った松脂なので 弓本体の性能は音色には関係無いと書きましたが じゃあ棹はなんでもいいの?いやそれが良くないんです。 分解して考えてみましょう。音色を創る要素は下記の4つです。 ・弦と当たる位置 (駒寄りなのか指板寄りなのか) コレは奏者が技術で決める要素で弓の特性とは全く関係無いですね。 ・弓毛を当てる面積 (弓毛を全部当てるか、手前に傾けて側面を当てるか) コレも奏者が技術で決める要素ですね。 しかし棹

          弓と楽器の関係 【Part2】

          弓と楽器の関係 【Part1】

          よく言われる「弓は楽器の半額ぐらいのもので揃えましょう」という言葉。 まあセールストークなのでそのまま受け止める前に 弓と楽器の関係を科学的に考えてみます。 音を出すのは楽器本体です。そして弓の役割は弦を連続的に弾く事です。 ギターやマンドリンは指で弦を弾いた瞬間にだけ音が出ます。 コレを連続的に行うのがトレモロ奏法ですが 更に切れ目がわからないレベルの高速で 連続で弦を弾いているのが弓毛の摩擦です。 もっと言えば弓毛に付着している松脂の摩擦と言ってもよいでしょう。 つま

          弓と楽器の関係 【Part1】

          才能の話

          今まで避けてきた荒れそうな話題です。 音楽に才能という物は有るのか?才能とは何か? 才能は努力では越えられないのか? 有るのか無いのかで言われれば、やはり有りますよね 才能に恵まれてる奴を横目に羨ましいなーと思った事は何度もあります。 ただ才能にも物凄く細かく種類があって色々な強みを組み合わせ 色々な弱みを保管してたりするなーと感じています。 子供はまだ努力を積み重ねている訳ではなく 持って生まれた特性が大きく出ている時期ですので 子供の頃の目線に戻って考えてみたいと思います

          ピッチカートにヴィブラートを掛ける話

          私は基本的にピッチカートにヴィブラートは掛けないのです。 コレには理由が2つあります。 ・ 表現的に素朴感を出したい ピッチカートを使う場面ってフレーズを朗々と歌わせる場面より むしろ素朴にポロンポロンと鳴るイメージへの場面転換が多いと思います。 あまりヴィブラートを掛けて歌わせたいと思わないんですよね。 ・ 響きが短くなる これが今回の本題の衝撃的な理由です。 先日、ブラームス交響曲第4番の第2楽章で ピッチカートが延々続く場面が有るのですが 響きが短くなるからヴィブラ

          ピッチカートにヴィブラートを掛ける話

          アマオケ界隈の噂話

          アマオケの世界は集団行動なので団体内で噂話が広がる事があります。 ところがそんな噂話の渦中に、まさか自分がなっていたという話です。 私は年間12~18回ぐらいの演奏会に出演していますので 出入りする団体の数も10を超えて多いのですが それだけ出入りしていると人間関係を濃厚に取っている時間も無いですし 土日は複数団体の合奏練習をハシゴで移動しているので 合奏練習会場では風の様に現れて、弾いては風のように去っていきます。 練習後に呑み会とかがあって誘われても断って去っていきます

          アマオケ界隈の噂話

          音にならない音を求められる事

          モーツァルトの楽曲は全ての音をハッキリクッキリ正確に発音して 届けないとあの快活な世界にならないのですが 時代が進むにつれ「コレなんで弾かされてるの?」と思うような 正確に全ての音を弾く事を想定していないんじゃないか? というようなフレーズが登場しだします。 特にマーラーが顕著ですが、弦の音域を想定していないポルタメント。 コレは正確に出発点~到達点への音移動が求められているわけではなく 引きずっている感が求められている気がします。 そもそも到着点の音に急激なディミヌエンド

          音にならない音を求められる事

          練習は質か量か

          よく量より質って言いますよね たしかに質の悪い練習はいくら量やっても効果がないので ある意味正しいのですが、質が良ければ練習量は少なく出来るのか? とい言えば案外そんな事は無いと思ってます。 というのも楽器演奏も体を動かす運動行為なので 実はある程度の筋力と体力は必要です。 そして筋力や体力はどんなに質が良くても数をこなさないと増えません。 たとえば楽器を長時間構えていて肩や背中が痛くなる などの現象はフォームが悪いのかもしれませんが どんなに完璧なフォームに矯正したとして

          練習は質か量か

          言葉は変わる

          私が子供の頃と今では表記が変わった言葉って結構有るんですよ。 バイオリン → ヴァイオリン 昭和の教本にはバイオリン教本って表紙に書いてありました いつの間にかヴァイオリン教本に書き換わってますね カタカナでBとVを書き分ける時代になったからでしょう。 ビオラ → ヴィオラ コレもヴァイオリンと同じです。いつの間にかヴィオラになりました。 ビオラで検索すると園芸ばかり出てきます。 ベートーベン → ベートーヴェン ビバルディ → ヴィヴァルディ ドボルザーク → ドヴォ

          言葉は変わる