見出し画像

それはホットドッグかサンドイッチか

こんにちは tacoyaky(たこやき)です。
同僚と雑談している中でホットドッグはサンドイッチなのかという話で盛り上がりました。
こんなしょうもないことで白熱議論できる仲間がいるのは幸せなことです。
複数人に渡りなかなかに議論は白熱したものの結論らしいものには到達できていません。
もやもやが晴れないので、せめて私自身の考えをまとめてみます。

これから述べるのはあくまで現時点での私見です。
みなさまもどのように考えられるのかコメントでいただけますと非常にうれしいです。


世間的な基準(語源やら定義やら)


まずは、世間一般でいわれていることを基準値として確認しておきたいと思います。
ただし私見を述べるので、これはあくまで参考として扱います。
※もし厳密な線引があったとしても必ずともそれに従うとは限りません。

ホットドッグ(Hot Dog)

語源・発祥?

ホットドッグの発祥は、19世紀中盤。アメリカへやって来たドイツ移民が、ドイツ・フランクフルトで食べられていたソーセージ「フランクフルター」を持ち込んだことが始まりと言われています。

当初、手掴みで食べられていたフランクフルターですが、直接持つと熱いことから、パンに挟んで提供を開始。それが、現在のソーセージをパンに挟んで食べるホットドッグのスタイルに繋がったと考えられています。

引用:https://macaro-ni.jp/88171

なるほどなるほど。
これの真偽の程はわかりませんが、同様の内容で記されているページが多いので一旦信じてよさそうです。


ナショナル・ホットドッグ・ソーセージ評議会の公式発表!?

また、2015年にはホットドッグに関してアメリカで最も権威あるナショナル・ホットドッグ・ソーセージ評議会(NHDSC)が

「ホットドッグはサンドイッチではない」
"HOT DOG"とは、「喜びの感嘆詞であり、食べ物であり、自慢を意味する動詞であり、絵文字ですらある!」

と公式に発表したそうです。
こちらは残念ながら元記事にたどり着けませんでした。NHDSC のページもメンテナンス中になっていて確認できませんでした。。。


サンドイッチ(Sandwich)

由来

1700年代後半に英国で第4代サンドイッチ伯爵だったジョン・モンタギューはギャンブルに夢中で、一日中カードテーブルから離れられなかったため、きちんとした食事をとることができませんでした。彼はおかかえの料理人にパンに肉などの具を挟んだものを作らせて、ゲームをしながらそればかり好んで食べていたことから、当時の社交界でその食べ物が有名になり、彼にちなんでサンドイッチと呼ばれるようになったことがサンドイッチの名の由来と言われています。

引用:日本サンドウィッチ協会
https://www.japan-sandwich.com/history

定義

パンなどに肉や野菜、卵等の具を挟んだり、乗せたりした料理のこと。

引用:Wikipedia「サンドイッチ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81

ずばりこれ!というものは見つけられなかったがいろいろみたところWikipedia の記載内容がわかりやすそう。


世界的な見解

いろいろ探してみてわかりましたが、何十年も世界中で議論されていることらしいですが、未だ統一的な結論は出ていないようです。


私見|ホットドッグ∈サンドイッチ


世界的に明確な定義がないのであれば、存分に私見を述べます。

個人的には、ホットドッグはサンドイッチの部分集合であると考えます!
つまり
・ホットドッグはサンドイッチの一種である
・サンドイッチはホットドッグとは限らない

こんなイメージ



どこまでがホットドッグといえるのか


そしたら次に気になるのは、どこまでがホットドッグでどこからがサンドイッチなのか、その境界線はどこなのか?ということです。

ホットドッグとは、パンにソーセージを挟んであるものだと考えますが、
いくつか写真を見ながら考えてみます。

著作者:jcomp/出典:Freepik

まごうことなきホットドッグ。美味しそうです。


著作者:master1305/出典:Freepik

これはサンドイッチですね。肉は挟まっているけどハムだし。
クロワッサンのサンドイッチ美味しいですよね。


著作者:timolina/出典:Freepik

これは、、、ウインナーロールってやつですね。
挟んでないしホットドッグではない。


KAGOME「せん切りキャベツのロールドッグ」

KAGOMEさんのサイトから引用させてもらっています。
これはショートロールに挟んだタイプ。短いけどホットドッグです。


伊藤ハム「ウインナーのテリマヨドッグ」

伊藤ハムさんのポークビッツのページで見つけたのですが、これは物議を醸しそうです!!!際どい!
この写真のとおり出てきたなら私はホットドッグとは認めらないでしょう。

ソーセージが複数本なのはどうなのか?
そしてこれはポークビッツがトッピングのように配置されていますが、直列してパンを貫通する形で配置されていればどうなのか?

個人的には短いソーセージが数本で構成されていてもありだとは思っていますがこの本数は流石に多い気がします。2本くらいならありかと思うけど。


こうなってくると、私がホットドッグだと認識できる条件は

  • 切り込みの入ったパンにソーセージが挟まっていること

  • ソーセージはパンの切り込みに沿って挟まっていて、パンを貫通する形をしていること(ソーセージは複数本でもOK)

  • まるっこいシルエットでも構わない

ということのようです。要は見た目重視ってことですね。


まとめ


ホットドッグはサンドイッチなのか?
どこでホットドッグからサンドイッチに変わってしまうのか?
何故にそれをホットドッグと思えるのか?
ということについて、考えを巡らせてきました。

私の見解としては、ホットドッグと感じるかどうかは見た目が重要(ほぼすべて)という意外な結論にたどり着いたのは少し残念な気もします。
いやしかし非常におもしろい思考実験でした。

とはいえ、美味しいこととおもしろいことは正義 だと思っています。
ホットドッグといえるのかどうかというような厳密な線引きよりも境界付近にさまざまな新しい試みが現れることのほうが重要だし、多様性を認めてホットドッグ・サンドイッチの世界が広がっていくことが大切だと思います。
美味しいものがどんどん生まれることは最高です!
まだ見ぬ美味しいものもたくさん食べたい!


さいごに、私的ホットドッグあるあるを。


  • ホットドッグにはカレー味の炒めキャベツがソーセージの下に敷いてあるのがスタンダードと思ってる。しかし実は関西文化らしいので、関東の人に当たり前のようにホットドッグのカレーキャベツおいしいよね〜とかいうと確実に???って顔される。
    (とっても美味しいので機会があればぜひ食べてみてください)

  • IKEAのホットドッグは、トッピングかけ過ぎて結局トッピングの味しかしなくなる。

  • コストコのホットドッグは、山程トッピングしてもソーセージの味が負けなくて美味しい。



ぜひ、みなさんの考えるホットドッグとサンドイッチの境界線についてもコメントで教えてください。

🌭 🌭 🌭 🌭

最後までお読みいただきありがとうございました。
おもしろかったよという方は「スキ」を押していただけるととってもうれしいです(noteアカウントなくても「スキ」を押せます)。

🥪 🥪 🥪 🥪


【追記】
尼んちゅ!! さんが下記の投稿内で私の投稿を紹介してくださったので、ここからも紹介させてもらいます。
同じ議題についてですが、そこに広げる!?ってところまで巻き込んでいておもしろいです。激論が広がってしまいそうです。
ぜひ読んでみてください。


最後までお読みいただきありがとうございます。 もし気に入っていただけましたら「スキ」や「サポート」をしていただけるととてもうれしいです。 note アカウントを持っていなくても「スキ」をつけることができますのでお願いします。