渡辺拓朗(わたなべたくろう)

人生のハーフタイムは終わった。 これからは、やりたい事だけをやっていこう。 好きな事を…

渡辺拓朗(わたなべたくろう)

人生のハーフタイムは終わった。 これからは、やりたい事だけをやっていこう。 好きな事を、好きな様に書いていく。 大切な尺度は、自分自身で自分をカッコいいと思えるかどうか。

マガジン

  • つれづれなるままに

    思いつき。 書きたいことを書いただけ。

  • 温泉とかサウナとか

    温泉とかサウナとか、日常とか、非日常とか。

  • 外で飲む

    外で飲む。屋外で飲む。 キャンプで、庭で、ウッドデッキで。 酒を飲む日常を、屋外で飲む非日常と掛け合わせることで生まれる新たな境地。 そんな大袈裟なものでなく、ただ、しあわせ。

  • 家飲みカクテル

    自宅で作れる、最強、簡単カクテルレシピ。 誰でも、同じ味に作れる。 BARの味を、手軽に味わう。 今夜、あなたの夜が素敵に色づきますように。

  • フェスとかライブとか

    この歳になると、あー、あのライブいつだったっけ?どこで見たっけ?と思い出せないことが増えてきた。 なんとなく、書き留めておこうかと。 備忘録。

最近の記事

今年の新入社員に聞いた、初任給の意外な使い道

今年、僕の勤める会社には、170名を超える新人が入社した。一時期の100名程度だった頃に比べたら、かなり多くの人材を獲得したことになる。売り手市場と言われる昨今、超氷河期を生き抜いた僕には、羨ましい限りの環境だ。 その170名の中から、研修を終え、僕の職場である研究所7号館にも数名が配属となった(機密上、正確な人数は伏せます)。 昨日、彼らと話す機会があったので、月並みだが、気になることを質問してみた。 初任給の使い道について。 初任給の設定も、ここ最近の賃上げの波に乗って、

    • 『池袋かるまる』大都会を疾走するジェットコースター

      訳あって、都内で一泊。 サウナ付きのビジネスホテルを検索しているうちに、あるグダイディアに辿り着いた。 「サウナそのものに泊まっちゃえばいいんじゃない?」 有名なサウナで、カプセルホテルを併設している施設も少なくない。 そんなわけで、今回選んだのは『池袋かるまる』。 池袋駅西口C6出口、地上に出ると、すぐ。池袋の喧騒を全てパスして入館できる。 エレベーターで6Fのフロントまで。 受付を済ませ、館内着を受け取ると、まずは宿泊者専用ロッカーで、着替え。その後、荷物を置き

      • 『渋谷SAUNAS』妖精のいたずら

        ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日、僕は渋谷桜坂にいるはずだった。 しかし、どう言うわけか、約8000キロの距離を超えて、僕はフィンランドラップランド地方の湖畔で、空を見上げていた。 湖畔の周りは森になっていて、モミなどの針葉樹に混ざり、立ち枯れたケロが寂しそうに、でも凛として佇んでいる。その下には、シダ植物が茂る。 5月の優しくも、力強い日差しが降り注ぐ。植物たちと競う様にして、僕は太陽の恵みを全裸で浴びていた。 渋谷SAUNAS。予想に反して、空いている。奇数日と偶数

        • 新年度に立てた目標が、決して成就しない理由。

          4月1日。 我々日本人にとって、実は最も身辺に変化をもたらす節目の日かも知れない。 節目といえば、1月1日を思い浮かべる人が多いと思う。でも、この元日、確かに新年を迎える特別な日ではあるが、身上的に変化を伴うのは稀な場合が多い。ひたすら飲み続ける正月が終われば、いつもの場所でいつもの生活が戻ってくる。それを、少しだけ重くなった体と心でこなすだけだ。環境が変わらない状態だからだろうか、新年に立てる目標は、個人的な事案が多い気がする。 今年は痩せるぞ!彼女が欲しい!禁煙したい!

        今年の新入社員に聞いた、初任給の意外な使い道

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        • つれづれなるままに
          19本
        • 温泉とかサウナとか
          24本
        • 外で飲む
          3本
        • 家飲みカクテル
          12本
        • フェスとかライブとか
          15本
        • オレンジサッカー部
          4本

        記事

          突如箱根に現れた山賊さん

          小田原から箱根に続く道。箱根駅伝、山登り5区のコースとしても有名な道の脇に、こんな看板を見つけたら、あなたは寄らずに素通りできるだろうか? ゴールデンウィーク真っ最中、ここ『山賊サウナ』へ行ってきた。 サウナあがり、ビールを放り込む様に飲みながら、ホルモンをつまむ。考えただけで最上級の組み合わせだ。 入り口は普通の焼肉屋さん。その佇まいからサウナを連想する人はいないと思う。 2024年に入ってからオープンしたこの施設、中はまだ新しく、ロッカールームも清潔感にあふれる。

          突如箱根に現れた山賊さん

          これは、食べる「サウナ」だ!

          半年に一度くらい、無性に食べたくなるものがある。急に脳が思い出す、というより、体が、ある日突然に欲する感覚。発作に近い。 誰にでもそんなものの、ひとつやふたつあるのではないだろうか。 今週末の僕を制御不能にするほどの欲求を突きつけてきた一品、それはチョマーメンだ。 きっと、大多数の方は聞いたことすらないものだと思う。僕も、この店以外でこのメニューを食したことがない。それどころか、目にしたことすらない。 名前からして、麺類だと想像がつく。それにしても、チョマって。 氷花餃子

          これは、食べる「サウナ」だ!

          『小説の書き方1〜10』2日目を受講して

          初日に、とにかく「想像力」と言う単語をこれでもかと植え付けられて臨んだ、小説講座2日目。 午後からの半日だった昨日と異なり、今日は朝から丸々1日。しかも、そのほとんどがワークの時間だった。 普段使わぬ脳の部位を、昨日からフル回転させ、朝の時点ですでにオーバーヒート気味。ワークに取り組む課題そのものは非常に楽しいものであったが、全行程を終え、電車に揺られている今現在、すぐにでも寝落ちしてしまいそうだ。 外で目一杯遊び倒した週末とは、別の疲労感。 今日のワークは、大きく3つ。

          『小説の書き方1〜10』2日目を受講して

          『小説の書き方1〜10』1日目を受講して

          寒竹泉美さんの小説講座を受講した。 小説を書きたい、というよりも、どうやって小説が生み出されるのか、その方法論に興味があって受講した。 初日の学びと気付きについて。 小説とは、という座学から始まり、自分の感情を表現するワークを中心に、あっという間の約4時間。 正直、楽しかった。 以下、簡単なまとめ。 ①小説は、想像力である。 小説はもちろん、空想、フィクションの物語である。 そのため、書き手の想像力を超えた物語は、書くことが出来ない。当たり前であるが、この事実が大前提とな

          『小説の書き方1〜10』1日目を受講して

          松田の春、萌ゆ

          神奈川県の西の果て、松田町の春は、3月でも4月でもない。ましてや5月でもない。 2月だ。 松田町のランドマーク、松田山。 足柄平野を見渡す小高い山の中腹に「西平畑公園(にしひらはたけこうえん)」が整備されている。 「21世紀に花を咲かせよう」 1996年、この合言葉で、約100本の河津桜の苗木が植えられた。 公園までの道路拡張や300本の追加植樹を経て、現在の公園に整備された。 この時期に開催される「まつだ桜まつり」は、今年で25回目となる。人口1万人のこの田舎町に、多

          今宵、一番星を見上げて

          新松田駅、改札を出て徒歩30秒。 「YOICHI(よいち)」 2023年12月12日にオープンしたばかりの居酒屋だ。 暖簾をくぐると、テーブル席がふた席。その奥にカウンター席が伸びる。 新装した店内は、明るく清潔感に溢れていて、まだ新しい木材の香りに満ちている。 カウンターに腰掛け、地元松田の酒を注文した。 このお店、お通しを選ぶことができる。 400円で2品か、800円で5品か。 今回は2品を選んだが、出された両方ともクオリティが高く、これは5品を選ぶべきだったと

          今宵、一番星を見上げて

          平日ソバキュリアン、その後

          こんにちは、平日ソバキュリアンの渡辺です。 さて、1月22日から始めたソバキュリ生活も3週目に突入しました。 山場である禁酒2日目と3日目を、サウナに通って乗り越えてたどり着いた、4日目に感じた新境地。 ビールよりも、純粋に晩御飯を楽しみにしている自分自身に驚いた。 そして、たどり着いた週末金曜日! 帰宅後、当然の様にビールとグラスを冷蔵庫から出す。お待ちかね、週末の飲酒タイム! さてさて、どれほど美味く感じるのか。今日は1週目の成功を祝ってプレミアムモルツじゃ! あれ

          平日ソバキュリアン、その後

          STAR BAR GINZA 岸久のシグネチャーカクテル

          シグネチャーカクテルとは。 そのBARやバーテンダーにとって、代表的なカクテルを指す。 STAR BAR GINZA、バーテンダー岸久のシグネチャーカクテルは「サイドカー」だ。 サイドカーは説明不要のスタンダードカクテル。シェイクして作るカクテルの代表格。 【レシピ】 ブランデー 30ml コアントロー 15ml フレッシュ・レモンジュース 15ml ベースであるブランデーをジンに変えれば「ホワイトレディ」、ウォッカなら「バラライカ」、テキーラなら「マルガリータ」となる。

          STAR BAR GINZA 岸久のシグネチャーカクテル

          平日ソバーキュリアス宣言!

          年末におこなった献血の成分表を見て、こりゃいよいよヤバいな、そう思った。 あらゆる数値が、危険水域に達している。 僕は、毎晩お酒を飲む。 帰宅後、まずはビールか、ビールを使ったカクテルを1杯。ちゃんと冷蔵庫で冷やしておいたグラスに注いで飲む。これを、2分くらいで飲み干してしまう。その間に、さて、今夜の献立は〇〇だから、まずはギムレットを作って、飲みながら晩御飯の支度して、そのあとはメニューが洋食だから食事と一緒にワインかな、と今夜飲む酒を考える。 学生時代にバーテンダーの

          平日ソバーキュリアス宣言!

          ふらっと立ち寄りたいアットホームな立ち飲みワインスタンド

          小田原おしゃれ横丁。駅からまっすぐ進んだ突き当たり。左手にその店はある。 「kiori」 きおりと読む。 2023年12月にオープンしたばかりの、ワインの立ち飲みバーだ。女性が一人でやっているお店で、店内は客が6人入ればいっぱいの、本当に小さい店だ。 僕が訪れたその日は、週末だということもあり、店内にはすでに5人の先客がいた。僅かに空いているスペースに、体を滑り込ませた。 泡、白、赤、ロゼ、オレンジ。 それに甘い、軽い、など好みを言えば、それにあったワインをグラスで提供し

          ふらっと立ち寄りたいアットホームな立ち飲みワインスタンド

          土曜の夜、BARカウンターで

          小田原、冬の夜。 前から気になっていた店を訪れた。 「BAR Carta」 カルタ、と読む。 小田原駅から徒歩数分、お城へと続く通りに面した店だ。一年ほど前に来た時は、満席で断念した。今夜は開店時間の19時に合わせて来た。 重い扉を引く。BARの第一条件、扉は重くなくてはならない。 中には、すでに先客が3名いた。 店内の照明は適度に暗く、一枚板のカウンターにだけ柔らかい光が差す。カウンターの中には女性バーテンダーが一人。彼女が「こちらへどうぞ」と手で示した席へ腰を下ろした。

          土曜の夜、BARカウンターで

          新春の壊れた露天風呂で感じた多幸感

          車山高原スカイパークホテルは、僕が勤める会社の保養所に指定されている。 長野県茅野市に所在し、その名の通り車山高原スカイパークリゾートスキー場を利用するのに便利なホテルだ。冬休みを利用して、家族でこのホテルを利用した。1月4日から2泊。 毎年我が家は、妻の父と共に、志賀高原スキー場に出かける。今年も2月末にその予定が入っている。恒例行事のお陰で、子供たちのスキーの腕前(脚前?)はかなりのものだ。家族の中で1人だけスノーボードの僕は、全く教えることができず、子供たちは義父と妻

          新春の壊れた露天風呂で感じた多幸感