広く浅く読書したい大学生の、本の選び方
こんにちは。たちばんなです。
私は中高で読書習慣がほとんどなかったのですが、大学生になってぼちぼち図書館に行くようになりました。
そして小説以外の本にチャレンジするようになりました。
読書を始めるときの第1の壁は「どんな本を読めばいいのかな…」だと思います。
本をおすすめしている人はたくさんいますが、私はどの人のおすすめを読むかで結局迷ってしまいます。迷うって、意志力使いますよね。
もっと気楽に本を選びたいな、、いろんなジャンルの知識に触れたいな、、と思い、「広く浅く読書するための本の選び方」を編み出したので紹介します!
図書館に行く
まずは図書館へGO。
ネットで本を探したりインフルエンサーのおすすめ本をメモしたりするより、絶対に図書館に行った方が良いです。
本屋さんでも良いですが、立ち読みできなかったり古い本がなかったり、何よりお金を出さないと持ち帰れないのでおすすめしません。
小さい図書館でもOK。というか小さい図書館の方が良いです。
本を探す
本を借りる本棚を決める
「広く浅く読書する」ための肝は、本棚の色々な列から1冊ずつ借りることです。
図書館では、日本十進分類法https://ndc.datasearch.jp/#/ndc9#に従って本にラベルが貼られ、順番に並んでいます。
そこで、図書館の本棚の列から適当に決めて、「この列にある本から一冊借りよう」と決めます。
コツは、普段行かないような端っこの列も選ぶこと。2列おきに選ぶなど、機械的に列を決めると良いでしょう。
例えば、「490.1~498 医学」と書かれた列を選ぶ、という感じです。
借りる本の候補を見つける
本棚の列を決めたら、端から本の背をバーーッと見て、「なんか面白そう」と思うタイトルを探します。
隅々まで見なくてもいいし、明らかにつまらない本しかなさそうなところは飛ばしてもOK。気楽に背を眺めてみます。
普段目にしないジャンルの本。ちょっと過激そうなタイトル。いかにも硬そうな装丁。遠い昔に習った気がする歴史の本などなど…
アナログのいいところの一つは、このパッとみてわかる一覧性と偶然性ですよね!
これだけでも、「ああこんな世界があるんだなあ」となんだか世界を知った気になれます。
本をパラパラ見て決める
「ちょっと面白そう!」という本が見つかったら、手に取って眺めます。
見るのは、ズバリ本の雰囲気です。
パッと見てわかるのは、字体、行間、漢字とひらがなの比率、写真や挿絵の雰囲気など。小説なら背表紙のあらすじも見ます。
一瞬開いて「あ、この本無理だ」となることも少なくありません。
行間狭っ! 文字小さいしほっそい明朝体だ! とか、
漢字多いし文章硬すぎる! なんか専門用語だらけだ! とかはすぐわかります。
これもアナログのいいところ! デジタルの試し読みだと表紙の中の表紙とかもいちいちめくってまえがきとか読まされるの、地味にストレスじゃありません??
注意したいのは、表紙の雰囲気に騙されないこと。
表紙は地味で硬そうでも、開けてみればすごく親しみやすい文体の本もたくさんあるのです。新書とか。私はとてもびっくりしました。
中も見て、この雰囲気なら読めそうだなぁと思ったら、気楽に借りちゃいましょう! なんたって図書館は無料ですから!
本を読む
読書をする第2の壁は「いつ読もう…」だと思います。
ズバリ私は「学校やバイト先に通う電車・バスの中」で読んでいます。
なので借りるときも文庫本サイズを選びます。
電車で、スマホいじりでも睡眠でもなく本を読めたときの達成感はすごいです!
もちろん読めるときに家でじっくり読んでもOK!
気張りすぎない
小説以外の本を読むと、「結局忘れちゃうから意味ないかな」「感想メモするようにしようかな」などと、内容をきちんと身にしようと頑張ろうとしちゃう、というのがあります。
私がそうでした。
ですが、気張り過ぎると疲れてしまいます。広く浅く知識をつけるためには、続けるのが大切です。
ほとんど忘れてしまっても、最後まで読めなくても、何かの機会に「なんか聞いたことある」「前に読んだ話に似てる」と思えたら、それだけでとても価値のあることだと思います。
少しでも読んだらあなたは偉い!!!気楽に読むのが一番です!!!
おわりに
私は読書を始めてから、読んだ冊数としては決して多くないのに、日常生活で読んだ本を思い出すことが多くてびっくりしています。
と同時に、生活が豊かになった気がして嬉しいです。
(最近は「カラスの教科書」という本を読んだので、街でカラスを見つめるようになってしまいました。)
まだまだ読書ビギナーですが、ゆるゆると続けたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
スキしてくれるととても喜びます。
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