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【初めての出来事】

 不動産の仕事していた頃、開発や建築の計画概要を周囲にお住まいの皆さんや地主・家主の皆さんにお伝えするためにご挨拶に廻るのも仕事でした。

 近隣にお住まいの方々にご挨拶に伺うのは一般的なのですが、私的には真っ先に見得ない皆様にご挨拶に伺っていました。まずは地域の「産土神さんや氏神さん」です。私には「産土神さん」も「氏神様」も見分けはつきません、この言葉の定義については別の機会で書かせて頂きたいと思います。

 今回お話する現場では歩ける距離に神社さんが在りませんでしたので、夏祭りとかも催されている最寄りのお地蔵さんにご挨拶に参らせて頂きました。コチラ的段階では前の所有者さんから不動産をお譲り頂く前にこの土地の存在にご挨拶したかったのですが、理由があって前の所有者さんに建物の解体して頂いてからのご挨拶になりました。

 さてご挨拶ご挨拶・・・
敷地に入る前に立ち入らせて頂くご挨拶、そして土地の中央に両手で線香を建てれる程の土を集めました。私共で土地を掘りお騒がせする旨を述へました、そのして線香に着火して土の小山に立て一礼して線香に背を向けました。そして敷地から出る際に一礼しようと振り向いたら線香から煙が立っていません。近寄って確認したら線香の日が消えていました。これは何か粗相があったのかと再度線香に火を灯しましたが結果は同じ、三度目も同じ結果で「何かしら意味が在る」と思い一礼しそのままにして立ち去りました。

 その後、私自身には何も起こらずストーリー的にオチや展開が無く申し訳無いのですが、私的に着火した複数本の線香が鎮火する、それも三度続けて・・・人生初だし物理的に考えられない、背中に冷や汗が流れるような体験でした。

【お勧めします】
 土地を買った・建物を取り毀す、新築する・などされる場合、土地の存在に「ご自身で」ご挨拶される事をお勧めします。またお住まいになる場合は尚更お勧めします。目に見得ない地代を払うために.....

【因みに】
・私はあの世的な事は一切認知できません、見得ないものは見得ません。    ただ「何となく」に従っています。
・今回の現場は、近代になって創設された教義を基に集う団体の施設でした。

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