桜とみかんを満喫した春の愛媛・道後旅行記
2024年も気付けばもう4月となりますが,今回はちょうど例年より遅い桜が咲いたこの時期に,愛媛に旅行してきましたので,その旅行記をお届けします.
Day1 松山からすぐそばの離島 興居島へ
Fly to Matsuyama✈NH585
今回はANAを利用して松山へと向かった.航路上は概ね晴天であり,機窓からは美しい景色を堪能できた.
ゆったりした時間の流れる興居島
空港から車で20分の高浜港から,フェリーでさらに10分,愛媛県の離島「興居島」にたどり着く.島に着いたらまずはお昼ごはん.興居島で採れたひじきの天ぷらとわかめが入ったうどんを頼み,席で待っていると,聞こえてきたのは静かな海の音と,心地よい風の吹く音,そして友達と楽しそうにはしゃぐ,子どもたちの声.喧騒な松山の市街地から,フェリーでたった10分,わずか2kmの位置にあるにも関わらず,この島にはゆったりとした時間が流れていた.
伊予灘の海を見ながら
興居島を離れ,こんどは伊予灘のほうへ向かった.晴れていたら夕日の美しい伊予灘だが,この日はあいにくの曇天であり,夕日は雲の後ろに隠れてしまっていた.
道後で温泉とみかんを堪能する
日が沈んだ頃に道後温泉にたどり着き,この日の宿にチェックインした.1泊目の宿は道後やや.みかんジュースが出る蛇口を楽しめる宿ということで,以前から気になっていた宿である.
Day2 あいにくの天気の中で今治へ
朝からみかんを堪能する
道後ややでは朝食ビュッフェも楽しめる.ここの朝食の面白いのは,旬の柑橘を何種類も食べ比べできるみかんバーがあることである.おかげで2日目も朝からみかんを堪能できてしまった.
今治タオルの美術館
2日目は朝から大雨であった.旅行中の天気が大雨なのは残念であるが,それを嘆いていても仕方がない.せっかくなので,室内でも楽しむことができる,タオルで有名な今治の「タオル美術館」へ向かった.
瀬戸内海の島々を望む
昼を過ぎても変わらず悪天候であったが,せっかく今治まで来たのだからと,少し北に進み,しまなみ海道の手前にある展望台である,来島海峡展望館から,瀬戸内海の島々を望んだ.あいにくの天気であったが,瀬戸内海に浮かぶ島々が,霧によって幻想的に見えた.
道後に戻り
今治から西に進み,道後へと戻る.道後へ戻る道中も,変わらず天気は悪いままであったが,悪天候の中でも透明度が高く美しい海や,悪天候だからこその霧の中の幻想的な湖の景色を堪能できた.
Day3 松山城と道後温泉
桜の美しい松山城
最終日である3日目になり,ようやく市内観光である.チェックアウトしたあとは最初に松山城へと向かった.松山城は,ロープウェイかリフトで山を登り,さらにその先も急坂を登った先にある.そんな山の上にあるお城であるから,松山の市街地を俯瞰でき,城からの景色は素晴らしい.しかもちょうど桜が満開の時期であったから,美しく咲き誇る桜を愉しむこともできた.
道後温泉はみかんスイーツも美味い
道後温泉に泊まっていたものの,夜しか道後に居らず,最終日にして初の,昼の道後である.有名な道後温泉本館の建物は,未だ工事中であったが,間もなく工事が終わるらしい.
熱海もそうだが,有名な温泉街はスイーツの名所であるように思う.道後も例外ではない.なんなら道後はみかんで有名な松山に位置しているのだ.みかんスイーツが美味しくないわけがない.
Fly from Matsuyama✈NH592
あいにくの天気もあり,今回はあまり多くの場所に立ち寄ることができなかった.それにも関わらず,なぜか充実感がある.初日に訪れた興居島,2日目の今治,3日目の松山… 47都道府県訪問済みの私も,実は四国には指で数えられる程しか訪れたことがなく,今回は愛媛を「知る旅」ができたように思う.ほんの一部ではあるが,愛媛を知ることができた.それが充実感につながったのだろう.
愛媛の何を知れたって?それは「みかんが美味しい!!」ってことだよ!
ということで,今回はここまで.とにかくみかんが美味しかったので,また違う季節のみかんを堪能しに,愛媛へ行きたいところであります.
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