北陸新幹線延伸開業直前の北陸へ行ってきた
3月16日に,北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸開業となり,テレビでも大きく取り上げられるなど話題になりました.そんな中,私は北陸新幹線が延伸開業する約1週間前に,JR北陸本線への惜別乗車も兼ねて北陸へと行ってきましたので,今回はその旅行記をお届けします.
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小笠原から東京に戻ってきたその日の夜,羽田空港からJTAの飛行機に乗り,北陸の空の玄関口,小松を目指した.
北陸観光
金沢に到着した翌日は一日かけて北陸観光.北陸といっても,滞在期間の短かった今回,まわったのは金沢と芦原,福井のあたりである.
近江町市場
金沢駅の東側には観光名所が点在しているが,その中でも朝早い時間から営業している近江町市場は,地元の水産物やスイーツを食べられる場所として人気がある.実際に,朝早くから,本邦内外からの観光客で賑わっていた.
金沢城跡と兼六園
近江町市場で朝のおやつを堪能したあとは,金沢城跡を通って,金沢といえばの日本庭園,兼六園へと向かった.
ひがし茶屋街
兼六園から北に進むと,ひがし茶屋街という茶屋街がある.ここでは加賀の美味しいお茶だけでなく,日本らしい美しい街並みも愉しむことができる.
福井へ移動して
朝から始めた金沢観光も気付けばお昼時であり,福井へ移動して,北陸のラーメンチェーン店である8番らーめんで昼食を摂った.野菜がメインのこのラーメンは,ヘルシーなうえに庶民的で親しみやすい味である.
雄島と東尋坊
昼食のあとは,福井の有名観光地である東尋坊へ向かう.東尋坊に目的地をセットしようと地図を開くと,その横に不思議な島を見つける.雄島と呼ばれるその島は,海の神様の島として崇められている島だそう.せっかくなので,東尋坊に行く前に立ち寄ることとした.
雄島は一周約1.2kmと,軽いハイキングに最適な場所であった.まわりには板状節理の不思議な岩が連なり,内部には神秘的な森が広がる小さな島は,越前海岸の自然を感じることができる,東尋坊に行くついでに立ち寄るには良いところだと感じた.
そして名所の東尋坊へと場所を移す.名所とあってか,多くの観光客で賑わっていた.
福井の街へ
気付けば日没も近づいていたので,東尋坊を離れて福井の街へと向かう.日没までは時間が少し残っていたため,福井の中心部の東側にある,東山公園という公園の展望台へと向かった.ここからは視線の先に福井の街と,その手前に広がる田園風景を眺めることができる.
そのあとは福井駅で夕食とした.熟成かつ天膳というお店で,福井名物のソースカツ丼をいただいた.千切りキャベツも入っている会津のソースカツ丼とは異なり,ソースカツとごはんだけで構成された福井のこれは,美味しいカツを堪能できる,我々若者には嬉しい代物であった.
JR北陸本線乗り納め
福井での夕食ののちは,芦原温泉へと向かい,温泉宿をゆっくり堪能した.そして翌日の午前中はJR北陸本線の乗り納めをした.敦賀から金沢まで,特急列車と普通列車の両方に乗り,車窓を眺めながら日本海の旅をこれまで支えてくれた北陸本線に別れを告げる.
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北陸本線の電車に「乗り鉄」したあとは,昼食として金沢発症のゴーゴーカレーを金沢で食べたのち,小松から東京へと戻った.
ということで,JR北陸本線の乗り納めも兼ねて行った,北陸新幹線延伸開業前の北陸でありましたが,予定が詰まっている間に組んだ旅程であったため,観光できたのは実質1日だけであったのが少々残念でありました.しかし,北陸新幹線が先日延伸開業し,北陸へのアクセスがさらに良くなりましたから,また近いうちに,今度はゆっくりと北陸で過ごせる旅がしたいなと感じるところであります.
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