最近のおでかけ 【井倉洞,三保の松原など】
久しぶりの更新になります.GWとやらに入ってから先週まで,これといった旅行はしていませんでしたが,他の用事などのついでに軽く観光したので,立ち寄った観光地をいくつか紹介します.
京都河原町
GWが明けてすぐの日に,日帰りで大阪へ.帰る前には,京都へ越した友人に会いに向かった.
待ち合わせ場所は京都河原町.関西ではJRを使うことの多い私は,昼に京都河原町に来たことは無かったため,京都河原町の景色を知らなかった.
京都河原町の駅を出てすぐ,駅名に河原町とあるように,鴨川の河原がある.時間があったので,駅前の大通りから続く四条大橋へ歩いてみた.
そこから見た景色は異様なものであった.川沿いに立ち並ぶ店のテラスが,河原に突き出ている.出町柳の方角を見ると,その先には山々が連なるのどかな風景が現れる.
京都といえば,都会の中に歴史的な建物が点在するイメージであったが,こんな和風の建物が映えるのどかな風景が見られる場所があると知り,感銘を受けた.
井倉洞
GWの明けた次の週には岡山へ.6月に引退となる旧型の特急やくもの写真を撮るのが目的であったが,撮影地のそばにあった井倉洞という鍾乳洞が気になったので立ち寄った.
正直な感想,思っていた鍾乳洞とは違った.というのも,沖縄で見た鍾乳洞と比べて,きれいな形状の鍾乳石が少ないように感じたからである.
しかし一方で,井倉洞ならではの魅力も多かった.落差50mの滝であったり,頂上の滝であったりと,洞内に高い滝が複数あるのは,ここだけではないだろうか.
また,井倉洞は長さ1200mと,長い距離を楽しめるのも面白い点である.井倉洞は一周するのに1時間弱かかるが,そんなにも一周の所要時間が長い鍾乳洞は初めてであった.
静岡
先週はワーケーションに誘われて静岡へ.その帰りに,静岡市内にある遺跡の登呂遺跡と,富士山の景勝地として有名な三保松原へ立ち寄った.
登呂遺跡
登呂遺跡は静岡駅の南東に位置する弥生時代の遺跡であり,都会の住宅街のど真ん中にあるという立地も面白い.
この遺跡は200年ほど続いたムラの跡で,日本で初めて弥生時代の水田跡が確認された遺跡であり,この遺跡の発見によって弥生時代が水田稲作の時代であることが判明したのだとか.この遺跡が見つかったことで我々が小中学生の頃に使った教科書の内容が変わったと思うと,なんとも感慨深いものである.
吉野ヶ里ほど広くはないものの,静岡駅近くにあるという立地も相まって手軽に楽しめる,面白い遺跡であった.
三保松原
その後は清水方面へ移動し,富士山の景勝地である三保松原へ.シリアルノミネーションサイトとして世界文化遺産に登録された富士山ー信仰の対象と芸術の源泉の構成資産の中で唯一,景勝が評価されて世界遺産に登録されたという背景から行きたいと思っていたこの場所は,有名な観光地ではあるものの,今回が初訪問であった.
この日は運良く綺麗に晴れており,富士山に被っている雲も小さくてこれはこれで良い味を出していて,例年より早い雪解けでちょこっと雪が残っている姿が可愛らしくあった.
一方で,他にも富士山が綺麗に見える場所はあるよなあと,ここからの景色だけが特別に良いわけではないと感じた.
ということで,最近立ち寄った観光地を紹介しましたが,しばらく大きな旅行はしていなかったものの,井倉洞や三保松原といった以前から気になっていた場所に行くことができたのは良かったように思います.
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