桜の美しい福岡へ行ってきた
今年は例年よりも遅い桜の開花となりまして,ちょうど桜の満開となる頃に福岡の友人に食事に誘われたので,軽く福岡へと行ってまいりました.今回はその記録をお届けします.
福岡へ
バイトの夜勤を早めに上がらせてもらい,朝のJAL便で福岡へ向かう.朝早いこともあってか窓側にも空きがあったが,夜勤明けでどうせ外の景色は見ないだろうと通路側を選択.しかし結局,機外カメラ越しに富士の山を見た.
福岡空港では,豚そば月やというお店で「クリア豚骨」なるラーメンを食べた.以前,友人があまり美味しくないと言っていたが,どんなふうに美味しくないのかと気になっていた.実際にはあっさりとした味わいが良く,確かにこってり系の「豚骨」をイメージして食べると期待外れであろうが,あっさり系が好みの人にはウケが良い味に思える.
桜の美しい福岡城跡
福岡空港から地下鉄で少し進んだ先にある福岡城跡は,桜が美しい場所と聞いていた.ちょうどJALの機内アナウンスで「福岡城さくらまつり」なるものが開催中と聞いていたので,期待はさらに膨らむ.
そんな中,地下鉄の駅を出て進んだ先にある,福岡城の堀にかかる橋には,想像以上に美しい桜の木々が連なっていた.
福岡城跡は,城跡の入口から,本丸,二の丸,そして出口まで,ずーっと美しい桜の景色を愉しむことができ,しかもその桜は1種類だけでないのが,さすが桜の名所である.博多で桜を見るならぜひ福岡城跡をおすすめしたい.
東京の地元では桜は咲き始めであり,福岡の桜にもあまり期待していなかった中で,ほぼ満開の桜を愉しむことができ,非常に満足である.
博多旧市街
福岡城跡の桜を満喫したあとは,博多旧市街へと向かった.博多には数え切れないほど来ているが,なんだかんだで,駅前のペデストリアンデックにたくさん道案内の貼られている「博多旧市街」にはまだ行ったことがなかったのである.
祇園駅から博多千年門を経由して博多駅まで歩こうと思ったら,和を感じる街並みの通りは一瞬であった.旧市街と呼ばれるエリアはもう少し広いのであろうが,街並みを愉しめるのがこの一画だけなのは少々残念であった.
旧市街を散策したあとは,勤務明けの博多の友人と,なぜか私がバイトしてる間に関東を発ち,普通電車ではるばる来た友人と合流して夕食を楽しみ,この日は終わりである.
はじめての西九州新幹線
翌日は朝から長崎へと向かう.今回は別に長崎を観光するわけではない.たんにまだ乗ったことのなかった西九州新幹線と,長崎空港からのフライトに乗りたかったからである.
はじめて乗る「リレーかもめ」と「新幹線かもめ」は一瞬であった.確かに所要時間が短い.反対意見は数多くあったようだが,長崎空港から嬉野や武雄といった温泉地へのアクセスが良くなったのは利点なのではないだろうか.
ビジネスクラスで帰宅!?
新幹線の新大村駅は長崎空港の最寄り駅.徒歩は難しいがバスに乗ればすぐである.
ちょうどこの日は長崎からのJAL便に,以前も利用したことのある,ビジネスクラスをエコノミー+2000円のクラスJとして扱う国際線機材がアサインされており,ビジネスクラスシートでの帰宅となった.
今回の機材はB767-300ER(以下763と表記)で,この機種の国際線機材は初めてであった.763のビジネスクラスシートはスタッガード配置になっており,全席通路アクセスの77Wやヘリンボーン配置の772とはまた異なった座席である.77Wの足元の広さには敵わないが,そのぶん横の広さがあり,ヘリンボーンよりはこちらのほうが断然良いように思う.
搭乗便はほぼ定刻に動き出し,10分後に離陸した.東向きの便なので偏西風により追い風で,フライトタイムは短いのが少々残念であるが,ビジネスクラスシートでの空の旅を満喫する.
そして羽田には定刻より10分も早い到着となった.せっかくのビジネスクラスシートなのに,ただでさえ短いフライトがさらに短くなったのは少々残念であったが,それでも初めての763国際線機材を楽しむことができ,また天気も良く機窓の景色も楽しむことができた.
ということで,友人に夕食に誘われたのをきっかけに急きょ催行した福岡への小旅行でしたが,福岡城跡の美しい桜を満喫でき,さらに初めての西九州新幹線や国際線機材に乗ることもでき,短い弾丸トリップながらも充実していたと思います.それでは.
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