栗本 斉 Kurimoto Hitoshi

新刊『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』絶賛発売中!!著書『「シテ…

栗本 斉 Kurimoto Hitoshi

新刊『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』絶賛発売中!!著書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』4刷重版! 旅と音楽 企画/編集/執筆/選曲。2年間中南米放浪したライター/選曲家。元Billboard Liveブッキングマネージャー。

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著書『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』絶賛発売中!

史上最もCDが売れた10年間、 その奇跡のような時代の楽曲群を凝縮した、J-POP入門書! 星海社新書『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』 2023年9月20日(水)より発売! カバーイラスト/gata (書誌情報) 星海社新書『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』 著者:栗本斉(くりもと・ひとし) ページ数:272ページ 発売日:2023年9月20日(水) *お住まいの地域により発売日は異なります 定価:1250円(税別) 販売サイト

    • CITY POP GROOVY '90s -Boys & Girls-

      シティポップ決定版コンピレーション待望の90年代編 『CITY POP GROOVY '90s -Girls & Boys-』、LP&CDで発売決定! 2023年に発売され“究極のシティポップ定番コンピレーションアルバム”として好セールスを記録、現在もロングセラーを続ける『CITY POP STORY -Urban & Ocean-』。好評を受けコンピレーション第二弾『CITY POP GROOVY '90s -Girls & Boys-』が、アナログLPとCDの2ヴァージ

      • 読むナビDJ 11:Light Mellow 和モノ 後編 - 過去記事アーカイブ

        およそ10年ぶりに復刊された伝説のディスク・ガイド本『Light Mellow 和モノ Special -more 160 items-』。前回はそこで紹介されたアルバムの中から、70年代から90年代にいたるシティ・ポップスを中心にJ-AORやメロウ・グルーヴ・チューンをご紹介しました。今回は、その続編にあたる「ゼロ年代以降のLight Mellow 和モノ」をお届けします。 いわゆるシティ・ポップスは、渋谷系あたりまではちょっとダサいイメージがあったと思います。それが、ゼ

        • 読むナビDJ 10:Light Mellow 和モノ 前編 - 過去記事アーカイブ

          2004年に出版され、しばらく中古市場でプレミア価格となっていた伝説のディスク・ガイド本『Light Mellow 和モノ669』。日本のシティ・ポップス、AOR、メロウ・グルーヴ、ボッサなどをキーワードに、アルバム単体ではなく楽曲評価主義のガイド本という画期的な体裁で、その後の和モノDJにたちにも大きな影響を与えました。 そして、今回約10年ぶりに『Light Mellow 和モノ Special -more 160 items-』として復活します。本企画の大将である音楽

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          アート・リンゼイ ライヴ・レポート2000年@TONIC(NY) - 過去記事アーカイブ

          アート・リンゼイ ライヴ・レポート2000年@TONIC(NY) アート・リンゼイ&ヴィニシウス・カントゥアリアのデュオ・ライブがあると聞いて、ダウンタウンにあるライブ・ハウス「TONIC」にいそいそと出かけてみた。ここがアバンギャルドなアーティストが多数出演することで知られる最先端のクラブである。7月はジョン・ゾーンがキュレーターを務めており、本人以外にもチボ・マット、マーク・リボー、ジョン・メデスキ、スージー・イバラと曲者ばかりのラインナップ。 この日(7/21)のライ

          アート・リンゼイ ライヴ・レポート2000年@TONIC(NY) - 過去記事アーカイブ

          読むナビDJ 9:オリンピック音楽 - 過去記事アーカイブ

          去る9月7日、2020年開催の東京五輪が決定しました。今の日本の状況で五輪開催をやることの是非の議論もありますが、オリンピックというスポーツの祭典そのものに関しては、みなさん心ワクワクする人が大半ではないでしょうか。 そんなオリンピックは、スポーツだけでなく音楽も注目されるイベントになってきています。とくに1984年のロサンゼルス五輪以降はエンターテインメント性も高くなり、開会式や閉会式はまるでコンサートのような演出を行い、テーマソングも大々的にフィーチャーされるようになり

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          読むナビDJ 8:アントニオ・カルロス・ジョビン応用編 - 過去記事アーカイブ

          記録的な猛暑だった2013年の夏。 きっと例年以上に、ボサノヴァの涼しげなメロディやサウンドが必要だったはず。 前回ご紹介した通り、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲群は永遠のマスターピースですが、もう一歩踏み込んだ「応用編」ということで、あまり知られていない楽曲や意外な共演などを集めてみました。 これだけ集めてみると、ジョビンはボサノヴァを作り育ててきただけでなく、ブラジル音楽全体の発展にも大きな役回りを果たしたんだなあと感じます。いわゆるスタンダードな名曲だけでなく

          読むナビDJ 8:アントニオ・カルロス・ジョビン応用編 - 過去記事アーカイブ

          読むナビDJ 7:アントニオ・カルロス・ジョビン入門編 - 過去記事アーカイブ

          夏といえば、ボサノヴァを聴きたくなる季節。そしてボサノヴァといえば、なんといってもアントニオ・カルロス・ジョビンでしょう。ボサノヴァというジャンルを確立させた音楽家というだけでなく、世界でもっとも演奏されているソングライターのひとり。誰だって彼のメロディをどこかで聴いているはずです。 ジョビンは1927年にリオ・デ・ジャネイロで生まれ、1994年に死去するまでに数多くの名曲を生み出し、ボサノヴァをはじめとするブラジル音楽を世界レベルに押し上げる役割を果たしました。その偉業は

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          読むナビDJ 6:グスタボ・サンタオラージャ - 過去記事アーカイブ

          今、一番勢いのある映画音楽作家といえば、間違いなく彼の名が挙がるのではないでしょうか。それは、世界的なミュージシャンでありプロデューサーのグスタボ・サンタオラージャ。 1951年にアルゼンチンのブエノスアイレス近郊の町で生まれたサンタオラージャは、60年代後半のアルゼンチン・ロック黎明期から活躍。その後米国に渡ってからは、ロック・エン・エスパニョール(スペイン語ロック)のプロデューサーとして売れっ子となり、フアネスやカフェ・タクーバなどをスターに仕立て上げました。また、バホ

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          読むナビDJ 5:ジョルジオ・モロダー - 過去記事アーカイブ

          ディスコ~エレクトロのサウンド・クリエイターであり、多数の映画サントラを手がけたヒット・プロデューサーであるジョルジオ・モロダー。70年代後半から80年代にかけて熱心にヒットチャートを追いかけていた音楽ファンなら、確実にこの人の洗礼を受けたことでしょう。 良くも悪くもモロダーのシンセ・サウンドは、この時代を象徴する音楽といえます。ミュンヘン・ディスコといわれた黒人的なグルーヴ感を排除した単調なビートや、サントラ・ヒットで多用された仰々しいオーケストレーション。でも、あの当時

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          読むナビDJ 4:アルゼンチン・タンゴ meets ロック&エレクトロニカ - 過去記事アーカイブ

          タンゴというと、どこか古くさい音楽という印象を持っている方は多いと思います。日本でも少し前までは老後に嗜むダンスの一種と思われていたし、音楽自体も愛好家は年寄りばかり。実際、本場のアルゼンチンでも、衰退に向かいつつある古典音楽というイメージでした。というのも、そもそもタンゴ自体が、歌舞伎のように形式を重んじる音楽ということもあって、多少のマイナー・チェンジはあっても発展のしようがなかったからです。 しかし、この10年くらいの間に状況が一変してきました。もっとも大きな出来事は

          読むナビDJ 4:アルゼンチン・タンゴ meets ロック&エレクトロニカ - 過去記事アーカイブ

          読むナビDJ 3:キューバ音楽の新潮流 - 過去記事アーカイブ

          キューバ音楽といえば、これまでに何度もブームが起こっている。さかのぼれば、50年代のマンボだったり、90年代の「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」だったり。そして、サルサやボレロといった、いわゆるラテン的なイメージも根強い。 しかし、ここ10数年の間に出てきた新世代アーティストは、そういった伝統を重んじつつも、新しいキューバの音楽を提案している。いわゆるラテン音楽と呼ばれるものも多いし、ロック、ジャズ、ファンク、エレクトロニカなどジャンルはバラバラではあるが、欧米の音楽エッ

          読むナビDJ 3:キューバ音楽の新潮流 - 過去記事アーカイブ

          読むナビDJ 2:アルゼンチン発コンテンポラリー・フォルクローレの世界 - 過去記事アーカイブ

          “フォルクローレ”と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか? サイモン&ガーファンクルが歌った「コンドルは飛んでいく」の哀愁のメロディ? または、公園や駅前で民族衣装着てケーナやサンポーニャを吹いてる謎の外国人ミュージシャン? はいはい、もちろん間違いではないですよ。僕もずっと、“フォルクローレ”ってちょっと田舎くさくて垢抜けない音楽だと思ってましたから。アルゼンチンのブエノス・アイレスに行くまでは……。でも、衝撃的に出会ってしまったんですね。かっこよくてオシャレで新

          読むナビDJ 2:アルゼンチン発コンテンポラリー・フォルクローレの世界 - 過去記事アーカイブ

          読むナビDJ 1:静かなる音楽~クワイエット・ミュージック - 過去記事アーカイブ

          ここ数年、“静かなる音楽”が、文字通り静かなブームとなっているのをご存知でしょうか。 “クワイエット”なんていうキーワードでも語られることも多いこれらの音楽は、いわゆるジャンルではないし、ムーヴメントというほど声高なものでもありません。なんとなく音楽シーンの流れや時代が持つ雰囲気からあぶり出された曖昧なものだから、実際には一括りにするのは難しいのです。 室内楽的な響きを持ちながらクラシックとは一線を画したポスト・クラシカル、北欧や南米に潜んでいた知る人ぞ知るジャズやフォー

          読むナビDJ 1:静かなる音楽~クワイエット・ミュージック - 過去記事アーカイブ

          杏里80年代名作アナログ盤リイシュー - 未発表原稿

          杏里のエバーグリーンなサマー・ポップここ10年くらいの間で、国内だけでなく世界中から注目を浴びている日本のシティポップ。主に70年代後半から80年代にかけてのきらびやかで都会的なポップスは、時空を超えて音楽シーンを輝かせている。その中で、一際強い光を放っているのが、杏里が80年代初頭に発表した作品群だと言ってもいいだろう。この度、再評価の高まりを受けて、『Heaven Beach』、『Bi・Ki・Ni』、『Timely!!』、『COOOL』の4タイトルがアナログレコードでリイ

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          杏里80年代名作アナログ盤リイシュー - 未発表原稿

          著書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』4刷重版好評発売中!

          空前のリバイバル! 全世界で鳴り響いている「シティポップ」 その熱狂を凝縮した、入門書にして決定版 星海社新書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』 2022年2月22日より発売! カバー装画:鈴木英人 (書誌情報) 星海社新書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』 著者: 栗本斉(くりもと・ひとし) ページ数:256ページ 発売日:2022年2月22日(火)*お住まいの地域により発売日は異なります 定価:1000円(税別) 販売サイト:https:

          著書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』4刷重版好評発売中!