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あなたのイチオシも教えて!旅×本 オフライン読書会のすゝめ

こんにちは。TABIFLEEEEEK運営のsumikaです。先日HIS本社のラウンジ(社員の休憩スペース兼カフェです)でTABIFLEEEEEK主催の読書会を実施しました!ただの読書会ではなく、旅と本をテーマにした読書会です。記念すべき第一回目のテーマは「旅に出たくなる本教えて!」でした!

読書会では人が本を通してなにを考えたのか、どう感じたのか、ということが知れてとっても楽しい稀有な時間が過ごせると思っています。自分には無い考えに触れられるとなんとなく世界が広がったような気持ちになり、これまた旅をして得たモノに近い満足感を味わうことができる気がするんです。

このオフラインイベントはTABIFLEEEEEKメンバー限定のものではなく、TABIFLEEEEEKを知らない一般の方もご参加いただけるイベントです!間際の募集にも関わらず6名(うち1名がTABIFLEEEEEKメンバー)の方がご参加くださいました(*´ω`*)みなさんが持ち寄った本をご紹介します!

ースケジュールー
①自己紹介
②「旅に出たくなる本」を紹介(3分目安)
③回し読みタイム ※時間が足りず省略しました
④最後のお一言感想&記念撮影

(紹介順はくじ引きです( *´艸`)いきなり当たるかも~ドキドキ)

1人目  藤森 照信、荒俣 宏著「東京路上博物誌」鹿島出版会

トップバッターは私sumikaがつとめさせていただきました!
こちらの本はタイトルの通り東京に焦点が当てられています。。
東京の中でもあまり焦点を当てられる機会が少なそうな味わいのある建築物や路地裏、建築装飾などが取り上げられています。異国情緒のある建物や歴史を感じる路地裏がまとめられたページをめくると都内を歩いてみたくなる…そんな本です。
まじめすぎないユーモアにあふれた本なのでパラパラ眺めるだけでもにやりと笑ってしまいます。都内在住の方にも、そうでない方にもぜひ読んでみてほしい~。

2人目  フェーベ・シッラーニ、ジュリア・マレルバ著「世界食べものマップ」河出書房新社

世界の食べ物がマップの上に記載されている、眺めているだけでもおもしろい本をご紹介いただきました。絵だけでなく説明もありワクワクする本です。食べ物の絵がとてもこまかく忠実に描かれていて想像が搔き立てられます。
旅って食べ物大事ですよね。食べ物がきっかけで新たに行きたいところが見つかりそう・・・(*´ω`*)旅した場所の地図をじっくり見ればその土地で何を食べたか鮮明に思い出せそうです。ご紹介いただいた方はポーランドのポンチキが気になっていて東京にあるポーランド料理屋さんを訪れたいそうです。ぜひレポをお待ちしています!

3人目  若林 正恭著「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」KADOKAWA

芸人オードリーの若林さん著作の旅エッセイ。若林さんの完全プライベートのキューバ旅のエピソードが描かれています。旅の中で若林さんが感じられたこと、考えたことを通して「久々に旅に行きたいなー!」と感じさせてもらえる本。
あとがきに日本のことも書かれており、表参道の犬より旅先で見た犬の方が自由なのではないか?と感じた事エピソードが印象に残っているそう。
「その本を選ぼうか迷ったんだよね~!」と他の方から声が上がったので旅好きにはかなり支持されている本なのかも?(読んだことある方ぜひコメントで教えてください)文章も旅の素敵なお写真も素晴らしく若林さんの意外な一面を知ることもできます。

4人目 高野 秀行著「イスラム飲酒紀行」講談社文庫

クレイジージャーニーにも出演されたことがある高野秀行さんの著書をご紹介いただきました。(他にも「幻のアフリカ納豆を追え! : そして現れた」新潮社、「謎の独立国家ソマリランド」本の雑誌社などをお持ちいただきました。)
ざっくり言うと日本人版インディージョーンズ!辺境の地で変わったものを食べたり(ゴリラを食べたこともあるとか…)、麻薬栽培の地域を通ったり、強制送還に遭ったり…普通の人はなかなかできない体験ばかり綴られています。まさにTHE冒険家ですね。
イスラム飲酒紀行では戒律によりお酒が飲めない地域ではどんなお酒が飲めるのか!?という逆張りの旅エピソードが書かれているそうでとっても興味深い!「世界って本当に色々なところがあるんだな~!」と感じさせてくれる本ですね。
紹介してくださった方は世界一周旅行を経験されたことがあり、その旅に出るきっかけにもなったのかな~と旅の話ももっと聞きたくなりました(^◇^)

5人目  森見 登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」角川文庫

舞台は京都。京都は京都でも一般的な観光地ではなく、更にディープなスポットが取り上げられている味わい深い一冊。
ジャンルは恋愛ですが実際にある京都の裏路地やお店、バーなどが作中に取り上げられており、読み進めるほどに京都の風景が浮かんでくる…そんなお話なんだとか。紹介してくださった方は作中にでてくる進々堂というカフェに実際赴いたくらいお気に入りの本だとお話していました。
京都にとにかく行きたくなる本!観光だけでなく、住んでみなきゃわからない良さがあるんだろうなぁと想像させてくれる作品です。作中には名言が多く、励まされ、元気をもらえるとのこと。この本片手に京都を歩きたくなりそうですね~( ˘ω˘ )

6人目 星野 源著 「いのちの車窓から」KADOKAWA

星野源さんが雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載をスタートし現在も継続中のエッセイが文庫化したもの。

「人生は旅だというが、確かにそんな気もする。
自分の体を機関車に喩えるなら、この車窓は存外面白い。」

「いのちの車窓から」より引用

ご紹介してくださった参加者さんは「旅」は移動距離にこだわらず、今いる自分の場所から一歩でも出たものは旅と言っていいのではと思っているとのこと。旅の最小単位は散歩では?という持論が印象的でした。旅は特別なものでもあり、日常のなかにもあるという感覚といえるでしょうか。
こちらの本では星野源さんが散歩に出かけたことや、仕事のなかで足を運んだ場所についてなど、何気ない日常が描かれています。
芸能界の自分たちとは遠い世界のはずだけど自分の日々の暮らしと重なる気がしてくる、誰かの日常を追体験しているような気持ちになれるのだとか。
「出版された頃にコロナ禍となってしまい旅に出れなくなってしまったので、これから旅するときにはこの本もいろんなところに連れていきたい。」というお話も素敵だな~と感じました(*‘ω‘ *)

7人目 沢木 耕太郎著「深夜特急3ーインド・ネパールー」新潮社

旅好きで話をしているとかなりの確率で話題に上がる「深夜特急」!(あまりの支持の厚さに尻込みしてしまいまだ読み出せてないのですが長年気になっています。)
かつてバックパッカーに憧れたときに影響を受けた本で、特にインドのエピソードがお気に入りだそう。著者の沢木さんがインドの物乞い文化に戸惑ったり衛生面で引いてしまったりしつつインドの生活に慣れていったとき、とても仲良くなったホテルの使用人の男の子がその彼よりカーストが下の人に非常にぞんざいな態度を取っていて衝撃を受けたエピソードが興味深かったのだとか。人が環境を作るのか、その環境が人をそうさせるのか…と考えるきっかけになった印象的な一冊。


紹介いただいた本大集合!

皆さんそれぞれの「旅に出たくなる本」のご紹介とても興味深かったです~!旅好きとしては全部読みたくなってしまいました。自分だけでは見つけられない本を紹介していただけるのも読書会の良さだと感じます(*´ω`*)

紹介した本を持って記念撮影

おまけ

HIS本社ラウンジにある本棚には大量のロンリープラネットや写真集、その他にも旅にまつわる本がたくさん所蔵されているんです!
※開催場所は毎回変わる為ご覧いただけない場合もあります。

次回読書会のご紹介

次回の読書会は2/10㈯14:00start予定!テーマは同じく「旅に出たくなる本」です。
今何の本を紹介しようか考えたあなた!ぜひ参加してみませんか(*´ω`*)
「ちょっと参加してみたいな~」「HISの本社に入ってみたいかも」という方はぜひお気軽にご参加ください。
こちらのページからご予約いただけます。

またTABIFLEEEEEKメンバーになれば無料で参加可能です!↓

みなさんと旅のお話ができることを楽しみにしています♪

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