仕事などの「熟達化」について調べたので、まとめてみた
こんにちは、旅人先生Xです。
熟達化ということについて調べたのですが、日常の仕事などで役立ちそうだと思ったのでご紹介したいと思います。
目次は、以下の通りです。
「熟達化」について
・熟達化の意味
熟達化という言葉を聞くと何かができるようになるというイメージが湧きますが、その意味はどういうものなのでしょうか。
ざっくりいえば、熟達化は「色々できるようになるまでの学習過程」という意味というわけですね。
・熟達化の段階
4つの段階は、それぞれ
となっています。
・熟達化の段階の特徴
それぞれの段階の特徴をざっくり書いておきます。
①初心者は、一般的な手順やルールを学んでいる。
②一人前は、定期的なことを素早くできる。
③中堅者は、状況に応じて類推などをしながら、非定型なことも知識や想像力を生かして進められる。
④熟達者は、状況に応じた新たな手順やルールを作ったり、技を編み出したりすることができる。また、高レベルのパフォーマンスを効率よく正確に実現できる。
こんなイメージです。
それぞれ次の段階に向かうには壁のようなものがあるようです。
その壁をどう超えていくかの方法について、まとめておきたいと思います。
熟達化の途中にある「壁」を超えるために…
先ほどの段階のことを考慮するとそれぞれの段階の間の壁は、大きく3つあると言えそうです。
初心者と一人前の壁、一人前と中堅者の壁、中堅者と熟達者の壁ですね。
どの段階の壁も5つのことを繰り返していくことが大事なようです。
その5つがこちらです。
観察(みてまねる)
相互作用(指導を受けたり、話し合ったりする)
反復(練習の経験を積む)
応用(学んだことを別のことに活用する)
情報収集(読書や研修で新たなスキルや情報を得る)
ざっくり言ってしまえば、勉強と活用をするということですね。
自分を次の段階に成長させるためには、勉強と活用が必要なわけです。
当たり前と言えば当たり前ですが、そこを避けては通れないということを知っておくだけでも、ずいぶん違う気がします。
段階に応じて、学ぶ方の方向性(広げるとか深めるとか)を変えながら、やっていくことが大事なのかなと思いました。
熟達化について調べて感じたこと
自分自身のことを振り返って
熟達化について調べながら、自分のキャリアを振り返っていました。
個人的には、似たような段階を経ている気がします。
壁だと感じるようなものもありました。
それぞれの段階でどんな壁を感じて、どんな勉強や活用をしてきたのかをまとめてみたら、教育に携わる方々の役にも立ちそうだなと思ったので、今度、自分で整理してみたいと思います。
自分についての整理が終わったら、他の人の情報も集めてみると傾向などもわかりそうなので、仲間たちに協力してもらって、考えてみたいところです。
熟達者の3つの特徴について
私はもう10数年経っているので、熟達者の段階にいてもおかしくないのですが、果たしてその領域に到達していると言えるのかよくわかりません。
熟達者の3つの特徴というものがあるようなので、それを参考にしながら、今後も勉強と活用を継続してしていきたいと思います。
【知識】
・事実に関する詳細な知識や形式化されていない暗黙知がある。
・不確実な状況でも効果がある対処法を持っている。
・効率よく行うためのポイントを知っている。
【分析力】
・状況把握能力に長けている。
・ミスや事故などの危機察知力がある。
・問題解決までのイメージが持てる。
【実行力】
・仕事の質・スピードが共に優れている。
・臨機応変に物事に対処できる。
これらの項目を教員の仕事にアレンジして、自分で振り返ったり、数値化したりしながら、学んでいけば、きっと熟達者といっても良い領域にたどり着けると思います。
熟達者になってからもきっと道は長いと思いますので、精進していきます!!
今回は以上になります。
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