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異国の旅エッセイ

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海外旅エッセイの集積。
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記事一覧

14年前、真夜中の香港で助けてくれた、あなたへ

お元気にしていますか? ……と書いても、あなたは僕のことを、もう覚えていないかもしれませ…

手塚 大貴
4日前
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赤ちゃんが泣く機内で、さりげない優しさを見た話

国内でも海外でも、飛行機に乗っていると、機内で赤ちゃんが泣き始めてしまう光景に出会うこと…

手塚 大貴
12日前
290

トウモロコシと、ポモドーロと、バクラヴァと

その夕方、カザフスタンのシムケントという都市にいた。 ウズベキスタンの国境に近く、やたら…

手塚 大貴
2週間前
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カザフスタンの世界遺産は、何もない大草原だった

その朝、ホテルで簡素な朝食を食べながら、そこへ本当に行くべきかどうか、迷っていた。 春の…

手塚 大貴
1か月前
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春のカザフスタンで手に入れた、たったひとつの旅のお土産

この春、中央アジアのカザフスタンを旅してきた。 旅に出る前、「どうしてまたカザフスタンへ…

手塚 大貴
1か月前
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ただ「今」だけを生きるために、旅に出る

海外へ旅に出るとき、いつも思うことがある。 いや、正確に言えば、国際線の飛行機に乗り込ん…

手塚 大貴
1か月前
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もしタイムマシーンがあったなら、『深夜特急』の頃の香港へ行きたい

村上春樹さんの紀行文に、「もしタイムマシーンがあったなら」という短編がある。 そんな書き出しで始まる紀行文の中で、村上さんは、1954年のニューヨークに飛んで、当時のジャズクラブに行きたい、と語っている。 さて、その紀行文を読み終えた僕は、もちろん思い巡らすことになった。 はたして僕だったら、一度きりのタイムマシーンで、どこへ行きたいと思うのだろう、と。 正直、今の世界を旅できるだけで十分、と満足している僕は、過去の世界へ行きたいとはあまり思わない。 フランス革命の

夢のある日常を生きるために、航空券を買っている

たぶん、一般的に見れば、物欲のない方だと思う。 お洒落な服を買いたいなんて思わないし、車…

手塚 大貴
2か月前
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どうしてかわからないけれど、心に残る「旅の記憶」がある

ふと、10年前にブラジルへ行った旅を思い出して、不思議なことに気がついた。 それは僕にとっ…

手塚 大貴
2か月前
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海外旅行帰りに食べる、吉野家の牛丼の美味しさについて

海外の旅から帰ると、真っ先に食べたくなる、日本の味がある。 飛行機が成田空港に着陸し、し…

手塚 大貴
3か月前
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それを思い出に変えられたら。旅する心構え、の話

ベトナムのハロン湾でクルーズに参加したとき、同じテーブルになった日本人の社長さんからもら…

手塚 大貴
3か月前
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旅もまた、百聞は一見にしかず……だと思う

久しぶりのベトナムの旅では、世界遺産のハロン湾も訪れた。 正直、このハロン湾へは、訪れる…

手塚 大貴
3か月前
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9年ぶりのベトナムの旅で、やっと手に入れたもの

どんな国でも、旅が終わる頃には、その国のことを好きになっている。 旅人としての僕にとって…

手塚 大貴
3か月前
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沢木耕太郎さんからのクリスマスプレゼントと、新たな旅立ち

昨年、2023年のクリスマスイブのことだった。 ……と書くと、素敵な恋物語でも始まりそうな気がするけれど、とくにロマンティックではない、だけどちょっと嬉しい出来事があったのだ。 というのは、僕のささやかな旅の話を、憧れの人に伝えることができたからだ。 それは、あの沢木耕太郎さんだった。 沢木耕太郎さんは、毎年クリスマスイブに、J-WAVEで放送されるラジオ番組で、一夜限りのナビゲーターを務めている。 聖夜の3時間、沢木さんがリスナーに向けて、その1年の旅のエピソード