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なぜ森の中は気持ちいいのか?

私は山に登るのが好きです。

なぜ登るのかと言えば、

山頂から見わたす景色が素晴らしい
山仲間といっしょに過ごす時間が楽しい
運動不足の解消
などいくつか理由が挙げられるのですが、

単純に「山の中に入ると気持ちいい」というのも理由のひとつです。

山や森に入るとなぜ気持ち良いのでしょうか?

あなたは「フィトンチッド」という言葉をご存じでしょうか?

フィトンチッドとは、木々が発する香り成分です。

言葉の意味はフィトン(植物が)チッド(殺す)という少し怖い意味を持ちます。

ロシア(旧ソ連)の科学者B.P.トーキン博士という人が名付けたそうです。

木(植物)は自分から動くことができません。
そのため木に侵入しようとする細菌や昆虫などから身を守るために、有害物質を殺す香り成分を発しています。
それがフィトンチッドです。

森の中には動物の死骸や排泄物、腐った堆積物などがあります。
本来ならばそれらの臭気がすごいはずなのに、それを感じさせないのはフィトンチッドが消臭、脱臭効果を持ち、空気を浄化する力があるからなのだそうです。

昔、おにぎりやお餅を木の葉で包んでいたのは、葉っぱに抗菌、殺菌、防腐効果があるからです。

フィトンチッドは人体にも良い効果をもたらすと言われています。
例えば、

精神を安定ささえる
自律神経を安定させる
快適な睡眠をもたらす
緊張を和らげる
呼吸を整える
など

フィトンチッドは(1)消臭 (2)除菌・抗菌 (3)リラックス (4)抗酸化の効果をもたらします。

山(森)に入ると気持ちいいと感じるのは、単に気分の問題なのではなくちゃんとした理由があったのですね。

多くの恵みを与えてくれる「森の精気」フィトンチッド。

これからもフィトンチッドの精気をもらうために山に登ろうと思います。
(けっして下山後の飲み会のために登るのではありません笑)
フィトンチッドが溢れている群馬県上野村の記事はこちら↓

2024年1月25日

>>このnote投稿の概要は最初の記事「はじめまして」をご覧ください。

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