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新卒大手からベンチャーに転職して感じたメリット・デメリット

どうも、杉本太郎です。今は副業でライフコーチをしています。

24年10月に世界一周の旅に出る予定で、その資金をライフコーチの活動から生み出すべく行動中です。

大手企業で働いているけど熱量を持てて仕事に取り組めていない。
会社の人はみんな良い人だし労働環境もホワイトなんだけど、逆にぬるま湯すぎて刺激がない。
このままココにいたらダメになってしまうんじゃないか。
熱量を持って働ける環境を探しており、ベンチャー企業とかどうなんだろう。
でも、せっかく入れた大手企業だし手放して失敗したら嫌だな。
なかなか踏み出せない。。

という人も多いと思います。
本日は、新卒で大手エンジニアリング企業で2年勤めた上で、全く畑違いの立ち上げ初期の営業ベンチャーに転職した僕の経験をもとに、独断と偏見でベンチャーで働くことのメリット・デメリットを書いていきます。

【大手→ベンチャーで感じたメリット】

新卒大手からベンチャーに転職して感じたメリットは主に下記です。
1つずつ見ていきます。
①裁量が多い
②研修が少なくて完結
③結果主義

<①裁量が多い>
これはベンチャーに入りたいと思う人の多くのイメージだと思います。

大前提、ベンチャーと言っても様々なフェーズがありますので会社によると思いますが、僕が居たベンチャーは立ち上げ初期の段階だったため、とにかく裁量を多く経験させてもらえました。

特に立ち上げ初期の会社で社長との距離感もかなり近かったため、事業にとってプラスになりそうなことはドンドン社長に提案してPDCAを回していくことが出来ました。
もちろん最終判断・最終的な責任は社長が持ってくれていましたが、事業を1mmでもプラスにさせるために何が出来るかと考えて小さい改善を繰り返していく作業は楽しかったですし、自分自身の成長にかなり繋がったと考えています。

僕は営業をやっていたのでリストの作り方から始まり、どのようなトーク構成にしていくか、顧客様の情報をどのように管理していくか、新人の育成をどのようにやっていくか、色々と考えさせてもらいました。

大手企業ではなかなか一部の業務しか扱えないことが多いと思うので、ベンチャーのように事業の様々な部分を扱って全体感が常に見えた状態で仕事に取り組めるので、1つ1つの業務をやっている意味も見出しやすいのもメリットだと思います。

<②研修が少なくて完結>
これも僕にとってはかなりメリットでした。僕は新卒で大手企業に入ったのですが、大手企業の研修って長過ぎませんか?(笑)

もちろん会社ごとかと思いますが、僕が入社したところは部署配属されるまでに1ヶ月半ほど、入社後も1ヶ月半ほど研修があったので計3ヶ月ほどずっと研修をしていました。

ビジネスマナーから会社の歴史、業界知識や商品知識、隅から隅まで丁寧に研修してもらいました。
ただ、まだ業務をやっていないのでそれぞれの知識をどのタイミングで使うかイメージがなかなか湧かずで、大手で働いているときは僕はこの研修期間が非常に苦痛でした

一方でベンチャーでは研修期間が圧倒的に短かったです。研修に人的コストを割く余裕がないので必然的に短くなってしまう、という感じです。

僕が居たベンチャーでも、新人が入ってきたら1〜2時間でざっくりと業務全体の概要や機器の使い方を教えて、「じゃ、やってみようか」って感じですぐ始まる、という感じでした。

でも、この方がやっぱり成長が早いと思うんです。
まずやってみるから分からないことが明確になり、インプットの効率も上がる。研修が少ないベンチャーのスタイルは、個人的にすごく好きなポイントです。

<③結果主義>
もちろんどんな業界で働くかによると思いますが、ベンチャーは大手に比べて結果が求められることが多いと思います。

もちろん結果さえ出していれば何やっても良いとかは無いと思いますが、特に立ち上げ初期のベンチャーにおいては結果が何よりも求められていました。

どんなに長時間働いたりどんなに雑務をこなして頑張っている(ように)見せても結果が出ていなかったら何も評価されないです。
逆に、どんなに短時間しか働いていなくても業務をサボっている(ように)見えても、結果が出ている方が評価される世界です。

むしろ時間生産性という考え方からすると、短時間で結果が出るほうが圧倒的に求められます。その空いた時間で新しいアイデアを考えたり、創造的なことに時間を使えますからね。

結果にコミットする中でPDCAを回す力を養える点で、ベンチャーの結果主義な気質は自分自身を大きく成長させてくれると思います。

【大手→ベンチャーで感じたデメリット】

逆に、新卒大手からベンチャーに転職して感じたデメリットは主に下記です。1つずつ見ていきます。
①全然関係ないこともやらないといけない
②PDCAを自分で回していかないといけない
③事業の方向性がコロコロ変わる

<①全然関係ないこともやらないといけない>
良くも悪くも裁量の多いベンチャーだからこそ、自分のやりたい業務以外のこともやらなければいけないところがあります。

もちろんベンチャーの規模感やステージによって様々と思いますが、特に僕が居た事業立ち上げ初期のベンチャーではとにかく人手不足です。

僕は営業をメインでやっていましたが、事務作業などもある程度自分でやる必要がありましたし、経理作業も多少はやったりだとか。
オフィス移転する際に人や車の手配もやったりしました。
もう営業なんて全く関係ないですよね(笑)

社長から夜中に電話がかかってきて「来週のオフィス移転で人が足りないから元気で良い子を2人用意して!」と言われ、なんとか大学の後輩に声をかけて当日の引っ越しを乗り切ったりもしました。

自分のメイン業務以外のことも柔軟にやっていかないといけない、という点がデメリットと言えばデメリットかなぁと思います。

<②PDCAを自分で回していかないといけない>
これもなかなか苦しむ部分です。
自分自身をめちゃくちゃ成長させてくれることなのは間違いないのですが、とにかく自分でPDCAを回していかないとベンチャーではやっていけないです。

特に立ち上げ初期の段階では、誰も答えを知らないことがほとんどです。
社長ですら「こうやったら上手くいく」というものは理解していないです。

社長のスタイルにもよると思いますが、ザッと試算して「これは事業として行ける!」と思った段階でGOを出しているので、やってみないと分からないことだらけです。

そのため、事前にまずは勉強をする、とかインプットをしっかりとして準備してからやる、などとぬるいことは言ってられないです。
とにかくまずはやってみる、その上でうまくいかなかったらどうやったら上手くいくんだろうと考えて次に活かす。
このPDCAを高速で回していく必要があるので、ストレスがかかる環境であることは間違いないです。

<③事業の方向性がコロコロ変わる>
これは上記②にも関連しますが、とにかく事業の方向性がコロコロ変わります。一週間前にやろうと思っていたことが、今週にはボツになっていることなんてザラです。

大手企業だったらありえないですよね。まずは綿密な計画を立てて何回も稟議を通してやっと事業としてスタート出来る。このスピード感でやっていたらベンチャーは、特に立ち上げ初期のベンチャーは死んでしまいます。

事業の方向性も目まぐるしく変わっていくのでそこに柔軟に適応させていく必要があります。
それに伴って生活のリズムも合わせていく必要が出てくる場合もあるので、変化することに抵抗感が多い人はベンチャーには向かないかもしれないです。


以上、新卒で入社した大手企業を2年で辞めて立ち上げ初期のベンチャーに転職した僕が感じた、ベンチャーのメリット・デメリットでした。

大手かベンチャーか、みたいな論争がありますが、自分自身の成長を考えるなら、僕はやっぱりベンチャーじゃないかなかと思います
とにかくあらゆることの基準値が上がりますし、特に若いうちの一定期間でめちゃくちゃに働くことで見えることもあると思います。

もちろん当たり外れもあると思いますが、世の中に会社は山のようにあるので、まずは気になるところの会社に面接を受けてみるのも良いと思います。

とは言え大事なのは「どこに居るか」ではなく「何をするか」ですし、僕は自分自身が前に進んでいく姿勢で周りの人の背中を押していけるような存在であり続けます!それではまた!

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記事を読んでいただき、ありがとうございました!

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【杉本太郎のプロフィール】
24年10月から世界一周スタートさせるべく奮闘しています|95年生まれ28歳|筑波大学 / 大学院卒→大手プラントエンジ設計2年→ベンチャーでテレアポ営業2年→日々に絶望→コーチングで人生好転→今は副業でライフコーチ|全ての人が自身のパフォーマンスを最大限に発揮して輝ける世界を創る✨

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