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「これからどういうキャリアを歩んでいきたいか思考」の罠

どうも、杉本太郎です。今は副業でライフコーチをしています。

24年10月に世界一周の旅に出る予定で、その資金をライフコーチの活動から生み出すべく行動中です。

最近、僕と同じくらいの年代の人と対話をすることが多いのですが、「これからどんなキャリアを歩んでいきたいのか分からない」と悩んでいる人が多いです。
悩み、と言っても凄く悩んでいるという訳ではなく、どちらかというと漠然としたモヤモヤという感じでしょうか。凄く悩んでいたら既に何かしらの行動に移ってますからね。

モヤモヤとした何かはあるけれど、今いる会社が凄く嫌という訳でもない、むしろそれなりに良い環境なのでなおさら現状維持でも悪くない、けれど。。という人が多い印象です。

もちろんそう考えてしまうのはしょうがないことだと思います。
こういう人に対して僕はいつも「理想の生活をイメージし、そこから逆算して考えよう」と提案しています。

そうすることで歩んでいくキャリアも自ずと見えてくると思いますし、僕自身その考えでこれまでキャリアチェンジをしてきました。
本日は僕の実体験をもとに、将来のキャリアについてモヤモヤと悩んでいる人の背中を押せるような記事が書けたらと思います。

【「これからどんなキャリアを歩んでいきたいか」は視野を狭める考え】

多くの人が「これからどんなキャリアを歩んでいきたいか」と考え、何をしたいのか良く分からずにモヤモヤしてしまっていると僕は思います。

なぜこの考え方で納得感のいく答えが出ないかと言うと、それは「過去にしてきた選択に縛られてしまうから」だと思います。
今いる会社の部署である役割を与えられ、その自分が「これからどんなキャリアを歩んでいきたいか」と考えたら、ほとんどの人は今の業種や職種でキャリアアップする未来をイメージすると思います。

それが良いとか悪いとかではないのですが、この考え方はこれまで取ってきた選択に依存しすぎているので、現状維持の将来しか生み出さないと思います。

更にその会社や社会の常識から「これくらいの役職に付くためには〇年間はかかる」などの、期間に対する固定観念もセットで付いてくることが多いです。そのうえで「〇年後までにこの役職に付いて、次は〇年後までに次の役職に・・」という感じで今を起点に階段を積み上げていくようなイメージでキャリアを考えている人が多いのだと思います。
でも、その積み上げていくキャリアは自分が本当に望んでいるものなのでしょうか。

【将来の理想の生活をイメージしてみよう】

そもそもキャリアは「目的」ではなく「手段」、もっと言えば「結果」だと思います。

僕は未来を起点に物事を考えるようにしているので、過去のキャリアなんて一切気にしてないです。
これを明確に意識しだしたのは、新卒入社した会社で1年8ヶ月経ったタイミングです。

大学院で工学を学んだ後に大手エンジニアリング会社に新卒入社して機械の設計をしていました。
そして1年8ヶ月が経った12月、自分の誕生日を迎えたある日、改めて将来の理想の生活をイメージしてみました。

僕は好奇心が凄く旺盛で、人生を通じて沢山の新しい経験や知識を得て自分の見える世界を広げたい、そして器の大きな人間になりたいという人生のテーマがあります。当にそれを体現できるような人生にしたいなぁと思いました。
世界中いろいろな国に行きたいですし、食べたことが無いものを沢山食べたいですし、やったことが無いアクティビティをしたいです。

そのためには当たり前ですが、お金と時間が圧倒的に足りないです。
少なくとも会社員として働きながらコレを実現するのは不可能だと確信しました。そう考えた時に当時勤めていた会社で働き続けた先に理想の生活は見えず、辞めることを決意しました。

じゃあ何をする?と考えた時に、将来的に独立や起業するとなった時に営業力は絶対的に必要だよなと思いました。
そうやってアンテナを張って情報収集していく中で、ご縁もあって立ち上げ初期のベンチャーで営業をやることになり、、、という感じでした。

将来の理想の生活をイメージしていないければ、大手エンジニアリング会社で機械の設計→ベンチャーで営業、というキャリアチェンジは絶対に起きなかったと思います。

【目的地と期間さえ決まれば、手段は自ずと見える】

現状を起点にキャリアを積み上げていく考え方のもう一つの弊害として「出来る出来ないの思考に陥る」があると考えています。

同年代の人と今まで沢山話してきて感じるのは、ほとんどの人が「今の自分に出来るかどうか」という思考で考えているということ。
「今の自分に出来るか」なんて考えてたら、これまでの延長線上の未来しか絶対に手に入らないです。
その先に将来の理想の生活がある人は良いと思いますが、そういう人は稀だと思います。

例えば、ブラジルに行くとなった時に「24時間後にブラジルに行ってください」と言われた場合と、「3ヶ月後にブラジルに行ってください」と言われた場合では、行き方やそれまでの時間の使い方は全然異なるものになると思います。

24時間後にブラジルに行く、となったら急いで飛行機を手配して急いで空港に向かう。もしかしたら飛行機だと便がなく、高速船などをチャーターした方が速いかもしれないです。でも、24時間で行けないことは無いと思います。いや、絶対に行かなきゃいけなかったら、何としてでも行く方法を見つけるはずです。

逆に3ヶ月後にブラジルに行く、となったら飛行機の便を調べて今すぐ予約を取っても、しばらくは何も行動しないと思います。というか、する必要が無いですよね。
もしかしたら今すぐ予約を取ることすら面倒くさがってしまい、1週間前とかに慌てて予約を取る人だっているかも知れないです。でもなんだかんだでブラジルには行けると思います。

何が言いたいかと言うと、結局は目的地と期間(この例であれば24時間後なのか、3ヶ月後なのか)さえ決まれば、手段は自ずと見えるということです。
将来の理想の生活をイメージしたら、それをいつまでに叶えたいか。いつまでに、というのも「今こういう仕事をしているから」とか「今までこういうキャリアを選択してきたから」というのは一切関係が無いです。

「いつまでにやりたい」と、まずは決める。そうしたら残りの期間で何をしたら良いか、それは自ずと見えるはずです。
分からなくても、世界の誰かが近しいことをやっているはずです。
その人の話を聞くなり、本を出しているなら本を読むなりすれば分かります。何よりも、まずは将来の理想の生活をイメージするのが先決です。


以上、本日の記事で最も伝えたいことは「将来の理想の生活をイメージし、そこから逆算してキャリアを選択しよう」です。
決して今までやってきたことを起点に考えないことが大事です。
将来の理想の生活に対して、過去は一切関係ないです。

過去に縛られる人生ではなく、あくまで将来を起点に自由な発想で考えられると良いんじゃないかなと思います。
僕はこれからも未来志向で、まずは僕自身が自分の目標に向かって進んでいく姿勢で周囲の人の背中を押していけるような存在であり続けます!
それではまた!

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記事を読んでいただき、ありがとうございました!

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【杉本太郎のプロフィール】
24年10月から世界一周スタートさせるべく奮闘しています|95年生まれ28歳|筑波大学 / 大学院卒→大手プラントエンジ設計2年→ベンチャーでテレアポ営業2年→日々に絶望→コーチングで人生好転→今は副業でライフコーチ|全ての人が自身のパフォーマンスを最大限に発揮して輝ける世界を創る✨

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