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2024NFLドラフト:3巡91位LBタイロン・ホッパーの紹介

しばらく間が空きましたが、ドラフトされた新人の紹介を再開します。今回はLBホッパーの紹介です。

College:Missouri
Height: 6-1
Weight: 228
Age: 23
From: Shelby, NC

カレッジの実績
フロリダ大とミズーリ大の26試合の先発出場で31.5回のロスタックルを記録した経験豊富なLB。2023年のオールSECおよびバトカス賞のファイナリスト。パッカーズの計測では40ydで4.5秒台後半をマークした。2022年の32回を含む、キャリア65回のプレッシャーを生み出したブリッツァー。スペシャルチームの豊富な経験がある。

Lance Zierleinのリポート
サイズ、スピード、敏捷性を備えたオフボールのLB。ホッパーはフィールドビジョンと感性に欠けている。彼はプレーデザインの判断が一歩遅れてしまい、カバレッジに迷っているように見える瞬間がある。サイドラインからサイドラインまでの守備範囲があり、ヒットするに十分なフィジカルを備えている。彼には穴がある一方で才能を持っているので、スペシャルチームやNFLのバックアップとしてチャンスを得るはずだ。

グートクンストGMの言葉
彼は本当にフィジカル、スピードがあり、ブロッカーを相手にしたときにストップするパワーはかなり印象的だ。非常に真面目な男で、ディフェンスを変えるのに貢献してくれるだろう。今年のミズーリ大の守備は素晴らしかった。 彼らには優れた選手が何人もいたが、彼らはとてもよく指導されていると思う。タックラーとしての彼の能力は本当に印象的だった。

ジャージナンバー

RAS


個人的な評価
LBとして理想的なサイズがありタックル力のある選手。LBらしいLBで強烈なタックルと守備範囲の広さはNFLで通用するレベル。ブリッツの能力は稀有なものがありキャリアで9.5サック、65プレッシャーはオフボールLBとしてはかなりのもの。カバレッジは下手では無いが、それを売りにするほどのレベルには無い。彼の1番の問題はミスタックルが多いこと(最後の2年間で33回、22.7%)。それが解消できればNFLでスターターになれる可能性もある。

パッカーズでの期待
ウォーカーや2巡のクーパーよりもMLB向きの選手。良いプレーだけを取ってみると十分にNFLのスターターになれるが、そのためにはミスタックルの多さを改善する必要がある。
4-3でLBの出場機会も増えるので、キャンプではマクダフィと3番手の争いをすることになるだろう。もし、彼が3番手以上の選手になればクーパーとともにしばらくはLBのポジションは安泰になる。
また、スペシャルチームでの活躍も期待されるところ。怪我が無ければロスターには確実に残るので、LBだけではなくコアスペシャルチーマーとして貢献できる選手になることを望みたい。

GO!PACK!GO!

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