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旦那のチンピラムーブを見たマダム「粋だねェ!」


私は《同じ現実が言葉ひとつで全く違った印象になること》に、とても心を動かされる。



朝から、旦那の運転で出かけてきました。


役所で私が手続きをしている間、旦那は駐車場で待っていたんだけど

車に戻ったら、面白いことがあったって聞かせてくれたよ。


別の車で来た老夫婦となんやかんや(略)あって、直接あちらの運転席側まで行って

旦那「見えてっから大丈夫だよ!驚かせて悪ぃね!」

と、話をしたらしいのね。


運転なさってた男性は(((;゚Д゚)))←こんな感じ、だったみたいだけど

今度は助手席から降りた奥様が、自分の車で電子タバコ吸いながらスマホゲームしてる旦那に話しかけてきたんだって。


『兄ちゃん、江戸っ子か?今どき珍しい、粋だね〜。』


………

……


私がいつも「チンピラじゃん。」ってツッコんでるやつ(笑)、

“江戸っ子”とか“粋だね”って言うと

そんなに悪い感じしないな…むしろアリ。

(東京の下町に生まれても育ってもないけど)



旦那「Mikakoを家に帰したあと、俺サラシ買いに行く!1500円くらいだから!」


私「全然良いんだけど、今どきサラシ買う若者なんて珍しいよね〜…マダム、江戸っ子見れて嬉しかったろうね。笑」


旦那は根っからの祭り好きで、太鼓とか神輿を幼い頃から続けてる人。

決してヤンキー目的のサラシではないし、反社会的な組織に属してもないんだ。笑

今度のお祭りは、サラシが必要。



その後、ゲーセンで一緒に太鼓の達人やったり

たこ焼き食べたりペットの餌買って、私のメンクリ受診して薬を受け取って。

(普通にデートやん、楽しかった。)


その中で、頻繁にチンピラムーブする旦那に

「江戸っ子じゃん!」「粋だね!」

って言ってみた。


私「『ヤバい』と同じくらい『粋だね』の汎用性高くない?

反応に困ったら、とりあえず『よっ、江戸っ子!』って言っとくね。」

旦那「へいへい、お好きにどーぞw」



声に出したりnoteに書いてるうちに、

(別に最初からチンピラじゃなかったな、ただのイケメンだ。)

とか思い始めた。


物怖じせず、初対面の人とでも気楽に話してるだけだった。

自信があるないって次元じゃなくて、そんなこと眼中にない感じで

声も大きく堂々としてる。


それは派手にやりすぎでは…?って思うような怒り方をするときもあるけれど、

旦那が怒る理由は、私や周りの人から見ても真っ当なことがほとんどで。


私は私なりに話を聞いたり、もう少し上手い表現方法ないかな〜と一緒に考えてもらいながら伝える。


友人知人の方々は…止めてくれるけど、共感のあまり

「お前が手を汚す必要ねぇよ、俺がやる。」

みたいなことを言い出すお陰で、旦那が冷静さを取り戻します。笑


え、待って、もしかしてチンピラ…?(混乱)

全然悪いことしてないし、むしろとても優しいんだけど

文章にすると結構ヤバいな、まぁいいか…?



ちゃんと優しい人なんだぞって、伝わりそうなエピソードで終わりたいと思います。笑


私、広汎性発達障害(→自閉スペクトラム症/ASD)の傾向があるって医師から言われてて。

(診断書に書かれたのを直接見てないけど)


伝え方・受け取り方の“当たり前”が独特なようで、家族とのコミュニケーションでも

結構な頻度で意図を誤解したりされたり、難があります。



私「接する人に気を遣わせてしまって、〇〇(旦那)にも迷惑をかけてばっかりで申し訳ない。

仲良くしたいだけなのに難しいな、悲しいな。。。」


父からも旦那からも《腫れ物に触るように接してる》って言われたことがあって、泣きながら旦那に謝っていたら


旦那「《腫れ物扱い》と言ったらアレだけど…

お前はとても繊細だから、傷つけてしまわないように、大切に、扱いたい。」


慎重に、丁寧に、

いつもと違うリズムで少し不自然だったけど、私の流儀(?)に合わせて

言葉を探して選んで伝えてくれた。



嬉しくて、泣きタイム延長。
(ありがとうございマァス!)




目に見える現実がほとんど変わらなくても、言葉は私にとって

とても痛かったり温かくて、この力に魅了されています。




🏮👘✨