こんな空気で『はなし』たい
なかなか気になる概要じゃないか…という興味と、
どういう心構え、テンションで見たらいいのだろうとちょっとした緊張感を感じつつ、少々ハラハラしながら視聴してみた。
パーソナリティのふたり?が、
専門家の極めて真剣かつ真面目な解説に
感心しながら、ゆるく楽しく話し合っている。
…いや、これ、ためになるだけでなく
めっちゃ楽しいな…!
なんとなくタブー視したり、
ちゃかしたりしかねない性と生の話を
「こんな風に話していいんだよ」
「別に恥ずかしがることじゃないよ」
と、あくまで自然体なのが心地いい。
「(各地で崇拝される男性器に比べて)女性器のバリエーションが少ないのが悔しい」とナチュラルに残念がれるサーヤさん、
素直に驚き、すぐに己を省みるまっきい、
やたらさわやかなナレーションの増田 明美さん…
このキャスティングが実に素晴らしい。
いや、絵作り、雰囲気作りひとつとっても
性と生という普段言いにくいテーマを
なるべく自然にフツーに話せる番組を…!と
製作サイドが非常に丁寧に心を砕いているのが伝わる。
このテーマで取り上げる以上、真面目すぎてもいけないし、
ちゃかしすぎても意味がない。
真面目過ぎず、ふざけ過ぎず、かつ楽しく笑える…
そういう奇跡的なバランスを成立させるために
かなりの時間をかけているものと想像する。
学問的興味はもとより、こういう風に受け止めて話せる空気がいいのだ。
大事なことだけど、大事なことだから
こんな空気でフツーに話せたらいい。
大人がこういう風に話せているのは、
10代くらいから見てもらっても安心できるような気がする。
過去の内容は下記のサイトからいつでも見られるようだ。
(番組全てではないので、ふたりの掛け合いはカットされている)
各テーマのタイトルだけでも気になるので、
ちょっとみてみてはいかがだろう。
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